【ACCESS VBA】メーカーに毎に、検索フォームのテーブルを変更する

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YouTubeでも紹介しています。ぜひご覧ください。


在庫管理、または、各メーカーの納品等は、中々1つのテーブルにはまとめることができないものです。
ACCESSには、オプショングループというツールが用意されています。


メーカーに毎に、検索フォームのテーブルを変更する


こんにちは。伊川です。
今回紹介する、メーカーによって、検索対象のテーブルを変更することは、競馬で紹介しています。
今回のメリットは、複数条件で検索する場合があると思いますが、そのSQL文は、VBAで複雑な検索条件を、設定する必要がありません。
ほぼ、主キーで検索できるようになります。
ただ、オプショングループを、切り分けることになります。


このブログはこんな人にお勧め

在庫管理をしている人
ACCESSの検索に関して、複雑な条件を設定している人
各メーカーから送られてくるCSVファイルが、グダグダになっている人


このブログを、読み終わるころには・・・・

オプショングループを利用しても、完全にスッキリするわけではありません。
場合によっては、開発側で、共通項目を設定する必要があります。
但し、一度作成してしまえば、あなたの強力なパートナーとなるでしょう。


オプショングループ


いわゆる、ラジオボタンです。
ラジオボタンというのは、複数の選択を、させたくない場合に利用します。
逆に、複数回答をさせたい場合には、チェックボックスを利用します。
今回は、当然、各メーカーなので、メーカー選択は、一択となります。
よって、ラジオボタン、つまりオプショングループを利用します。


オプショングループ 作業手順 その1 データべ―ス確認

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上の図のようなデータベースがあるとします。
当然に、トヨタ、日産で検索をします。

オプショングループ 作業手順 その2 オプショングループを設定


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このようにウィザードが起動します。
ラベル名に、トヨタ、日産を入力します。

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デザインに関しては、ご自身で決めてください。

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必ず名前を付けましょう。
私は、付けないですけどね。


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こんな感じで、表示されます。
大きさを設定するには、結構な手間です。


オプショングループ  作業手順 その3 条件判定をする

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今回は、全部、DLOOKUP関数を利用しました。
散々、オートルックアップクエリを利用しましょうと言いましたが、
VLOOKUP関数よりも、DLOOKUP関数のほうが、なんとなくですが、利用するシーンはあると思います。

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これで完成です。

ここがポイント


今回紹介した内容は、私は競馬で利用しています。
中山競馬場で強い馬、東京競馬場で強い馬というようにしています。
この考え方が重要で、10個の競馬場を、すべてテーブルに、集約するよにも、全然、スマートに活用できます。
オプショングループは、すべてのグループから、1個しか選択できないという特性を活かすことで、
複雑な検索条件等も不要になります。

まとめ

今回は、競馬で利用しているオプショングループを、会社のシステムに反映させました。
特に、難しい内容ではないと思います。
テーブル、または、クエリが増えるかもしれませんが、コードは、単純明快になります。
今回も最後まで、読んでいただきありがとうございました。

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