ノロウイルス

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本日のテーマは、ノロウイルスについてです。

厚生労働省のHPによりますと、ノロウイルスによる食中毒は、特に11月~2月に流行し、嘔吐、下痢、腹痛などの症状が出ます。
感染経路は、手指や食品を介して経口で感染し、ヒトの腸管で増殖します。

対策としては、手洗いはもちろん、食材も十分な加熱が必要です。中心部が85℃~90℃で90秒以上の加熱で、ウイルスが不活化されると言われおります。
食品工場等では実施されておりますが、ノロウイルス対策に効果のある塩素を使ってトイレを清掃され、集団感染を未然に防ぐ努力をされております。

もしこの時期に嘔吐された場合は、ノロウイルス感染を疑った消毒をされる事をオススメいたします。1000ppm=0.1%の濃度が有効とされております。市販の塩素系漂白剤では次亜塩素酸ナトリウム濃度が約6%ですので、水3Lに対してを50mLの溶液を作ってください。ちなみに、業務用の濃度は約12%です。
嘔吐物は周囲にも飛散している可能性がありますので、嘔吐物から半径2mの範囲は消毒されると良いです。
嘔吐物を処理される方は、使い捨てマスク・エプロン・手袋などを着用し、二次感染を防止してください。すべての汚染物はビニール袋を二重にして、廃棄してください。
また、汚染物処理キットなどでネット検索すると、すべてがセットになった便利な商品も販売されております。使い方、消毒方法、廃棄方法なども一緒に記載されているものも多く、オススメです。

普段の感染防止対策は、食器など食品と触れるもの、ドアノブや手すりなど多くの人が手を触れる所の消毒が有効です。こちらは200ppmで使用してください。市販の塩素系漂白剤であれば、水3Lに対してを10mLの溶液を作ってください。

ノロウイルスの感染経路の一つに、「汚染されていた二枚貝を、生あるいは十分に加熱調理しないで食べた場合」があります。
「生牡蠣に気を付けるように」と、よく聞きます。ですが、二枚貝ですからアサリやシジミなどいろいろあります。やはり、アサリやシジミなどは味噌汁やお吸い物など加熱して食べるため、食中毒被害が少ないようです。やはり生で食べる習慣のある、牡蠣を気を付けないといけません。
では、スーパーでは生食用と加熱用の2種類が販売されているのですが、何が違うのでしょうか。諸説ありますが、水揚げされて直ぐなのは、加熱用です。生食用は、安全に生で食べられるように、人工海水や殺菌水などを用いて1日以上洗浄されてから出荷されます。
それでも、可能であれば、加熱してお召し上がりください。


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