第13回「音屋のkatsu」の音楽あるある〜絶・絶望編〜
前回の「駆け込み女」から半年が過ぎ、私は今で言う「重度のうつ病」になっていました。食事を摂らない。夜も寝ない。誰とも話さない。希死念慮(自殺願望)が出る。体重が激減(身長174cmの62kg→45kg)幻聴・幻覚が出る。ですが、バイトは毎日出ていました。働いてないと、死ぬ事ばかりが浮かんできます。最初のうちは、「何でこんな目に遭うんだ」とか「どうしたらこの状況から這い上がれんだ?」と働きながら(商品の品出し)涙を流していました。次第に考える事にも疲れ果てた時のある日でした。いつものように夕方勤務のバイト中。「漬物コーナー」の試食品の大根をバックヤードで切り、コーナーに持って行こうとした時の事です。何やら、「漬物コーナー」でイチャつくカップルが。男:「ほ〜ら、美味しそうな漬物だよ〜。」女:「いやぁ〜ん。漬物臭くなっちゃうぅぅぅん!」普通、スーパーの漬物コーナーでいちゃつくカップルって見たことあります?男は小太りに黒縁メガネの脂ギッシュなネルシャツの中年のおっさん。女はと言うと・・・こんなど田舎にドギツイ柄のワンピースに革のブーツ。「はっ!あいつは!?」そう、あいつは・・・・。中学の時に初めて付き合った女でした!※(第3回のブログ参照!!)咄嗟に、カートをUターンさせバックヤードに隠れる私。間違いありません。あのキツイ目。特徴的な声。よく言えば「冨永愛」。悪く言えば「エジプト壁画」。奴は、私と自然消滅の後、地元の二番目に頭のいい学校へ進学。※(高校時代の彼女の伝説は今後話します!)時折街で遭うたびに変わる彼氏・・・。その成れの果てがこの・・・「ネルシャツのおっさん」とは。ある意味、
0