中国は確定申告も『アプリ』でできます!

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ビジネス・マーケティング
中国販路拡大コンサルタントをしている太田早紀です。
弊社(上海MTAC)では、新たな中国販売チャネルの開発を行っております。中国での販売や入金についてご興味ある方、お気軽にお問い合わせください。

目次
①日本人もアプリで確定申告できるの?
②税額控除や医療費控除もアプリで申告。
③落としあな!アプリの初期設定。


①日本人もアプリで確定申告できるの?
できます。
中国政府は中国籍や日本人を含む外国籍を問わず、中国に住む個人に対して個人所得税のアプリの導入を積極的に進めています。
※所得税は中国では『個人所得税』と言います。

       ↓携帯にダウンロードした個人所得税のアプリ
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②税額控除や医療費控除もアプリで申告。
基礎控除以外に、『子女教育費控除』や『両親の扶養控除』など6項目にわたる税額控除が中国にはあります。
そのほか、多額の医療費を支払った場合の医療費控除もあります。
これらもアプリで申告ができます。
なお、医療費控除をのぞく6項目の税額控除については会社が従業員に代わり行うこともできます。

ただし、従業員の確定申告のためではなく、会社には従業員の個人所得税を毎月申告・徴税代行する義務があるため、毎月の個人所得税申告のためです。

毎月の個人所得税申告のためであることから、税務局への情報の伝達は、従業員個人のアプリではなく、会社が使用する個人所得税用の電子申告・納税システムを使用します。必要な情報を入力することで税務局側に伝達されます。


③落としあな!アプリの初期設定。
ここまでアプリの必要性について記載してきましたが、残念ながら現時点では当アプリが外国籍の身分証(パスポート)に対応していないため税務局窓口での登録が必要です。 (現時点は20年5月頃)
アプリをダウンロードしてから、税務局窓口へ行くことになります。



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