「FRBパウエル議長の会見について」

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マネー・副業
 昨日(6/15)米国FRBパウエル議長の会見があったのでコメントしておきたい。
 どうも、近々のインフレ昂進により、金利引き上げが左右され、それが事前に漏れたのか、先週末にかけてのニューヨークダウの大幅下落があったようだ。確かに6/10の米消費者物価指数(CPI)は予想を上回る40年ぶりの水準だったことが影響としてはあったのだろう。このため、従来0.5%と言っていた利上げ幅をさらに加算することで景気後退の要望措置としたいと思いを込めての、0.75%であった模様である。ただここも1.0%とせず0.75%としたところに手加減があって、昨晩のニューヨークダウの大幅反騰を呼び込んだものと言えるかもしれない。
 全体としてこの現象は、なお米国の消費の相対的な強さを物語っており、それと綱引きの失業率の低さ(これは団塊世代が仕事に復帰しなかった分増幅している)がある以上、やはり利上げとインフレの競争はまだ続くということのようだ。この景気後退に対する予防的利上げの0.75%になったということで見れば、ニューヨーク市場はなお上下動しながら下げの余地を残しているということだろうと思う。
 米国市場の状況は、短期的には日本市場に与える影響が大きいので今後ともCPIなどは要注意指標であり続けるし、日本の参院選に続く米国中間選挙も嫌が応にも注目していかざるを得ないが、その中間選挙に向けての情勢が最も注目すべきポイントであろうと思う。
 いつまで急峻な利上げを続け、中間選挙では民主党、共和党どちらが勝つか、そして24年の大統領選はどうなるか、といった要素によって米国株は大きく左右される。
 足元米国株を買うという選択は大きなリスクであるとだけ言っておきたいと思う。
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