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暑さを感じるようになったら食中毒の季節#8

こんにちはゴールデンウイークが迫る中お休み中はBBQをやるぞ!!と思っている方も食中毒には注意が必要です。暑さを感じるようになったら食中毒の危険が常にあることをお忘れなく。 BBQではついついノリで焼けていないにも関わらず半生のお肉に手を付けてしまう。なんてこともしばしばですがそれはとっても危険です。焼こうと思っている食材には食中毒菌がたくさんついています。食中毒菌とは判断できなくてもそこに菌がついていない食品はありません。また野外の土にはたくさんの菌が存在するのでいつもと違った環境で調理することでそのリスクが上がります。 食材はしっかりと保冷しておくこと。食材には火をしっかりと通すこと(火力が弱いのもNG)生肉、生海鮮、生の野菜を使った箸やトンでで絶対に調理済みの食材を触ら ないこと。できればサラダなどは食べない。調理したらすぐ食べる体調の悪いときはBBQに参加しないなどです。食中毒菌には数十個体内に入っただけで食中毒を起こすものや調理前に毒素を作り、加熱をした後も毒素は壊れず食品に残っている。というものも存在します。正しく、おいしくたべて健康にゴールデンウイークを過ごしましょう。今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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883.厚労省が有毒植物の“誤食”に注意喚起

厚労省が有毒植物の“誤食”に注意喚起 スイセンをニラと勘違いするケースも 暖かくなり、山菜採りに出掛ける人もいると思います。そんな中、厚生労働省が、有毒植物を誤って食べたことによる食中毒の事例が毎年発生しているとして、X(旧ツイッター)の公式アカウントなどで注意を呼び掛けています。 有毒植物の誤食で死亡例も  厚生労働省によると、有毒植物のスイセンやスノーフレークをニラなどと間違えて食べてしまう事例があるということです。スイセンやスノーフレークを食べると、食後30分以内に吐き気や嘔吐(おうと)、頭痛などの症状が生じるといいます。  また、有毒植物のイヌサフランを食べると、嘔吐や下痢、皮膚の知覚減退、呼吸困難などの症状が出るほか、重症の場合は死亡することがあるということです。イヌサフランの葉はギョウジャニンニクの葉やギボウシの葉、イヌサフランの球根はジャガイモやタマネギなどの球根とそれぞれよく似ていて、間違いやすいといいます。  厚生労働省は「食用と確実に判断できない植物は、採らない! 食べない! 売らない! 人にあげない! 体調が悪くなったら、すぐに医師の診察を」とXで呼び掛けています。✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ . 🔮 ご購読に感謝です♡(^^♪💚💖💜 💚💛起きることは全て良きこと💛💚 💛💚何かが起きたら「幸せだなぁ~」と声に出しましょう💚💖 .✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ブログのご意見やお問合せ: https://coconala.com/users/2610093 .✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚.. ._____💗______💛____
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伝統的な漬物が販売できなくなるということ#2

こんにちは食品衛生管理法が厳しくなりました。衛生基準を満たす施設でないと漬物製造が難しくなりました。愛媛県のニュースで話題になっておりましたので紹介いたします。「食品衛生法改正に伴い、漬物製造が許可制となり衛生基準を満たす施設などが必要になったため、自宅で手作りして道の駅などに出品してきた愛媛県内の多くの高齢者らが対応できず、5月末の経過措置期限までに生産を諦めようとしている。」とのことです。漬物製造業者は様々な条件が求められます。「住居と製造場所が区画されている」 ペットの侵入、ネズミや昆虫の侵入対策が十分されていることが望ましい 「床面や内壁が不浸透性の材料で作られている」 漬物には塩が利用されるので清掃しやすい床や腐食しにくい素材の床や内壁が必要になります。 「浅漬けを製造する場合は製品が10度以下となるよう管理する」などの満たす必要がある。 どの条件も食中毒を防ぐ対策の一つになります。  過去に北海道で白菜の浅漬けによる集団食中毒が発生し8人が死亡したのが法改正の発端で、国際基準「HACCP(ハサップ)」に適合した食品衛生管理が義務づけられました。   高齢のかたは融資などを受けにくくやむなく廃業を決めた人もいるそうです。食中毒を絶対起こしたくない側からすれば基本的な内容ですが、どうも詳しい条件など内容が伝わっていないような感じがします。 当局関係者ではないので無責任なことは言えませんが研修や説明機会の不足が否めないという感じがします。 これから食品を作る条件は軽くなることはないのでもっと研修、勉強会の機会が増えいって欲しいなと思いました。下記の出品で食品衛生の事につい
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チェック項目の点検をうまく機能させよう#1

 年明けからいろいろな事柄が続き不安になることも多くなりましたが、どんなことが起きても頑張るぞ。という気持ちで生活していきたいと思っています。よろしくお願いいたします。 一番思っているのは点検、チェックすることの重要性をもっと大事にしていきたい感じている点です。 「菌」は目に見えないものなので常に見えなくても安全に「菌」が扱えるように毎回チェック項目を作ってチェックしています。(私はそのチェックを確認する担当)意外となあなあ行っている人が多く再度チェックしてもらうことが結構あります。洗面台に泡排水溝にゴミ机が水でびちゃびちゃ個数が違う等、これはNGです。それなのOKにチェックを入れてくる人がいます。その程度では大丈夫と思っているかもしれませんが、これが管理できていない=大きな事故(食中毒)につながる可能性になります。指差点検も今年は始めようかなと思います。こんな見えないものを扱っている私からこのブログを通じて少しチェックを怠らない大切さも少し書いていきたいなと思いました。今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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臨機応変ではいけない部分。工程を守る重要性#42

こんにちは今年も残りわずかになりました。クリスマスに楽しみにしていたケーキがぐちゃぐちゃになっていた話を聞き心を痛めると同時に「目で見えるものだから」良かったよね。と思ってしまいます。見えないものほど怖いものはありませんから。 普段目に見えない「菌」を扱っているのでどのような場面で「菌」が混入し、食中毒の発生が危惧され、それに対しでどのように対処するかすべて把握して行動しています。 それを食品安全に生かそうと考えシステム化したものが「危害要因分析重点管理点HACCP」の考え方です。 ケーキの材料には小麦、卵、牛乳、生クリーム、砂糖、フルーツ小麦(カビ毒)卵(サルモネラ菌、カンピロバクター菌)牛乳 生クリーム(黄色ブドウ球菌)、フルーツ(多種多様々な菌)などどの材料にもたくさんの菌が付いています。洗ってもすべて取り除くことは出来ず、食品中で増えます。これを安全に製造から口に入るまで届けるためにHACCP工程がつくられています。 この工程を守らないと必ずではないもののどこかで食中毒危害が発生する可能性が高まってしまいます。 更に問題が起きた時にどこで問題が起こったのかすぐにたどることができるようにHACCP工程ではトレーサビリティシステムを施しています。「ケーキがぐちゃぐちゃになった原因がどこにあったかわかりません」のぐちゃぐちゃが食中毒菌に置き換わったらどうでしょうか?「どこで食中毒菌が混入したかわかりません」で片づけられるでしょうか。口に入る食品には絶対にあってはならないことです。食中毒菌は見えないの口に入れてしまいます。 イチゴの入荷が遅くなり、2週間冷蔵の工程を臨機応変に1
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切ったリンゴでも食中毒#40

こんにちはメロンに続きリンゴでも食中毒が起きてしまいました。 原因菌は腸管出血性大腸菌O157。メロンでの食中毒はサルモネラ菌ですので違う菌による食中毒です。 腸管出血性大腸菌はO157以外にO26、O111、O103、O145など100種類以上の血清型があります。ベロ毒素という毒素を作り、その毒素は赤血球や腎臓に作用して溶血性の尿毒症を起こします。激しい腹痛、下痢、鮮血便など重症化することがあります。 大腸菌はどこにでも存在しますし、牛や羊の肉についていて直接口に入り食中毒の原因になったり、洗浄不足により大腸菌が付着していた調理器具を介しての2次汚染もあります。 今回、試食で提供されたリンゴによる食中毒は、2次汚染によるものが強いと思われます。または生肉を扱った後やトイレを利用した後に十分手を洗わなかった事による汚い手での調理の可能性もあります。入れていた容器が汚染されていた可能性もあります。 食中毒は様々なところで様々な菌によって起こりますので食べ物を調理する際にはどのようなリスクがあるか考えて扱う必要があります。 菌についてのリスクや予防法について知りたいなども説明させていただいております。食中毒は知ることによって発生を少なすることができます。食中毒を減らして毎日おいしいものを食べたいですね。 今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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珍しいメロンでのサルモネラ菌による食中毒#39

こんにちは 今朝、メロンでの食中毒のニュースがアメリカより入ってきていました。メキシコ産のカンタロープという種類のメロンを食べた人が下痢や嘔吐などの症状の食中毒症状、2人が死亡したとのことでした。原因はなんとサルモネラ菌。本来サルモネラ菌は生の肉や卵を介した食中毒がほとんどで日本でも毎年数十件は報告がありますが、メロンが原因食材になったことはありません。メロンにサルモネラ菌が付着していた可能性があるとのことでした。サルモネラ菌は熱に弱く、加熱することで死滅してしましますが、メロンは生で食べるものですので口に入ってしまったのでしょう。メロンを介した食中毒は、海外で2012年にリステリア菌がメロンに付着していたことにより食中毒になった事例があり、日本でも注意喚起がされたことがありました。当時は「メロンで食中毒が起きるのか!」と話題になったほどです。くだものの皮にはたくさん菌が付着しています。それを利用してパンやワインなどの発酵食品を作るわけですが食中毒の原因菌がいることも考えておかなくてはなりません。特に近年はたくさんの人の手や流通過程を経て私たちの口に入ります。どんなところでどのように栽培され、どんな容器によって輸送され、収穫からどれくらいたっているのか想像できません。できるだけ知ることが必要ですが、わからなければあらかじめどんなリスクがあるか考えておかなければならないでしょう。更に、生で口に入るものであればさらにしっかりと洗浄し、洗浄したらすぐに口に運ぶよう心掛ける必要があるかと思います。まだ今回の食中毒事件では入院されている方も大勢いらっしゃるとのことですので早く回復されるこ
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522.「ノロウイルス」による食中毒に要注意! 11月以降に増加 予防のポイントは?

「ノロウイルス」による食中毒に要注意! 11月以降に増加 予防のポイントは? 食中毒は夏だけでなく、冬にも発生します。特に11月以降は、「ノロウイルス」による食中毒が増えるとして、厚生労働省がX(旧ツイッター)などで注意を呼び掛けています。 乳幼児や高齢者は窒息や肺炎にも要注意  厚労省によると、2018年から2022年にかけて、年間の「原因別の食中毒患者数」のうち、最も多かったのがノロウイルスの患者数で、全体の42%を占めたということです。ノロウイルスによる食中毒の年間の発生時期の割合については、「11月~2月」が53%、「3月~10月」が47%でした。  ノロウイルスに感染すると、主に吐き気や嘔吐(おうと)、下痢、腹痛、微熱の症状が出ます。乳幼児や高齢者の場合、嘔吐物を吸い込むことによる窒息や肺炎にも注意が必要です。  ノロウイルスの主な感染経路は、「感染した人が調理などをして汚染された食品」「ウイルスの蓄積した、加熱不十分な二枚貝など」「患者のふん便や嘔吐物からの二次感染」「家族や施設内などでの飛沫(ひまつ)などによる感染」とのことです。感染力が強く、大規模な食中毒などを起こしやすいのが特徴です。  厚労省は、ノロウイルスによる食中毒を防ぐために、次のような対策を呼び掛けています。 【調理する人】 ・普段から感染しないように食べ物や家族の健康状態に注意する。 ・症状があるときは、食品を直接取り扱う作業をしない。 ・毎日、作業開始前に調理従事者の健康状態を確認し、責任者に報告する仕組みをつくる。 【手洗い】 (手洗いのタイミング) ・トイレに行った後。 ・調理施設に入る前
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サルモネラ菌#38

こんにちはいつでもどこでも食べ物を食べる以上食中毒のリスクがあります。愛情こもったおにぎりでも美味しいマフィンでもそのリスクはあります。菌の事に詳しくなって食中毒を減らしましょう。今日はサルモネラ菌をご紹介します。 サルモネラ菌は2500種類くらいの仲間を表したものになります。グラム陰性菌の通性嫌気性の細菌です。生の肉、特に鶏肉や鶏卵を汚染することが多く卵の中が感染していることもあります。乾燥にもわりと強いです。  過去の事例では牛レバー刺しやウナギ、卵、調理器具からの2次感染した例があります。 10万個から100万個のサルモネラ菌が口が入ることで感染しますが稀にに10から100個でも感染した例もあります。口から入り血管に侵入、炎症を全身に起こします。 症状は激しい腹痛、下痢、発熱、嘔吐。長期保菌者となることもあります。予防方法としては肉、卵は、十分に加熱(中心部分が75℃以上、1分)しましょう。年間10万個に3個の割合でサルモネラ菌に感染した卵が見つかります。一見少ないように見えますが年間に何個の卵が流通しているか考えるとその中の1個を手にしてしまうことがあるかもしれません。サルモネラ菌に感染した卵を扱っている気持ちで食べ物を作る必要が出てきます。 冷蔵庫などの低温保存でも過信しないようにすることも大切です。作ったらすぐ食べることが重要です。 今日も最後までお読みいただきありがとうございます。 発酵食品だけでなく食品の安全についても質問にお答えしております。
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ノロウイルス

ご覧いただきありがとうございます。 本日のテーマは、ノロウイルスについてです。厚生労働省のHPによりますと、ノロウイルスによる食中毒は、特に11月~2月に流行し、嘔吐、下痢、腹痛などの症状が出ます。感染経路は、手指や食品を介して経口で感染し、ヒトの腸管で増殖します。対策としては、手洗いはもちろん、食材も十分な加熱が必要です。中心部が85℃~90℃で90秒以上の加熱で、ウイルスが不活化されると言われおります。食品工場等では実施されておりますが、ノロウイルス対策に効果のある塩素を使ってトイレを清掃され、集団感染を未然に防ぐ努力をされております。もしこの時期に嘔吐された場合は、ノロウイルス感染を疑った消毒をされる事をオススメいたします。1000ppm=0.1%の濃度が有効とされております。市販の塩素系漂白剤では次亜塩素酸ナトリウム濃度が約6%ですので、水3Lに対してを50mLの溶液を作ってください。ちなみに、業務用の濃度は約12%です。嘔吐物は周囲にも飛散している可能性がありますので、嘔吐物から半径2mの範囲は消毒されると良いです。嘔吐物を処理される方は、使い捨てマスク・エプロン・手袋などを着用し、二次感染を防止してください。すべての汚染物はビニール袋を二重にして、廃棄してください。また、汚染物処理キットなどでネット検索すると、すべてがセットになった便利な商品も販売されております。使い方、消毒方法、廃棄方法なども一緒に記載されているものも多く、オススメです。普段の感染防止対策は、食器など食品と触れるもの、ドアノブや手すりなど多くの人が手を触れる所の消毒が有効です。こちらは200ppm
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ボツリヌス菌#37

こんにちは街がイルミネーションが映える季節になってきましたね本日は、ハムやソーセージの真空パック製品、瓶づめなど保存がきく食品もしっかりと製造しないと食中毒を招いてしまう菌のお話。  真空パック、瓶詰など常温でも保存がきく食品は、製造後に酸素を抜いて菌の増殖を抑えて保存しています。しっかりと製造されていれば問題ないのですが酸素がない状態を好む菌がいます。 意外と酸素がない状態を好む菌は多く嫌気性菌と呼ばれます。中でも食中毒の原因となるのがボツリヌス菌です。1984年お土産用として真空パックで販売されていた「からし蓮根」で発生したことで有名になりました。 現在は年に数件の食中毒事件数としては低いですが、気をつけないと死亡例もある危険な菌です。特にボツリヌス菌がつくるボツリヌストキシンという毒素は神経毒で神経を麻痺させる作用があります。 その他、脱力感、吐き気、筋力低下、神経症状(視力障害、発声困難、呼吸困難など)を起こします。 厄介なのは加熱などで毒素が壊れないことです。壊すためには80℃で30分以上(100℃で数分以上)の加熱が必要となります。 もし食べようとした食品の容器が膨張している真空パック、缶詰の食品は食べないようにしてください。また乳児ボツリヌス症といわれる毒素ではなく菌自体が体に入るために起こる食中毒もあります。ボツリヌス菌が入ってしまったハチミツ、コーンシロップから感染するため1歳以下の乳児には摂取させないことが必要です。(大人は腸が発達しているので起こらない) 2017年、生後6か月の乳児が離乳食として市販のジュースにハチミツを加えて摂取、その後、乳児はボツリヌ
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カンピロバクター菌#36

こんにちは暑い夏がいつまでもと思っていたらあっという間に初冠雪というニュースも入ってきましたね。日本はやはり季節があって趣があります。食欲の秋、秋の行楽でBBQ、鶏肉の煮込み料理など温かい料理も気になってきました、料理をする際に注意しなければならないカンピロバクター菌をご紹介いたします。暑い夏に話題になった流しそうめんでの食中毒(井戸水にカンピロバクター菌が流れ込む)でも話題になった原因の菌になります。 カンピロバクター菌は、豚肉、牛肉、鶏肉など広くの家畜の腸管に無症状で感染している細菌になります。豚肉、牛肉はスライスされて販売されていることが多いお肉ですが、鶏肉は皮つきで販売されていることが多いため皮の部分についていたカンピロバクター菌がキッチンに運ばれてしまいます。 鶏肉を扱った包丁、まな板についたカンピロバクター菌はしっかりと熱をかけたりハイター処理などしないと菌が残ってしまいます。鶏肉を水洗いする習慣がある人も一定数いるようで鶏肉を洗った際に流し台飛び散った菌によって食中毒が起きることも多いです。 BBQで生の鶏肉を触った箸で焼きあがった肉をつかんでしまった時に感染することもあります。 発熱、腹痛、下痢、血便を伴う腸炎症状が出てきます。潜伏期間が比較的長いので症状が1週間後に出てくることもあります。そのため何の食事でこのような状態になってしまったのかが特定しにくいこともあります。さらにギランバレー症候群も起こすことがあるので注意後必要です。ギランバレー症候群とは神経炎で主として筋肉を動かす運動神経が害され手足に力が入らなくなり、重度には呼吸不全に陥ることもあります。 食
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食中毒による事故例

ご覧いただきありがとうございます。 本日のテーマは、2023年に発生した食中毒事故をいくつかピックアップしました。まずは、水質調査不足による事故です。湧き水を使って流しそうめんを営業されていましたが、その水の中にカンピロバクターが含まれていました。今回は厚生労働省のホームページより、大量調理施設衛生管理マニュアルの内容を引用させて頂きますが、使用水は食品製造用水を用いること。また、使用水は、色、濁り、におい、異物のほか、貯水槽を設置している場合や井戸水等を殺菌・ろ過して使用する場合には、遊離残留塩素が0.1mg/ℓ以上であることを始業前及び調理作業終了後に毎日検査し、記録すること。とあります。すなわち、塩素による殺菌が出来ていれば、正しく塩素が添加されているかを確認していれば、防ぐことができた事故です。(※画像はイメージです。)粉末試薬を溶かすだけの作業です。塩素を含んだ水であれば、このように赤色を呈します。記録も含めて1分もあれば、作業終了します。続いては、お弁当による食中毒です。ウニやイクラなどの海鮮使った駅弁を食べた人が相次いで体調不良を訴え、全国各地で被害が出ました。こちらは、ごはんの温度が問題だったと言われています。まず先に、厚生労働省のホームページより、大量調理施設衛生管理マニュアルの内容をご覧ください。表3 冷却工程の標準作業手順(大量調理マニュアルより抜粋)① 加熱調理後、食品を冷却する場合には、病原菌の発育至適温度帯(約 20℃~50℃)の時間を可能な限り短くするため、冷却機を用いたり、清潔な場所で衛生的な容器に小分けするなどして、30 分以内に中心温度を 2
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悪しき罠にはまる…。

女性家族3人のダイエットは、順調にはこび、祖母も母も私も、それなりに体重が少しずつ減っていました。私自身、決して空腹を我慢していたというわけではなく、おやつにケーキを食べることもあれば、食後にフルーツを食べたり、極めて普通…。そう、適量を食べるようになったということです。兄が、自宅から離れたことで、「私も!」ってのがなくなったのです。そんな順調なダイエットを行っていた中学3年の春休み。私は、食中毒になりました…。母が留守をしており、一人で勝手に食べたお昼ご飯がヤバかった…。なんかちょっと酸っぱいなぁ~と思ったのですが、こんなもんかな?って思いつつ食べてしまったのです。翌日はもう…本当に目から星が出るのを初めて知りました。何を食べても、全てが一瞬で出て行く感じで、丸2日間、ほとんど何も食べれませんでした。調子が戻ってから、空腹のまま体重計にのってみると、な、なんと、たった2日間で3キロも体重が落ちていました。で、知ったのです。食べないと体重は減るんだ…。まあ、当たり前の事なのですが、そんな経験がなかったので、ビックリしたのです。そうか…。食べなければ、体重って減るんだ…。食べなければいいんだ…。はい、これが悪しき罠です。「食べなければ、体重は減る。痩せたければ、食べなければいい!」まだ、何の知識もない15歳は、この時初めて、ダイエットの悪しき罠にはまったのでした。
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食中毒防止の7S#35

こんにちは食欲の秋を楽しんでいますか?食中毒の話が大きくなっていますが、大きな規模でなくても食中毒は注意が必要です。身近では沢山起こっています。食中毒の統計数値というのは保健所が把握してはじめて数としてカウントされます。保健所はどのように数値を把握するかというと体調を崩した人が医療機関を受診し、食中毒と診断されて初めて保健所把握の数値となるので実際は医療機関を受診しない人も含めると毎日たくさんの食中毒は起きていると考えられます。#34でも触れましたが「つけない」「増やさない」「やっつける」の3つが重要ですが、さらに7Sをご紹介いたします。7S整理 要るもの要らないものを区別。いらないものは処分。整頓 要るものを置く場所と置き方、置く量を決めて識別する清掃 ゴミやほこりなどの異物を取り除き、きれいに清掃する洗浄 水、湯、洗剤を用いて汚れを洗い清める殺菌 微生物を死滅・減少・除去したり、増えないようにすることしつけ 上記5つをマニュアルや手順書、約束事、ルールを守る清潔 上記6つを発展させている製造環以上7つ食品安全ネットワークが提唱、普及させているものです。食中毒はなかなか0にはできないのですが減らすことはできます。食中毒には気を付けて食欲の秋を楽しみましょう。今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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黄色ブドウ球菌#34

こんにちは9月になっても暑い日が続きますが、そろそろぶどうの収穫が始まりワインの仕込みの季節になってきました。今年は気温が高く甘みの高いぶどうが多いようです。さて、同じぶどうでもこちらは食中毒菌のぶどうの話食中毒のニュースが多くなってきました。真夏の季節に多くなるような食中毒ですが細菌による食中毒は9月、10月の行楽シーズンに増えます。お弁当を持って出かける人が多いためでしょう。またお弁当屋さんでは大量にお弁当を作るため食中毒の規模が大きくなってしまうこともあります。 細菌性の食中毒の代表、黄色ブドウ球菌を是非知っていただきたいと思います。黄色ブドウ球菌は顕微鏡で見るとぶどうの房のように球状の細菌がまとまっているのでブドウ状球菌と言います。さらに培地に培養すると黄色い塊(コロニー)を作るので黄色ブドウ球菌と呼ばれています。黄色ブドウ球菌は特別な菌ではなく人の皮膚に住んでいる常在菌で普段は私たちの体を守っている菌になります。しかしこの菌が食品につくと毒素を作ってしまいます。さらに少し塩分があるところを好むのでおにぎりなどやお弁当の少し塩分が高いおかずが絶好の繁殖場所になります。毒素は熱に強いので加熱しなおしても分解されず食中毒を起こします。食中毒を防ぐにはが重要です。少しでもおかしいと思ったら食べないようにしましょう。
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食中毒予防の3原則

ご覧いただきありがとうございます。本日は、食品衛生に関するお話をしたいと思います。本日のテーマは、【食中毒予防の3原則】です。暑い季節が巡ってきました。この時期、一番心配なのは、食中毒ですね。どのように予防すれば良いのかを、食品衛生のプロが簡単にポイントを押さえてお話させて頂きます。覚えて頂きたいのは、たった3つのキーワードだけです。「付けない」「増やさない」「やっつける」この3つだけです。まずは、「付けない」から説明します。手洗いや器具の洗浄・消毒という事です。他にも、焼肉やしゃぶしゃぶの時、生肉用のお箸と食べるお箸を別々に用意しませんか?これも「付けない」の1つですね。総菜工場で勤務される方は、手袋を着用して作業されています。続いては、「増やさない」です。適切な温度での保管や調理後は速やかに食べるという事です。お買物やお弁当バッグでは、保冷バッグや保冷剤を使ったり、スーパーでは製氷機やドライアイスなども用意されていますね。帰宅したら、速やかに冷蔵庫へ移しましょう。また、速やかに食べる事で、食中毒予防にも繋がります。万が一、食材の加熱不足や後から何等かの細菌汚染を受けていたとしても、菌数が少なければ食中毒を発症しない事も十分にあります。逆に、速やかに喫食できず、細菌が増殖しやすい温度帯で放置してしまったことで、食中毒菌が増殖してしまうリスクがあります。細菌の増殖を考慮して、お持ち帰り弁当などには2時間以内にお召し上がりくださいと書かれていたりします。ですが、夏場は海鮮のお持ち帰りを断れる事はありませんか?その理由は、細菌の増殖速度にあります。一般的な大腸菌や枯草菌は分裂速度(
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#407 「カキ」によくあたる人、あたらない人の違いは?

「カキ」によくあたる人、あたらない人の違いは? 生食、加熱調理も関係ナシ? 内科医に聞いてみた  濃厚でクリーミーな味わいが特徴的な「カキ」。生ガキやカキ鍋、焼きガキ、カキフライなど、さまざまな食べ方が楽しめるため、「大好物!」という人も多いと思います。一方、カキといえば、食あたりを気にする人も少なくなく、「腹痛と嘔吐(おうと)が続いて、本当につらかった」「大好きなのに、あたってから食べるのが怖くて……」という体験談もあります。その一方で、「今まで、一度もカキにあたったことがない」「友人とカキを食べて、私だけ見事にあたったことがある」「カキにあたりやすい体質は変えられる?」など、カキの食あたりに関するさまざまな疑問の声も聞かれます。  カキによくあたる人とそうでない人がいるのは、なぜなのでしょうか。内科医の市原由美江さんに聞きました。アレルギーが原因の可能性も Q.そもそも、食あたりとは何ですか。 市原さん「食べ物や飲み物に含まれていた細菌やウイルス、毒素が原因で腹痛、下痢、吐き気、嘔吐、発熱などの症状を引き起こすのが食あたりです。発症までの時間は細菌やウイルスの種類によって異なります。例えば、ノロウイルスは食後24時間から48時間ほどで発症しますが、黄色ブドウ球菌は1~5時間と短めです。ちなみに、一般的には『食あたり』と呼びますが、医学用語では『食中毒』といいます」 Q.カキによる食あたりの原因は何ですか。生食と加熱調理、どちらの場合でもあたることがあるようですが、なぜでしょうか。 市原さん「カキで食あたりを起こす原因として、ノロウイルスや腸炎ビブリオ、貝毒、アレルギーが考え
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#313 “生食用牛肉”で「O157」に感染して90代女性死亡…

“生食用牛肉”で「O157」に感染して90代女性死亡… 改めて知りたい「O157」の症状と治療方法、内科医に聞く  9月15日、京都府内の90代の女性が、腸管出血性大腸菌「O157」による食中毒で亡くなりました。報道によると、女性は精肉店で購入した生食用牛肉(ユッケ)を自宅で食べた後、下痢や腹痛といった食中毒の症状を訴え、入院していたということです。これについて、「怖い…」「食中毒は命を落とすこともあるから油断できない」といった声や、「O157の症状って?」「死亡率が気になる」など、O157に関する疑問の声も聞かれます。  改めて知っておきたい「O157」の症状や治療方法について、内科医の市原由美江さんに聞きました。 潜伏期間は4〜8日 Q.「O157」とは、どんな菌で、どのような症状を引き起こすのでしょうか。 市原さん「O157は大腸菌の一種で、『ベロ毒素』という強い毒素を出す菌です。動物の腸内に生息しており、食肉やそれに汚染された食品を食べることによって感染します。代表的な感染源は、生肉や十分に加熱していない肉です。75度以上で1分以上加熱すると死滅するので、肉の中心部が75度以上になるよう、しっかりと加熱することが大切です。 潜伏期間は4〜8日で、症状は、激しい腹痛と水溶性下痢、その後に血性下痢(下血)を認めます。乳幼児や高齢者は重症化することがあり、中でも『溶血性尿毒症症候群』を併発すると命に関わります。『溶血性尿毒症症候群』とは、溶血性貧血(赤血球が破壊される、つまり溶血して起きる貧血)や血小板の減少、急性腎不全が特徴の病気です。さらに、これに続いて脳症を引き起こすこ
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食中毒予防の三原則

この時期に増えてくる食中毒について紹介します。政府広報オンラインを参考にしました。食中毒予防の三原則 ①ウイルスをつけない②ウイルスを増やさない③ウイルスを殺す①ウイルスをつけない 食中毒の原因となるのがウイルスです。 ウイルスをつけないために、手洗いうがいをしっかりしましょう。 調理器具は洗剤で洗い、食材は流水で汚れを洗い流すことが大切です。 ②ウイルスを増やさない ウイルスは温度、湿度などの環境によって増えてしまいます。 調理したものを長時間、室温に放置しておくだけでかなりの数のウイルスや最近が増え、食中毒の原因となります。 ですから、調理したものはすぐに食べ、ウイルスを増やさないようにしましょう。 もしも残る場合は、小分けにして温度が下がりやすいようにして冷蔵庫で保存しましょう。 ③ウイルスを殺す 今、みなさんが最も多くしていることでしょう。 手洗い、うがいの後の消毒です。 手や指はもちろん、調理器具や食卓にも使えます。 生の肉や魚を切ったあとのまな板と包丁は細菌やウイルスがついていることがあるため、洗剤で洗った後に殺菌しておきましょう。
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続・あなたはだあれ

私は、緑の指を持っていないのですが、植物は好きです。自分で育てようとは思ったことはなかったのですか、引っ越しをしたことがきっかけでベランダ栽培を始めました。ところが去年、ベランダ栽培で春菊を育てたが、一つ、葉っぱが違うやつが生えてきて。。。名前もわからないどこかの植物、君は一体どこから来たの?どこの子なの?というお話をブログにも書いたんですよ。今年は、ニラを植えてみました。水やりに失敗したのか、土がよくなかったのか、へろっとしたのしか出てきてない・・・。代わりに、また覚えのない植物が出てきちゃってるんですが!うちのベランダはブラックボックスか何かなんでしょうか。ですが、今回のその「だれか」さんは、花が咲き、実がなるタイプのものなので、割と簡単に身元が分かりました。なんと、朝鮮朝顔だったのです。一体、お前・・・どっからきた?お母さんは?一人でどうやってうちのベランダにたどり着いた?植物に記憶があり、口がきけたら、さぞ面白いお話をしてくれるのでしょうにね。育て方を調べていると、別名や花言葉などが出てきて、面白いですね。ダチュラ、メーテル、マンダラケ、キチガイナスビなど変な名前がついてます。花言葉は、素敵な恋人、愛敬、偽りの魅力、変装、恐怖、夢の中、陶酔、あなたを酔わせる、遠くから私を思ってうん?ストーカーにプレゼントしたい花ナンバーワン?朝鮮朝顔、毒があるので取扱いに注意しなけれはいけない植物。間違って食べてしまって、食中毒を起こした事故の報告もあるようです。↓厚生労働省「自然毒のリスクプロファイル」自宅菜園でチョウセンアサガオを台木として,ナスを接木し,収穫したナスを使ってミート
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いい加減どころか危険な情報をまき散らすテレビ-ジビエ料理について

TBSのバラエティー番組「坂上&指原のつぶれない店」で紹介されたジビエ料理がネットで大変な批判を受けているようです。 同番組で、3人のタレントがJR大阪駅近くの地下街にある飲食店を取材し、鳥取の猟師から直接仕入れたという新鮮な「鹿もも肉の刺身」を紹介したんですね。 これに対して批判が集中。 代表的な意見をまとめると以下のようになります。 「ジビエは加熱が不十分だと食中毒を引き起こす恐れがあり、E型肝炎ウイルスや腸管出血性大腸菌などの感染リスクが高まるとされています。日本赤十字社ではそのような感染リスクを懸念して、ジビエを生で食した人には摂取した時点から6カ月は輸血を断っています」 これを受けてTBSは、番組公式サイトで次のような声明文を発表しました。 「7月3日の放送で取り上げたジビエ料理について『ジビエ料理の生食は大変危険である』というご指摘を多数いただきました。実際にはお店は加熱してから提供しておりましたが、説明が不十分で誤解を与える表現となってしまいました。関係者のみなさま、並びに視聴者のみなさまにお詫び申し上げます。なお、野生動物の肉を食べる際は、厚労省のガイドラインなどに沿って、十分に加熱して下さい」 明らかに噓ですね。 問題の刺身は、「表面をさっと湯がいただけの一品で、中身は真っ赤で生の状態であることがわかった」んですよ。 その上、映し出されたお品書きには、ニホンジカの「タタキ」や「ユッケ」といった生食メニューもあったんですから。 これだけはっきりとした証拠もあるのに、本当にごまかせると思っているんでしょうか。 まあ、大きな被害が出たわけではないので、髙を括っている
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美味しいハンバーグだったけど(/ω\)

こんばんは(*^-^*)陽海♡ひろみと申します。みなさんは和食と洋食と中華なら何が好きですか?イタリアンが良い人も多いとは思うけど( *´艸`)ワインを飲みながらとかココナラ仲間のおしゃれなpinちゃんはたしなんでるよね(^^♪若いときよりは和食の良さも分かってきたけど、でもやっぱり洋食が大好きで昨日はハンバーグをメインにしました。そして弱火でゆっくり焼いてほんと最後だけ強火で焼き色付けるんだけど昨日は少し時間が短かったみたいで食べてみたら中身赤かったの(;'∀')でも肉汁たっぷりで美味しかったけどね♡けれど誰も赤いって言わないしそのことは触れずに普通に食べてたの!そして今朝、息子がなんかハンバーグ赤くなかった?って(笑)「あれ?気づいた?」って言ったら、「誰でも気づくわ、赤かったし」って(笑)でも誰もお腹痛いとかなってないし結構焼いたつもりだったしな。でもこれからの季節は気をつけないとね♪幸いうちの家族はみんなお腹強いのは検証済みだけど✨
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#187 「鶏肉で食中毒」なぜ多い? 生食禁止しない理由は?

「鶏肉で食中毒」なぜ多い? 生食禁止しない理由は? 専門家に聞く鶏肉による食中毒をよく聞きますが、なぜ多いのでしょうか。「生食が危ない」とも言われますが、なぜ禁止しないのでしょうか。管理栄養士に聞きました。鶏肉による食中毒、なぜ多い? 梅雨期から夏場にかけて注意したいのが食中毒です。特に鶏肉は、鳥刺しやたたきなど、生や生に近い状態で食べることがあり、食中毒の原因としてニュースで報じられることが多い印象があります。SNS上では「鶏肉は『火が通った』感があって危険」「3回食中毒になった人がいる」などの声が上がっています。なぜ鶏肉による食中毒が多いのでしょうか。管理栄養士の岸百合恵さんに聞きました。生食が伝統の地域もQ.鶏肉を食べて食中毒を起こす仕組みを教えてください。岸さん「鶏の腸管にはカンピロバクターという食中毒菌がおり、精肉になる際に汚染されることが多いです。厚生労働省の報告では、付着率20~100%と高頻度で検出が確認されており、生や加熱不足の鶏肉を食べることによって体内で増殖し、発病します」Q.鶏肉を食べたことによる食中毒は、他の肉よりも実際に多いのでしょうか。岸さん「食中毒の被害報告では、約8割がノロウイルスとカンピロバクターによるもので、その半数近くはカンピロバクターですが、これだけ多く発生している割にあまり知られていないのが現状です。カンピロバクターは、生の鶏肉や牛のレバーから検出される菌で、日本人が食べる頻度から考えると、鶏肉による食中毒が非常に多いことがうかがえます」Q.なぜ、鶏肉による食中毒が多いのでしょうか。岸さん「健康な鶏であっても、多くはカンピロバクターを
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食中毒の記事を見て感じたこと

デザインフェスタの食品ブースの出展で食中毒問題が起きたという記事を見て私自身が感じた事を書いていきます。今回のブログでは厳しい発言もしてしまいますが、同じ食に関わる仕事を経験したからこそ伝えたいものがあり今回ブログを書かせていただきました。決して誹謗中傷を目的とするのではなく、食品を扱う者としてなにが原因でこうなってしまったのか、どこで食い止めることが出来たのかというのを皆さんにも伝えていきたいのです。私は調理師免許を取得しているので食の勉強をみっちりやってきた事と卒業後は数年間飲食の仕事に関わってきたのでこのニュースは他人事では無いと思いました。有資格・実務経験があってもやはりお店を開くというのはとても責任が伴う怖いことだというのが率直な感想です。もちろん食を愛する人にとって自分の作った料理を提供し皆さんに食べてもらう喜びは誰でも持っていますが、いくら料理が得意でも簡単に店を出さないのはその中にある責任がとても重いものだと重々承知しているからです。食に対する意識について私が感じた事を今回の件を元にお伝えして行きます。【食を学んだ人達の現実】私の学校は全員調理師免許を取得しその後9割の人達が食に関わる仕事へ就職を果たしました。しかし、卒業から時を経て飲食店を自ら開業した人は一人もいません。もちろんその中には調理の道を辞めた人達もいますし、私自身も途中からOLへ転向しているので、卒業から10年以上過ぎた現時点で食の道で働き続けている人は半数以下だと思われます。それぞれ知識や技術があっても自分の店を持たない要因の中にはやはり「大きな責任を伴う」ということへのプレッシャーが大きいと感
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【危険な】生わかめ

今が旬のわかめ。どうやって、食べますか?今回はわかめについて紹介します。生わかめは健康的な食材ですが、実際には危険な側面もあります。 アスコルビン酸と呼ばれる物質が含まれており、消化器系に悪影響を与えるのです。 微生物が繁殖しやすいため、食中毒のリスクも高まります さらに、生わかめには重金属や農薬などの有害物質を含む可能性もあります。 そのため、生わかめを食べる際には注意が必要です。 十分に加熱してから食べるか、市販の加工品を選ぶことが大切です。
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