珍しいメロンでのサルモネラ菌による食中毒#39

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こんにちは
 今朝、メロンでの食中毒のニュースがアメリカより入ってきていました。
メキシコ産のカンタロープという種類のメロンを食べた人が下痢や嘔吐などの症状の食中毒症状、2人が死亡したとのことでした。

原因はなんとサルモネラ菌
本来サルモネラ菌は生の肉や卵を介した食中毒がほとんどで日本でも毎年数十件は報告がありますが、メロンが原因食材になったことはありません。

メロンにサルモネラ菌が付着していた可能性があるとのことでした。

サルモネラ菌は熱に弱く、加熱することで死滅してしましますが、メロンは生で食べるものですので口に入ってしまったのでしょう。
メロンを介した食中毒は、海外で2012年にリステリア菌がメロンに付着していたことにより食中毒になった事例があり、日本でも注意喚起がされたことがありました。当時は「メロンで食中毒が起きるのか!」と話題になったほどです。

くだものの皮にはたくさんが付着しています。それを利用してパンワインなどの発酵食品を作るわけですが食中毒原因菌がいることも考えておかなくてはなりません。特に近年はたくさんの人の手や流通過程を経て私たちの口に入ります。
どんなところでどのように栽培され、どんな容器によって輸送され、収穫からどれくらいたっているのか想像できません。できるだけ知ることが必要ですが、わからなければあらかじめどんなリスクがあるか考えておかなければならないでしょう。更に、生で口に入るものであればさらにしっかりと洗浄し、洗浄したらすぐに口に運ぶよう心掛ける必要があるかと思います。

まだ今回の食中毒事件では入院されている方も大勢いらっしゃるとのことですので早く回復されることを願っております。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
発酵食品のことだけでなく食中毒などの食品の安全についても質問にお答えしております。








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