中国語で会計・税務講座⑩【付加税】
中国ビジネスを展開する中で、中国語でのコミュニケーションにストレスを感じることの他に、中国特有の商慣習を含むビジネスに対してストレスを感じられる方を多々見受けます。
一般的な理由としては、駐在の方の場合は営業職や技術職の方が多く、日本では経験していない経理職(会計税務関連)など管理面での対応をも求められるため業務範囲が膨大となるからのようです。
そこで私(私の会社上海MTAC)では、中国ビジネスに携わる方のストレスが少しでも減ることを目標にシンプルな教材を作成し展開しております。
モットーは、
‟ココさえ押さえておけば、中国駐在も、中国子会社の財務担当とのコミュニケーションも大丈夫!”です。今回の中国の会計税務用語は 、『付加税』についてです。
Fù jiā shuì 附 加 税
当月の納付すべき増値税額や消費税額(※)を課税標準にして課される税金。(※消費税は酒・たばこ・高級化粧品などの非生活必需品や贅沢品にかかる税目) 日本語で『付加税』と訳される。付加税によく似た言葉に付加価値税(value-added tax, VAT)があるが、中国では増値税が該当する。 増値税についてはココナラブログで改めて紹介いたします。
なお、現行の付加税には『都市建設税』『教育費付加』『地方教育費付加』の3税目があり、
それぞれ税率が異なる。 下表の付加税一覧をご参照ください。
【付加税一覧】【付加税の算出方法】
当月の納付すべき増値税額 10,000元、納税者の所在地が市区の場合
10,000元×(7%+3%+2%)=1,200元 なお、
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