こんにちは
メロンに続きリンゴでも食中毒が起きてしまいました。
原因菌は腸管出血性大腸菌O157。メロンでの食中毒はサルモネラ菌ですので違う菌による食中毒です。
腸管出血性大腸菌はO157以外にO26、O111、O103、O145など100種類以上の血清型があります。ベロ毒素という毒素を作り、その毒素は赤血球や
腎臓に作用して溶血性の尿毒症を起こします。激しい腹痛、下痢、鮮血便など重症化することがあります。
大腸菌はどこにでも存在しますし、牛や羊の肉についていて直接口に入り食中毒の原因になったり、洗浄不足により大腸菌が付着していた調理器具を介しての2次汚染もあります。
今回、試食で提供されたリンゴによる食中毒は、2次汚染によるものが強いと思われます。または生肉を扱った後やトイレを利用した後に十分手を洗わなかった事による汚い手での調理の可能性もあります。入れていた容器が汚染されていた可能性もあります。
食中毒は様々なところで様々な菌によって起こりますので食べ物を調理する際にはどのようなリスクがあるか考えて扱う必要があります。
菌についてのリスクや予防法について知りたいなども説明させていただいております。食中毒は知ることによって発生を少なすることができます。食中毒を減らして毎日おいしいものを食べたいですね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。