こんにちは。
小規模事業・個人事業主に向けたITサービス利用のご支援をしています!
ITコーディネータさとよです。
今日のテーマはSNS利用についてお話していきたいと思います。
フリーランス・個人事業主の皆様はSNSを利用して自身のサービスについて宣伝目的に利用されることも多いのではないでしょうか。自社の商品のブランディングや、割引・セール情報のシェアなどその用途は様々だと思います。
便利なツールではありますが、うっかり個人情報を垂れ流しにしていることも。今一度その利用について安全性やリスクを点検してみてはいかがでしょうか。
・写真の投稿から自宅や個人が特定される!?
SNSは写真も気軽に投稿できるので、みんなとシェアして楽しめる反面、悪意を持った利用者に利用されてしまう恐れもあります。
スマートフォンが高性能になり、位置情報を常にONにしておくことで様々なサービスを受けれるようになりました。しかし、写真などにも位置情報を記録することができることで、その位置情報が付いた写真をSNSへアップしてしまったことで自宅を特定されたということもあるそうです。
位置情報に限らず、写真には様々な情報が記録されます。例えば、お散歩コースを投稿した写真の背景から自宅が特定されるケースがあります。また、ストーカー被害のケースで、制服や教科書、学校名が入ったものが映り込んでいたなんてことで待ち伏せされたなんて被害もあります。
顔を隠して映した写真でも、そばにあった窓ガラスや車のボディーなど反射するものに顔が映っていたなんてこともあるそうです。
さらに、映画のような話ですが、瞳に映り込んだ駅名から自宅が特定されてたなんてことや、ピースサインの写真から指紋が抜き取られたなんてこともあるそうです!
SNSの利用は便利で楽しいですが、個人情報の取り扱いには十分注意する必要があります。写真を投稿する前に、何か個人情報を特定するような情報が入っていないか念入りにチェックする必要があります。
・パスワードの使いまわしリスク
簡易的なパスワードを使いまわしで設定していたために、各SNSが芋づる式に乗っ取られたなんて話もあります。
パスワードは使いまわさないことが大原則です。忘れやすいですが、リスクを考慮し厳重に管理する必要があります。
もっともアナログな方法としては、やはり手帳などでメモに書くことが手軽な方法です。しかしネットから漏れる心配はないですが、紛失などによるリスクは否めません。また厳重なセキュリティとはいいがたい面もあります。
電子的に保存したい場合はExcelなどパスワード管理ができるソフトを使用して管理する方法もあります。もしかしたら多くの方がこちらを利用されているかもしれません。
ただ紙どうようにファイルの破損によって、利用できなくなるリスクはあります。
いずれも紛失破損というリスクはありますが、使いまわすリスクと比べればより安全な利用方法と言えるのではないでしょうか。
応用版として、IDとパスワードを別々に管理するという方法もあります。
ぜひ独自の安全な運用ルールを定めることをお勧めします。
・セキュリティ対策の大原則
すべてのセキュリティリスクに対して万全に対策を講じるのはコスト面でも費用が掛かります。現実的な方法とは言えないと思います。
リスクの中には許容できるリスクもあると思います。
また所有しない、持たないことでリスクを軽減することもできます。
SNSなど使っていないアカウントは削除する、不要なアプリケーションはアンインストールするなど電子データデバイス関係の整理整頓をすることでもセキュリティ不安を低減することができます。
何を優先的に対策を講じるべきか。それぞれの判断が必要になります。各社、自身の状況を見極め場柄対策を講じていく必要があります。
セキュリティリテラシーを高めながら、安全に各種サービスを利用しながら自身のビジネスの拡大を目指していきましょう!
まとめ
SNSの使い方注意点についてお話ししました。
1 写真の投稿から自宅や個人が特定される!?
2 パスワードの使いまわしリスク
3 セキュリティ対策の大原則
安全安心に利用するために、できる対策、ノウハウから取り入れてみてはいかがでしょうか。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ITコーディネータ さとよ
PR:お仕事承ります。成約実績あり!!
PT:関連記事