結局ドル安へ動くのでは・・・

記事
マネー・副業
昨日は、アメリカの金利が急低下する中でドル安が進行、対ドルで見た場合、ポンドが一番強くて次がユーロ、オージーと円が追随といった形でした。金融不安の勃発はあったにせよ、これだけアメリカの逆イールドが恒常化する中で金利が圧倒的に低下する様子を見るにつけ、リセッション入りが強く意識されてきたと考えるのが合理的ではないでしょうか。

FRBの意向を無視して金利のマーケットが突っ走っているというよりも、金利のマーケットがFRBの早期利下げを催促するような展開になっていくかもしれないなぁ・・・という風に感じました。

また、リセッション入りする(かもしれない、いや、その可能性が高い)通貨が買われる道理はありませんので、そうするとドル安・・・ということになるのではないのかな。対ドルのチャートを見ると、ドル円やオージー円はまだ踏ん張っていますが、ポンドドル・ユーロドルは戻り高値を越えてきていますし、文字通りファンダメンタルズとテクニカルの向きが一致するようなイメージなのではないでしょうか。

原油高で金が買われていますので、こういう時は通常、インフレが意識されやすいのですが、今の状況ではそういった懸念よりもリセッション入りの方がより強く意識されている・・・そんな理解でよいのかなと思います。

ということで、目先はドル安にポジションを傾けるということでよいとは思うのですが、とは言え、週末には雇用統計が控えていますし、いったんそれまでにクローズしないといけませんね。

いずれにしても対ドルのチャートで上値追いの勢いを感じさせるのは、繰り返しになりますがポンドドルとユーロドルですね。目先はこの2つの通貨ペアで上側のリスクを取るような形のオペレーションが居心地が良いような気がしています。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す