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査読コメントが返ってきたら最初に確認したい5つのこと

論文や学会投稿をした後に、査読コメントが返ってくると、思った以上に動揺することがあります。「かなり厳しく書かれている」「自分の研究が否定されたように感じる」「どこから直せばよいか分からない」このように感じる方も少なくありません。しかし、査読コメントは論文を否定するためのものではなく、論文をより分かりやすく、より説得力のある形に整えるための助言です。今回は、査読コメントが返ってきた時に、最初に確認したい5つのことを紹介します。① まずは感情と作業を分ける査読コメントを読んだ直後は、どうしても気持ちが揺れます。特に、自分なりに時間をかけて書いた論文であればあるほど、指摘を受けると落ち込んだり、反発したくなったりするものです。しかし、すぐに反論を書き始めるのはおすすめしません。まずは一度読み、少し時間を置いてから、作業としてコメントを整理することが大切です。査読コメントは「人格への評価」ではなく、「原稿への改善提案」です。このように切り分けるだけでも、冷静に対応しやすくなります。② コメントを種類ごとに分類する査読コメントは、すべて同じ重さではありません。まずは、指摘内容を種類ごとに分けてみましょう。例えば、以下のように分類できます。研究目的に関する指摘方法に関する指摘結果に関する指摘考察に関する指摘図表に関する指摘文章表現に関する指摘参考文献に関する指摘このように整理すると、どの部分を優先して直すべきかが見えやすくなります。特に、方法・結果・考察に関する指摘は、論文全体の論理性に関わるため、丁寧に対応する必要があります。一方で、誤字脱字や表記ゆれなどは、比較的すぐに修正できる指摘で
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初めての学会発表で準備すること|看護研究・発表前に確認したいポイント

初めて学会発表をする時は、「何から準備すればよいか分からない」「スライドはどこまで作り込めばよいのか」「発表時間内に収まるか不安」「質疑応答が怖い」と感じる方も多いと思います。学会発表は、研究内容をただ読み上げる場ではありません。限られた時間の中で、研究の目的・方法・結果・考察を分かりやすく伝える必要があります。今回は、初めて学会発表をする方に向けて、準備しておきたいポイントを紹介します。① 発表時間を必ず確認するまず確認したいのは、発表時間です。学会によって、発表7分発表8分発表10分質疑応答込みで15分など、時間設定が異なります。発表時間を確認せずにスライドを作ると、内容が多すぎて時間内に終わらなくなることがあります。目安としては、発表7分ならスライドは7〜10枚程度、10分なら10〜12枚程度に収めると話しやすいです。② スライドに文字を入れすぎない初めての発表では、不安からスライドに文章をたくさん入れてしまいがちです。しかし、文字が多すぎるスライドは、聞き手にとって読みにくくなります。スライドには文章を詰め込むのではなく、要点図表キーワード強調したい結果を中心に載せると伝わりやすくなります。詳しい説明は、発表原稿で補うイメージです。③ 研究目的を最初に分かりやすく伝える聞き手は、最初に、「この研究は何を明らかにしたいのか」を確認しています。研究目的が分かりにくいと、その後の方法や結果も理解しにくくなります。発表では、背景を長く話しすぎるよりも、早い段階で研究目的を明確に示すことが大切です。④ 結果を一番分かりやすく見せる学会発表で特に重要なのは結果です。結果スライドでは
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「考察が薄い」と言われる人の特徴|看護研究で考察を深めるためのポイント

看護研究や卒業研究、学会発表の原稿を見てもらったときに、「考察が薄いですね」「もう少し深めてください」「結果の説明で終わっています」と言われた経験はないでしょうか。実は、考察が薄いと言われる文章には、いくつか共通点があります。今回は、看護研究でよく見られる「考察が薄い」と言われやすい人の特徴について紹介します。① 結果をもう一度説明しているだけ考察でよくあるのが、結果を繰り返しているだけの文章です。例えば、「A群では〇〇が高かった」「B群では△△が低かった」というように、結果に書いた内容をもう一度説明しているだけでは、考察としては不十分です。考察では、「なぜそのような結果になったのか」「その結果にはどのような意味があるのか」「先行研究と比べてどうなのか」まで考える必要があります。② 先行研究との比較が少ない考察では、自分の研究結果だけで話を進めるのではなく、先行研究と比較することが重要です。例えば、「本研究の結果は、〇〇らの報告と同様の傾向を示した」「一方で、先行研究とは異なる結果であった」というように、既存の研究と照らし合わせることで、考察に厚みが出ます。看護研究では、先行研究との比較が不足していると、査読や指導で指摘されやすくなります。③ 「なぜそうなったのか」が書かれていない結果に対して、「〇〇であった」「△△の傾向がみられた」で終わってしまうと、読み手は「それで、なぜ?」と感じます。考察では、結果の背景にある理由を考えることが大切です。ただし、根拠のない断定は避ける必要があります。おすすめの表現は、「〇〇が影響した可能性がある」「△△が関連していると考えられる」「□□の
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査読コメントでよく指摘される10項目|初めての査読対応で慌てないために

論文や学会誌へ投稿した後、査読コメントが返ってくると、「こんなに修正が必要なのか……」と驚くことがあります。しかし実際には、査読コメントの内容にはある程度共通した傾向があります。今回は、看護研究や学術論文でよく見られる査読コメントを10項目紹介します。事前に知っておくことで、論文作成時にも役立つはずです。① 研究目的が不明確である非常によく見られる指摘です。査読者は、「この研究は何を明らかにしたいのか」を最初に確認します。目的が曖昧だと、その後の方法や考察も評価しにくくなります。② 先行研究の整理が不足しているなぜこの研究が必要なのかが十分に説明されていない場合に指摘されます。先行研究との違いや研究の新規性を示すことが重要です。③ 研究デザインの説明が不足している例えば、横断研究質的研究半構造化面接などの方法が十分説明されていない場合です。研究方法は再現可能なレベルで記載する必要があります。④ 対象者選定の根拠が不明である「なぜこの対象者なのか」「対象者数は適切なのか」といった点が問われます。特に質的研究では指摘されやすい項目です。⑤ 統計解析方法の説明が不足している看護研究でよく見られます。例えば、なぜその検定を選択したのか正規性は確認したのか多重比較はどうしたのかなどです。統計結果だけでなく、解析方法の説明も重要です。⑥ 方法と結果が混在している非常に多い指摘です。方法では、「どのように調査したか」結果では、「何が分かったか」を記載します。この区別が曖昧になると指摘されやすくなります。⑦ 結果の解釈が飛躍している結果から直接導けない内容を書いてしまうケースです。考察では、「
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ポスター発表で評価される見せ方|見やすいポスターの共通点

学会ポスターを作る際、「内容は良いはずなのに人が集まらない」「文字をたくさん入れたのに読んでもらえない」という経験はありませんか?実は、学会ポスターは内容だけでなく「見せ方」が非常に重要です。発表時間中、多くの参加者は短時間で複数のポスターを見て回ります。そのため、最初の数秒で興味を持ってもらえるかどうかが重要になります。今回は、ポスター発表で評価されやすい見せ方について紹介します。① タイトルだけで内容が伝わる参加者が最初に見るのはタイトルです。良いタイトルは、何の研究か誰を対象にした研究か何を明らかにした研究かが分かります。例えば、× 手術室看護に関する研究よりも、○ 器械出し看護師が評価する「良い器械の渡し方」に関する検討の方が内容が伝わります。② 文字量を減らすよくある失敗は、論文をそのままポスターに貼り付けることです。学会参加者は論文を読みに来ているわけではありません。ポスターは、「一目で概要が分かる」ことが重要です。文章ではなく、箇条書き図表写真を活用しましょう。③ 結果を目立たせるポスターで最も重要なのは結果です。しかし、背景が長い方法が大きい結果が小さいというポスターも少なくありません。研究で最も伝えたい部分は結果です。面積配分としては、結果を最も大きくすることをおすすめします。④ 色は3色程度にする色を増やしすぎると、かえって見づらくなります。おすすめは、ベースカラー強調色補助色の3色程度です。特に赤や黄色は、本当に強調したい部分だけに使うと効果的です。⑤ 図表は遠くからでも読める大きさにするポスターは近くで読むだけではありません。数メートル離れた位置からでも
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