FRB、4回連続の大幅利上げ見通し-引き上げ減速に道開くか注目点
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パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長率いる金融当局は1、2日両日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で、4会合連続となる0.75ポイントの大幅利上げを決める見通しだ。
パウエル議長はインフレ抑制に向けた断固たるメッセージを繰り返すと見込まれる一方、必ずしも緩和姿勢にはまだ転換することなく、利上げペースを落とす可能性に道を開く可能性がある。
今回の米国のインフレは、過去に類を見ない賃金インフレ及びエネルギーインフレです。元凶はバイデン政権が行ったコロナ財政政策(バラマキ戦略)です。このインフレはそう簡単に落ち着くことはなく、数年単位のQTと利上げが必要になる案件です。すでにインフレ―はピークアウトしたなどと、意味不明なことを言っている専門家がいますが、詐欺師の何物でもないと思います。
とは言っても株価と債券の暴落は金融機関を破綻させてしまうため、今回FRBは一旦市場を落ち着かせる発言をするかもしれません。しかし今後の大暴落に備え利益確定をすべきということだけは言っておきます。