カンピロバクター菌#36

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こんにちは
暑い夏がいつまでもと思っていたらあっという間に初冠雪というニュースも入ってきましたね。日本はやはり季節があって趣があります。

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食欲の秋、秋の行楽でBBQ、鶏肉の煮込み料理など温かい料理も気になってきました、料理をする際に注意しなければならないカンピロバクター菌をご紹介いたします。

暑い夏に話題になった流しそうめんでの食中毒(井戸水にカンピロバクター菌が流れ込む)でも話題になった原因のになります。

 カンピロバクター菌は、豚肉、牛肉、鶏肉など広くの家畜の腸管に無症状で感染している細菌になります。豚肉、牛肉はスライスされて販売されていることが多いお肉ですが、鶏肉は皮つきで販売されていることが多いため皮の部分についていたカンピロバクター菌がキッチンに運ばれてしまいます。
 鶏肉を扱った包丁、まな板についたカンピロバクター菌はしっかりと熱をかけたりハイター処理などしないと菌が残ってしまいます。鶏肉を水洗いする習慣がある人も一定数いるようで鶏肉を洗った際に流し台飛び散ったによって食中毒が起きることも多いです。
 BBQで生の鶏肉を触った箸で焼きあがった肉をつかんでしまった時に感染することもあります。
 発熱、腹痛、下痢、血便を伴う腸炎症状が出てきます。
潜伏期間が比較的長いので症状が1週間後に出てくることもあります。そのため何の食事でこのような状態になってしまったのかが特定しにくいこともあります。
さらにギランバレー症候群も起こすことがあるので注意後必要です。
ギランバレー症候群とは神経炎で主として筋肉を動かす運動神経が害され手足に力が入らなくなり、重度には呼吸不全に陥ることもあります。
 食中毒には十分に気をつけて食欲の秋を楽しみましょう。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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