展示会について2ーーー中国事業についてのご相談はお任せください!

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ビジネス・マーケティング
皆さんこんにちは。
コロナももうそろそろ終わって欲しい今日この頃。
日本を出れない事で色々止まっている事も多いですが。。。

今日は先日のブログで書いた、日本と中国の展示会の違い。

中国でのビジネススピードが日本の3倍以上のスピード感で動いているからです。
の所を少しお話しさせて頂きます。

「これってつまりどういう事?」
って質問もあるかと思います。

まず、中国のビジネススピードについてですが、
本当に早いです。
極端に言えば、今日中国側の商社が欲しがった物が明日には要らない
と言った事も起こり得ます。

これは商材だけでは無く、賃貸物件などにも見れます。
実際私が上海に住んでいた時に引越し先を探すために不動産屋で部屋を探していた時の事です。
1日で5部屋ぐらい見せてもらい、2部屋気に入ったところがありました。
不動産屋のデータでは、その日に出た新物件です。
5部屋回った後、家に帰ってあの部屋が良いと電話すると、
もう無くなっちゃったよ」と。
2部屋ともです。
ほんの1時間の間に違う人が借りてしまった。
と言う訳です。

今や世界各国で似たような物が売られたり、作られたりと、
その時々で売れる物を探しているのが、バイヤーです。
もちろん日本のバイヤーのみなさんもそうです。

ただ、中国に関してというか、海外企業全般に言える事なのですが、
展示会に来て、気になる商品を出していて、それが実際に探している商品だったら、先ず買います!(すぐに契約準備します)
これはどういう事かと言うと
ライバル業者に先を越されたくない。今あるビジネスチャンスを最短で結び付けたい。
と言う考えからになります。

また、中国では人口も多いし、当然企業も多い。
いつどこでどんな商品を作ったり、買い付けたりしているかわかりません。
じっくり持ち帰って商談していたら、すぐに先を越されてしまいます。
そんな事から企業もチャンスのある商材はすぐに買い付けます。

私は、中国の展示会に出展する企業様へは、一番最初に決めておいて下さいと言う事が4つあります。

1、中国市場を攻める事を本気で取り組む期間における入り口と出口

2、中国企業と取引する場合の下代と上代

3、中国企業と取引する際の最大ロット

4、中国の展示会に立つ人の裁量権

この4つを決めて頂いています。

どう言う意味かお分かりでしょうか?

私がこの4つを決めてもらうのは、先に書いた、中国企業さんが買いたいと言う時に、どれだけスピードを持って契約できるかと言う事です。

展示会は商談の場と言うのにも関わらず、これを準備する方が少なすぎる。と言うのが私が、日本企業様の展示会での状況を見て感じる事です。
だって、中国の展示会に出ているんですから、当然中国での売値や、取引に関する事も決めてきていると考えて、バイヤーさんは商談を持ちかける訳ですから。
中国のバイヤーに、日本ではこんな感じでいくらで売っている、いくらで卸している。なんて言っても意味ありませんよね?

また、すぐに欲しいと言うバイヤーに対して、持ち帰って連絡する。
なんて言ってもチャンス逃すだけですよね?

確かに中国、企業によっても良い悪いが出てきます。
信用情報とか、そう言った事も含めて気を付けないと行けないところも多いです。
なので、展示会出展にもしっかりとしたサポート企業や、しっかりとサポートしてくれる人を見つける事が大切なんです。
また、サポート企業によっては、外面だけ良くて、中身は何にもしてくれないなんて企業さんもかなりおられます。
そう言った企業に当たらない為にも、中国進出の際は、しっかりと下調べする事をお勧め致します。

次回は、先ほど書いた、先ず決めて頂く事4つについて説明したいと思います。
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