近5年傾向Pickup
・開幕週で行われる近年はスピード指向、特に前走1600m以下出走の距離延長馬か、近2走以内に3コーナー5番手以内の先行経験のある馬(過去5年で4人気以下で複勝圏内に好走した8頭全馬が該当)
・高速上がり実績も有効、特に近2走以内に上がり順位3番手以内(過去5年で4人気以下で複勝圏内に好走した8頭中5頭が該当、直近2年の3着内好走馬も全馬が該当)
・スピード指向で、父ノーザンダンサー系、キングマンボ系、父か母父米国血統馬が走る(過去5年で4人気以下で複勝圏内に好走した8頭中7頭が該当)
・父か母父がロードカナロア、アドマイヤコジーン、フランケルなど、短距離重賞実績のある種牡馬の血を持つ馬も毎年走る
・ステイゴールド、ハーツクライ、マンハッタンカフェの系統など、中山芝重賞巧者のサンデー系種牡馬の産駒も有効(該当馬は過去5年で6頭が馬券に)
総括
過去5年の中山記念で、当日単勝4番人気以下の立場から複勝圏内に好走した8頭は、全馬が「前走1600m以下出走の距離延長ローテ」or「近2走以内に3コーナー5番手以内の先行経験」があった馬という共通項。
開幕馬場のイメージ通り、当該距離以下でも通用するスピードや、好位で立ち回ることができる前向きさなどもポイントになる傾向。
また、この傾向に伴い、血統的にもスピード指向の強い血を持つ馬は有利。
中でも、相応の才能に優れた米国型ノーザンダンサー系、もしくは日本の芝1200mG1レースに実績を持つ種牡馬の血を持つ馬は特注系。
昨年の勝ち馬パンサラッサは、言わずと知れた世界のスプリント王者ロードカナロアの産駒。
一昨年の勝ち馬ヒシイグアスは、母の父が米国の名血でノーザンダンサー系Storm Catを経由するBernstein。
2020年の勝ち馬ダノンキングリーも母の父がStorm Cat。
2018、2019年で連覇のウインブライトは、母の父が現役時代にスプリンターズS、高松宮記念で共に2着に走ったアドマイヤコジーン。
以上を踏まえて推奨馬は下記の通り。
推奨馬
シュネルマイスター…前走が1600mG1の香港マイル(香1600m・G3)からの特注ローテ。近年の中山記念は前走1600m重賞出走馬が実に6年連続で複勝圏内に好走中。父Kingmanも近年の当レースで特注系のノーザンダンサー系種牡馬。2020年6人気3着ソウルスターリング、2018年5人気2着アエロリットも、本馬と同様に1600mG1レースで勝利実績を持っていた父ノーザンダンサー系の血統馬。初距離で戸惑ったスプリンターズS、勝負どころでスムーズさを欠いたマイルCS、スタートで致命的な出遅れがあった香港マイルと、直近3走は能力を出し切れていない印象も強く、その舞台適性も含めてまともに走れば一変にも期待できる1頭。
ドーブネ…前走の白富士S(東京芝2000m)が積極的な逃げの手から粘り込んで2着好走。昨年の勝ち馬パンサラッサ、2018年6人気3着マルターズアポジーなども前走で逃げていた馬。開幕初週の良好な馬場で近走マイル戦出走馬同様に、前向きな経験をしている馬も定石通りに恵まれやすいレース。血統構成はディープインパクト×Footstepsinthesand。母父は米国競馬の名血でスピードを強化するストームバード系種牡馬。直近3年の中山記念は、パンサラッサ、ヒシイグアス、ダノンキングリーと、父か母父にストームバードの血を持つ馬が3連勝中。ディープインパクト産駒で母父がストームバード系という意味では3年前の勝ち馬ダノンキングリーを彷彿とさせるキャラクター。
※最後まで読んでいただきありがとうございました。内容を気に入って頂けたらお気に入り登録、フォローもよろしくお願いします。フォロバもします!