展示会について3ーーー中国事業についてのご相談はお任せください!

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ビジネス・マーケティング
みなさん、こんにちは、先日弾丸で福岡へ行っておりました。
友人、知人の活躍を目にし、自分なんてまだまだだなと思い返す事ができました。

本日は、先日のブログで話した、以下の内容のお話を書いてみようと思います。

私は、中国の展示会に出展する企業様へは、一番最初に決めておいて下さいと言う事が4つあります。

1、中国市場を攻める事を本気で取り組む期間における入り口と出口

2、中国企業と取引する場合の下代と上代

3、中国企業と取引する際の最大ロット

4、中国の展示会に立つ人の裁量権

みなさんこれを伝えても結構蔑ろにしがちな部分があります。

先ずは今日は1について書かせて頂きます。

入り口と出口と言うのは、予算、期間、目標と言うところで考えていただきたいと思います。
先ず初めに「中国市場を攻めよう」と考えた時、みなさんならどうするでしょうか?
市場について調べる。ターゲットについて調べる。実際に自社の商品であれば、どれが向いているのか。とかって考えますよね?
では、目標は?と聞かれたら?
今だったら越境ECのバイヤーに買ってもらいたいとか。
色々な意見とか希望とか出てくるんです。
では、期間は?と聞いたら、
基本的に早ければ早い方が!今回の展示会で決めたい!とか。
結構夢みたいな事言うんです。

私はそれはお勧めいたしません。
先日書いたブログでもあるように、展示会というポジションを考えてプラン立てして欲しいからです。

イベントマーケティングにおいて、運要素というところは絶対に出てきます。
それが、自国→海外へのマーケティングなら尚更です。
タイミングだったり、人の流量だったり、天候だったり、全てが重なって初めてイベントという物が出来上がります。
ただ、そのタイミング、人の流量、その他の条件を揃えた場合、確実にWEBよりも効果は高いです!
じゃぁどのように進めるのか。

本当に必要なのは、この入り口と出口です。
オンライン、オフライン。両方に言えます。
いつから初めていつまでにどこまでのところに持っていきたいか。
また、最終はどこまで全力でその市場に力を注げるか。
最終目標はどこなのか。
今では良くKPIとかKGIって言われますね。
横文字で何か物知りぶっている人達が本気で嫌いなので、あまり私は使いませんが。

改めて話すと、中国という市場に100%の確実性はありません。
不確実性の中でスタートして、不確実性の中で進めていく。
そんな市場です。

今はベンチャーキャピタルや、色々と可能性があるところに投資を進める企業さん達がかなりいますが、日本の小規模事業者様達が、欲しいのは確実性。これは本当にそうだと思います。
でも中国市場に確実性は無いって私は言っちゃってます。笑
はい。
だからしっかりと下調べして、進めながら、見切り発進でも、修正しながら方向性を調整するんです。

例えば、美容系の商材を扱っている企業様。
ちょっと前までは、日本に来た中国人観光客様達の「爆買い」と呼ばれる代理購買ビジネスでかなり潤ってましたね?
それを中国政府は銀聯カードの使用上限を定めて、中国人が海外で使用できる金額に制限をかけました。
ここで、オフラインの売り上げは下落します。
誰がこんな事考えたでしょうか。

これが転換期となって、越境ECという方法で展開を進める流れになりました。ですが、この越境ECも使用上限額が細かく設定されているんです。
確かに、人口はかなりいますから、それなりに売り上げ上がってるように見えますし、便利ですし、特に販売員がいなくてもシステム連携などしておけば、かなり経費削減した上で売れるように感じます。
そこに越境EC業者は目をつけます。
越境ECサイト内の広告です。
まだ中国で有名になっていない商品に対して、中国人が買わない事を知って営業してますから。

そう考えると、結局スタートを越境ECにすると余計に手間がかかってしまう事も多くあります。

たまに
「越境ECに出したいという会社のオファーでこっちの路線で行くから、もう展示会はいらない」と色々と展示会出展や、その他のコンサルを一度は断ってきた小規模事業者の社長さん達。
十中八九、その後3ヶ月〜半年で相談に来られます。
「全然売れないから商品返したいって言われた」とか
「売るために広告費出してくださいって言われた」とか。

大体こんな感じの企業さん達は、そこから悩んで悩んで結局使った額も取り戻せず、中国市場を一回諦める事になります。

なので、みなさんには、本当にしっかりとプラン立てして中国市場に臨んで欲しいですね。

今書いている私自身も、実際にWEBマーケティングを勉強中です。
それは何故か。
オフライン→オンライン、オンライン→オフライン
これを実際に本気でやりたいからです。

皆様の確実な中国市場開拓のために、着実に対応可能な業務を増やしますので、皆様お楽しみに。

それでは、次回は決めて頂きたい4つのうち、2と3について書かせて頂きます。
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