こんにちは
食品衛生管理法が厳しくなりました。
衛生基準を満たす施設でないと漬物製造が難しくなりました。
愛媛県のニュースで話題になっておりましたので紹介いたします。
「食品衛生法改正に伴い、漬物製造が許可制となり衛生基準を満たす施設などが必要になったため、自宅で手作りして道の駅などに出品してきた愛媛県内の多くの高齢者らが対応できず、5月末の経過措置期限までに生産を諦めようとしている。」
とのことです。
漬物製造業者は様々な条件が求められます。
「住居と製造場所が区画されている」
ペットの侵入、ネズミや昆虫の侵入対策が十分されていることが望ましい
「床面や内壁が不浸透性の材料で作られている」
漬物には塩が利用されるので清掃しやすい床や腐食しにくい素材の床や内壁が必要になります。
「浅漬けを製造する場合は製品が10度以下となるよう管理する」などの満たす必要がある。
どの条件も食中毒を防ぐ対策の一つになります。
過去に北海道で白菜の浅漬けによる集団食中毒が発生し8人が死亡したのが法改正の発端で、国際基準「HACCP(ハサップ)」に適合した食品衛生管理が義務づけられました。
高齢のかたは融資などを受けにくくやむなく廃業を決めた人もいるそうです。食中毒を絶対起こしたくない側からすれば基本的な内容ですが、どうも詳しい条件など内容が伝わっていないような感じがします。
当局関係者ではないので無責任なことは言えませんが研修や説明機会の不足が否めないという感じがします。
これから食品を作る条件は軽くなることはないのでもっと研修、勉強会の機会が増えいって欲しいなと思いました。
下記の出品で食品衛生の事についても承ります。気軽にご質問ください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。