金融不安後退でドル円は一時131円台から133円後半へ
クレディスイスがSNB(スイス中央銀行)からの資金供給を受けたことに加え、格付け会社から格下げに合ったファースト・リパブリック銀も大手金融機関からのサポートを受けたとの報道で金融不安が後退し、米株価は大きく上昇しました。米長期金利は反発、ドル指数は反落、ドル円は一時131円台まで売られましたが133円後半まで戻しています。ECBはサプライズながら予定通り0.50%の利上げを発表しています。昨日のメジャー8通貨の内、豪ドルが最強通貨となり、ポンド、ユーロ、スイスフランと続きました。一方、円が断トツの最弱通貨となり、それに米ドルとニュージ―ドルが続いています。昨日の米ドルは終日弱含んでいました。ドルインデックスは104.745から104.455へと下落しました。100日移動平均で抑えられています。タイムサイクル的には3/7-21の天井圏に向かっているように見えますが、3/20-29の底値圏に向かい始めたかもしれません。エリオット波動的には、下降B波の内の下降e波にいます。一方、ユーロドルは3/10-21の底値圏に向かっているように見えますが、3/16-24の天井圏に向かい始めたかもしれません。エリオット波動的には10/13から上昇B波のなかの上昇e波にいるようです。昨日のドル円はニューヨークオープンまでは売られましたが、株価の上昇に連れて大きく戻しました。ドル円は昨日の22:00に131.719円の安値を付け、本日02:00に133.827円の高値をつけています。ドル円の一日の値幅は210.8ピップスと極めて大きな値動きでした。タイムサイクル的には、3/9-16の底値圏が終了、3/
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