相場はドッチ?

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マネー・副業
今年のFOMC投票権を保有する、米クリーブランド連銀のメスター総裁は21日、「FRBが経済を活性化させながらインフレ抑制に向けた政策を微調整する中、12月の次回会合から利上げ幅を縮小させることもできる」との考えを示しました。
「次回会合で利上げ幅をこれまでの0.75%ポイントから縮小できると考えている」とし、「これはきわめて適切なことだと思う」とした。同時に「今後どのようなペースになるかは、経済情勢次第になる」としました。
次回のFOMCは12月13・14日である。その前に、11月分の米雇用統計とCPIの発表があります。
その内容次第では、FRB関係者の考えは大きく変わる可能性もある。したがって、現段階でFRB関係者の発言に一喜一憂するのは全く意味がないと言えます。まして、11月のCPIの発表は、12月のFOMCの直前。そこで、FOMC参加者の考えが一気に変わる、ないしは変えざるを得ない状況になることも十分に考えられます。
米債券市場は感謝祭の祝日のため24日は休場、25日は短縮取引となります。
目先の相場は動きづらくなりそうですが、米感謝祭後の市場の動きは要注目と考えています。
この季節は米国株が上がりやすい傾向があります。
今年もそのような動きになるかは不明ですが、米金利の頭打ちとドルの反落が見られれば、米国株は支援されると思います。そうなると、リスクオンの動きがさらに強まり、米金利の低下とドルの軟化がさらに強まる可能性も。

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