頑張った自分をねぎらう「ご褒美」の意外な落とし穴
1.頑張った自分を褒めてほしい
日本では、経済の不景気が原因で、バブル崩壊以降の30年間、賃金が変わっていません。
それどころか、むしろ下がっています。
・1990年 約4,160,000円
・2000年 約4,490,000円
・2010年 約4,190,000円
円高によるインフレもあり、今後も賃金の上昇はあまり見込めないのではないでしょうか。
最近、大手企業が副業を解禁しているのも、それが理由の一つでしょう。
頑張っているのに、賃金は上がらない。
それどころか、むしろ下がっていく。
それでは、なかなか仕事に対するモチベーションは上がりませんね。
このモチベーションを上げるためにも、頑張った自分へのご褒美が必要になっています。
「自分へのご褒美」という言葉。
雑誌やインターネット、テレビでも取り上げられており、あなたも一度は目にしたことがあるでしょう。
小さなものであれば、コンビニのスイーツから始まり、大きなものではブランドのバックや服、海外旅行などがあります。
しかし、この自分へのご褒美には、意外な落とし穴があることをご存知でしょうか。
自分へのご褒美の裏側には「頑張った自分を褒めてほしい」という欲求が潜んでいます。
2.意外な落とし穴とは
自分へのご褒美は、頑張った自分をねぎらい、次も頑張ろうという「やる気」を引き出す効果があります。
しかし、その一方で問題もあります。
それは、ご褒美が無いと頑張れないということ。
ご褒美欲しさに頑張るわけですから、ご褒美が無ければ頑張れなくなってしまいます。
そして、人間には「慣れ」があり、徐々に同じ物では満足出来なくなってしまうこ
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