奪い合えば足らぬ、分け合えば余る
奪い合えば足りなくなり、分け合えば余る。
この言葉は、人々の行動には奪い合う心理と分け合う心理の両方が存在し、その違いは個々の環境や考え方によって異なります。
奪う人の心理には、競争的な環境で育まれた競争心や不安、自分の利益を追求する考え方が影響している可能性があります。
一方で、分け合おうとする人は、自己の利益だけでなく他者の利益も考慮し、共感や協力を重視する傾向があります。
人々の行動に影響を与える要因はさまざまであり、環境や社会的背景がその一因となります。
足りない環境にあるからといって、必ずしも奪い合うことが唯一の選択肢というわけではありません。
足りない状況でも、人々は協力し合い、支え合うことができます。
私も東日本大震災の時に、公共機関が全て止まってしまい、長い距離歩いて帰ることになりましたが、そんな中、お店の方々が、飲み物や食べ物を無料で提供している姿をたくさん見ました。人の優しさに触れて泣きながら歩いて帰った事を思い出します。
他者への思いやりが分け合う行動を促し、周りに良い影響を与えます。
サッカーでもその心があれば、きっと周りの人に良い影響を与える選手になれると心から思います。