[Excel VBA活用例] LTspiceのSymbol生成
今回は回路図を作る時よく使うExcel・VBAの簡単な紹介です。LTSpiceを使って回路図を作る時、LibraryにないICを使いたいことがよくあります。例えばTIのICなどはSpiceモデルが提供されているので、それをLTSpiceで使えます。その時まずはSymbolを作るのですが、効率よくやるためたたき台をExcelで自動で生成しています。まずは名前と、Symbolの各サイドに配置するピン数、各ピンの名前を決まったフォーマットに記載します。使ったマクロはそれらの情報を基にSymbolの各コマンドに変更、Textファイルに書き込むです。変換の詳細な内容はここで省略しますが、例えばこのようなことを行っています:・ピンの位置はピンの数から自動計算して、”PIN X Y SIDE OFFSET”として変換する。・ピンの名前は”PINATTR PinName XXXX”で指定・ピン番号は”PINATTR SpiceOrder X”など最終的に下記のような見た目になります:これをそのまま使えますし、もう少し見た目を変えることもできます。とにかくピン名の入力などを簡単にできてみます。ここでExcelのポイントを二つほど紹介します。1)出力ファイルの選択これは下記のコマンドを使います。outFile = Application.GetSaveAsFilename(InitialFileName:=chipName + ".asy", FileFilter:="ASY Files (*.asy), *.asy")FileFilterの部分で拡張子の部分を限定できます。また、InitialF
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