コロナの時代ですね。

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ビジネス・マーケティング

挨拶

初めてブログを投稿させていただきます。中国駐在員のウッシーと申します。
私は日本の会社の中国法人に駐在しております。
1年のほとんどを中国で暮らしております。中国だけだと累計で17年目を迎えようとしています。幸い今年の春節休み(日本で言うところの正月休み)を中国で過ごしていたので、春節明けのコロナに伴ってず~っと中国に滞在することが確定しました(笑)
 まぁ、これも私の日常と大きく変わりがないのでコロナであろうとなかろうと頑張って仕事をするだけです。

弊社の業務説明

 先に分かりやすく弊社の説明をさせていただきます。
日本本社は1871年創業の家庭用品では一番歴史の古い会社です。そして中国法人はその100%独資で2002年に中国青島を開業しました。
中国青島法人は検品物流センターと販売の機能を持ち合わせています。
日本本社が企画デザインした商品を中国青島法人を通して、関連生産工場で委託生産をし、その半完成品を中国青島法人に保管。日本本社の注文に合わせて検品、組立加工、梱包作業を行い完成品にした状態で輸出をします。
企画デザイン中の「ハウスブランド」とOEM商品は中国国内、韓国、東南アジアを中心に販売をしております。

日本本社の状況

 日本本社の仕事は7月までは2019年に取ったオーダーで仕事をいただき、それから2021年柄が出てきたのでそちらの生産、加工、輸出につなげられておりました。またWEB展示会とWEB発注等の営業方針の切替で変わらず良い評価をいただくことができたのも仕事が途絶えない理由の一つであります。
 一つ残念なのは、コロナの影響が根深く日本の消費自体が伸びないでいるということです。今この時期は秋冬商品の仕込みで忙しくしております。

中国法人の状況

 中国の方はというと、日本に比べてコロナの拡大が縮小傾向にあるのですが消費者の精神的な影響根深く、消費はまだまだ完全には戻り切っていない状態です。それでも中国国内販売の昨対で2/3まで回復できています。有難いことに3、4月の時は日本本社からの仕事が7月までは確定していたので(やり切れずに外注にコンテナ20本分を出した)何とかなりそうな感じでした。
 しかし7月以降は日本輸出に伴う業務が縮小することが分かっていたので、何とかして生き残る方法を模索しながら5、6、そして7月を迎えるに至りました。この時点では消費が2/3まで回復してくるとは推測できませんでした。
 そして8月。これから夏が終わり秋冬を迎え空気が乾燥するようになると、何時コロナが復活するとも限りません。
それで国内販売の不足分を補うべく5,6,7月と模索をした結果「自社ハウスブランド商品だけを流通するのではなく、他社商品も併せて営業販売」すべく「雑貨屋」一号店をオープンすることになりました。
そして他社商品ということでもう一つが、
こちらcoconalaサイトに登録させていただいた「営業代行業務」を開始することです。
私は中国法人のスタッフと一緒に、駐在15年間中の10年を営業外回り兼業で勤めてきました。毎年中国全土に営業し展示会にも参加し多くのバイヤーに出会いました。今では300軒を超える取引先が定期的に「自社ハウスブランド商品」を注文してくれます。

WEBでの発注は実は歴史が古い
 今はコロナですね。しかしコロナ自体は中国の営業にあまり影響がありません。なぜかと言うと微信「wechat」アプリを使った注文や自社システムで発注が随時上がってくるからです。2015年くらいから既にSNSによる発注が習慣化しているので特別なことがない限りわざわざ会って商品を紹介する必要もありません。こういう時こそ新しもの好きな中国気質が生きてきます。
 これにより、他社が保有している商品もバイヤーか、別の部署のバイヤーに話をつないでもらえば営業が可能になってきます。それほど難しいことではありません。それに弊社は「日系企業の問屋」として既にある程度の信用と知名度が中国国内にあります(ベトナムもそうですが)。
 このコロナを機に、他社商品を自社商品と同じタイミングで営業をすることで2/3になった生産能力の空きを3/3、分母を越えて4/3と拡大していきたい考えです。
 もう弊社は既に、雑貨屋商品をバイヤーにも営業を始めましたので、これ以外に日本の商品があっても同じように営業を進めればそれで良いのです。

これからのブログに関して
これから私がcoconalaブログに掲載させていただく内容は、中国の市場、営業状況、コロナの状況等に絞りたいと思います。定期的にUPしていきますのでご拝読ください。よろしくお願いいたします。

敬具




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