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企画書の書き方 12 企画の優位性

「なぜ、この本を出す意味があるのか?」をさまざまな視点で考えましょう。 出版社は文化、世相を伝えつつも、企業として利益追求する必要があります。 ➀類書と比較して、どこに付加価値があるのか 類書調査の大切さはすでにお伝えしました。 では、あなたが出したい本がライバル本と比べてどんな付加価値があるのか? ここがポイントです。 ・あなたの経験を生かしたメソッド ・〇〇な時に□◇のように角度を変えて考えてみる といった付加価値をつけていくわけです。 ②損益分岐点 出版プロデューサーの中には、簡単に出せることをアピールする会社、人が実に多いです。 はっきり断言すると、そんなことは絶対にありません。 各出版社は企画を厳選しています。 フォロワーやチャンネル登録者数が10万人を超えるようなバックボーンがあれば別ですが、無い人は簡単には商業出版(紙)のデビューはどんどん難しくなっているのです。 そこで、最近の潮流としては著者が発売時に1000部程度の購入です。 かなり一般化してきました。 出版社としては最初にキャッシュを確保でき、倉庫に抱える在庫も減少するため、経営という意味では歓迎することです。 あとは、著者がある程度の負担をして販売促進費を提供するということも珍しくありません。
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企画書の書き方 5 構成案(章立てと項目)

企画書には仮とはいえ構成案(章立てと項目)も入れる必要があります。 起承転結という言葉がありますが、構成を考える基本です。 ジャンルやテーマによりますがビジネス書・自己啓発書、スピリチュアル系、エッセイなどの一般書の場合で考えてみましょう。 コンテンツの多様化が影響していると私は思うのですが、これらの本を最初から最後まで丹念に読む人はどんどん減っていると感じます。 ですので、起承転結ではなく「結・起承転結」と結論を先に伝えて解説につなげるパターンがハマる本が多いです。 前書きにあたる「はじめに」で結を書いている本も多く見られます。 読書に割く時間のタイパを重視ている人が多いのでしょう。 まずは自分が伝えたいことを箇条書きにしてすべて書き出してください。 それを分類して、章立てをして、各章で何を伝えるかを考える。 こんな感じで進めるのがいいでしょう。 構成案は本のジャンル、テーマによって千差万別でマニュアル化は不可能ですので、個別相談、コンサルをご活用ください。
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企画書の書き方 2 タイトル

タイトルは商業出版(紙の本)で売りこむ場合と、KDPで自分で出す場合とで考え方は異なります。 〇商業出版の企画書の場合 とにかく「何の本なのかがわかる」ことを念頭に置いてください。 奇をてらった造語を使う人がいるのですが労力がムダになります。 なぜかというと、出版社の企画会議を通過したら、出版社の編集や営業などが議論を重ねてタイトルの最終決定をするのがほとんどだからです。 (あまりに著名な作家、著者は除いて) 企画書段階のタイトルそのままという可能性は低いです。 一目で何を伝えたい本かわかることを出版社のほとんどが望んでいると思います。 〇KDP KDPの場合は、あなたのつけたタイトルが書名になるわけです。 これは相当なスキルが正直、必要です。 前述しましたが、私が編集した本を例に出します。 後輩が編集した、 『持ち方と筆圧で字はうまくなる』 という本はあまり売れませんでした。 この本の冒頭(つかみの最初の数ページ)と表紙デザイン(装丁といいます)もガラッと変えて、 『字は1日でうまくなる!』 というタイトルで世に再度出したら6万部突破のベストセラーとなりました。 内容の85%は同じです。 それでもタイトル(と表紙デザイン)で売れ方は天と地の差が出ました。 ・同じテーマの本とは違う視点で考える ここがポイントです。 あと、「〇日で△△ができる」のような数値で表現できるテーマであれば、数値をタイトルに入れることも有効でしょう。 ただし、奇をてらいすぎることは避けるべきです。 自己満足っぽさを感じさせるタイトルは敬遠される可能性が高くなります。
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出版業の本当の危機とは? 2電子書籍の営業に注意

新人著者が紙の商業出版でデビューするのが、前述したとおり、この先は厳しくなります。 そうなると電子書籍に移行せざるを得ない状況が発生することが十分に予想されます。 最近、SNSで「電子書籍で自社の売り上げアップを劇的に改善しましょう!」というプロデューサーらしき人が出てきています。 要注意してください。 これらの人々のほとんどは、おそらく出版社での本の経験がありません。 電子書籍であっても編集力は必要です。 そもそも、出した電子書籍が読者の方に価値を与えられなければ存在する意味はありません。物販の道具ではないのです。料金設定も以上に安かったりすると本当に注意してください。 ご自身のブランディングがマイナスになります。 「安かろう、悪かろう」という言葉は昔からありますが、まさにピッタリはまる表現です。
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日ごろの感情も本の企画になる 1ムカつき

私が編集した本は自ら企画して著者にアプローチするパターンが多いです。 どうやって企画を考えるか? そんな複雑なことはしていません。 その中で、「怒り」から生まれた本があります。 〇怒り パーティーや合コンで知り合った女性(特に若い子)と意気投合して飲みに行く日程まで決まりました。 ところが、前日、ひどい時は当日に「急に熱が出たのでキャンセルでお願いします」という人がたくさんいます。 人間、そんな簡単に熱が出ると思いますか(笑)? こうした、相手の時間泥棒をしてドタキャンする女子には怒りを覚えます。 ドタキャンの女性心理はどんなものかを知りたい男性はたくさんいると確信していました。 恋愛心理に詳しい男性が書いても説得力がありません。 やはり、女性に書いてもらわないとなと思っていた時に出会ったのが、一般社団法人 日本合コン協会代表の田中絵音さんでした。 合コン経験・主催2000回以上を生かし合コン協会を設立した人です。 彼女と多いにドタキャン話で盛り上がって1冊にまとまったのが、 〇『「急に熱が出た」と言い出す女の本音』(絵音 著) です。 本当に1冊すべてドタキャンする女性心理に特化した内容です。 日常生活で疑問や怒りを覚えることもテーマになるわけです。 ちなみに、この本を出す前に女性にドタキャンに関するアンケートを取って、理由の一番は「何となく」でした(笑)。 この結果を配信したらヤフーニュースの雑誌ジャンルで1位を取りました(笑)。
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思いつくまま書いてはいけない(原稿執筆のコツ6)

原稿を書きなれていない人の特徴のひとつに、 ●思いつくまま書く があります。 思いつくまま書くと、その前に記述した内容を指すだろうと思われる指示代名詞が多数使われることにつながりやすいです。 例を見ていきましょう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 私もサラリーマンを辞めたあとは、フリーランスを経験したが売り上げの上限に限界を感じ、そこから脱却したのが、商品販売するということだった。 そのため、この商品を売ることでのインパクトや、最初の1つの商品が未来を変えてくれたことを考えると、この稼ぐというフェーズでは、もっとも大きな転換期になると言ってもいい。 ただ、そのぶん、ハードルに感じる人も多く、なかなか一歩が踏み出せないという人は、安い単価のものを扱い、商品を売ることに慣れることだ。 そこで売ることに慣れれば、販売単価を変えるなどの方法で徐々に上げればいい。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ まず2行目に「そこ」が出てきます。 これは、その前の文章から考えると、 ・フリーランス自体に限界を感じたのか? ・売り上げの限界を感じたことなのか? がはっきり識別できません。 同様に、3行目の「この」はどこを指すのでしょうか? 文脈を追ってもはっきりしません。 これは典型的な、思いつくまま書いたときに出やすい表現です。 さらに、4行目の「この」も同様です。 なくても意味は通ります。   そして指示代名詞ではありませんが、7行目の「そのぶん」にも言及しましょう。 どのぶんなのか? 読んだだけではわかりづらいです。これも思いつくまま書いたときに出る特徴といえます
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原稿執筆のコツ 4

思いが強すぎて過剰に表現する人がとても多いです。 ・意思を意志 ・思うを想う 気持ちはわかるのですが、読者の方からするとグイグイ感におなかいっぱいとなりかねません。 漢字の使い方、原稿表現の基本的なことは、出版業界人の多くが「共同通信社記者ハンドブック」を基準にしています。 大手出版社などは自前で制作してたりもしますが、共同通信社記者ハンドブックでおおむね解決します。 私が書籍編集する際に依頼するフリーの校正者もだいたいの人がこれを使っています。 ちなみに校正者の仕事ってすごいんです。 原稿だけ直していると思う人が多いのですが、ファクトチェック(原稿に出てくる過去の事柄の日時や正式名称の確認など)や、同じ内容が書籍の前半と後半に出てきた際に齟齬がないかを緻密にチェック…など。 編集者も当然こうしたことは行いますが校正者なくして売り物としての本は出せないといっていいと思います。 細かくチェックするには相当な経験を積む必要があります。 ですので、ドラマ『校閲ガール』のような子はほとんどいません(笑)。 頼りになる校閲おばさん、校閲おじさんによって支えられているのです。
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原稿執筆のコツ 2

【ポイント1】1つの文章で2つ以上のことを書かない 皆さん、「良い文章」を書こうとします。 しかし、プロの編集者は、「ここは違うでしょ」という見方をしながら原稿に手を入れます。 つまり、やってはいけないことを最初に覚えるべきなのです。 ・シンプルで読みやすい ・語句の使い方が適切 ・1文が長くない など、あげるとキリがないのですが、世間に多々ある文章術の本に書いてあることは基本的なことをマスターした上で取り入れることをお勧めします。 どの本も良い内容を解説しているのですが、一度に膨大な文章執筆のコツをつかめるはずがないのです。 〇ポイント1 1つの文章で伝えることは基本的に1つです。 例) 私は感謝の心を持つ男性とパートナー関係になりたくて、自分磨きのために料理、家事、エステにも通い、コミュニケーション力も上げようと必死になりました。 上記の文章は、 ・感謝の心を持つパートナーがほしい ・自分磨きをした ・コミュニケーション力を上げようとした 3つのことを書いています。 修正後) 私は感謝の心を持つ男性とパートナー関係になりたかったのです。そのために自分磨きをしようと料理、家事を覚えてエステにも通うようになりました。さらに、コミュニケーション力も上げようと必死になりました。 1つの文章に2つ以上のことを書くと、係り受けもぐちゃぐちゃになる可能性が高くなります。その結果、わかったようで難解な文章になるのです。 ※例文の場合、料理、家事と思うままに書いていますが「料理と家事についてどうしたの」という受けが抜けています 良い文章より平易でシンプルな文章を心がける。 これが一番の近道な
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「原稿を書く自信がない…」という方へ

紙の本、いや電子書籍でも構わないという方へお伝えしたいことがあります。 60万円から100万円を出費して出版塾に入って(だいたい半年で1期です)、結局ずるずると時間が過ぎて出版に至らず、企画書もうまくまとめられず挫折…。こういった方を数多く見てきました。 企画書をまとめられれば、kindleダイレクトパブリッシングで電子書籍はすぐ申請できます。 そこで次の壁が目の前に現れます。 「原稿が書けない…」の壁です。 これは本当に巨大な壁で、時間がどんどん過ぎて後回し…。この相談を受けることも本当に多いです。 いつもお勧めするのが「ライターに原稿料を払ってでも任せたほうがいいですよ」ということです。時間効率がまったく違いますし、クオリティもその方がいいです。 〇ここで重要ポイント ライターといっても資格があるわけではないので「自称ライター」がたくさんいます。 「本の原稿が書けて実績があるライター」を選びましょう。 「安かろう、悪かろう」がこれだけ当てはまる業界もないというのが実態です。
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商業出版すると人生はここまで変わります

私が手がけた書籍300冊の思い出深い1冊のビジネス書があります。 著者は菅谷信一さんというコンサルタントです。 20年前はホームページ作成をしていました。「請負い」の仕事です。 「これではダメだ」と決心した菅谷さんはLINE公式アカウントとYouTubeを活用して中小零細企業、個人商店の売り上げを劇的にアップさせるコンサルタントとして大活躍しています。 毎年、クライアントを中心に100人規模の勉強会「菅谷祭」を開催しています。 ぜひ、「菅谷信一 菅谷祭 2023」でぜひ検索してください。菅谷さんの人生を変えたのが商業出版でした。 本が社会的信用となり、菅谷氏が本気で取り組んだのが「商業出版を継続的に出すこと」です。 そのためには1冊目が「売れた方だな」という成績(売れ行きと返品)を残さないといけないことを菅谷さんは分かっていました。 そのために、やれるPR施策をすべて全力で行いました。その結果、コンスタントに商業出版を継続できています。 今や、年の半分は全国の地方自治体中心に講演会で動き回っています。そしてクライアントは全国規模となっています。 商業出版はまだまだ、あなたの人生を決定的に変えるツールです。
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商業出版はどうやって決まるのか?

出版業界は労働人口が少ないので、一般の方が知り合う機会が極端にありません。 ですので、 〇どうしたら自分の本を出せるのか? 〇本はどのように作られるのか? がさっぱりわからん!という人が大半だと思います。 極論すると、 〇その出版社の編集者が目をつけて、「売れる」と判断したら企画会議にあげて上長が承認すれば決まり です。 簡単に書くと上記なのですが、やはりきちんと情報や業界ネットワークを持っている出版プロデューサーなどのサポートを受けないとすんなりはいきません。 SNSの広告で「3日で出版が決まった」とかうたっている出版プロデューサーがいますが絶対に信じてはいけません。 2023年の出版業界は相当にシビアだということを知りませんと言っているようなものです。
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蝶野正洋さんに学ぶ商業出版の意義

ご縁があり昨日、プロレスラー・経営者・タレント・救急救命活動など多方面で活躍する蝶野正洋さん新刊のイベントに参加しました。 〇「肩書がなくなった自分」をどう生きるか というタイトルです。 プロレスの本ではなく、50代を過ぎて役職定年やリストラなど将来不安がある人に向けて「自己プロデュース」するヒントを集めた1冊といえる内容でした。 イベントが終わり、会場を去る蝶野さんにファンの男性が話かけていた場に居合わせました。 「サラリーマンの自分は今まさに悩みの中にいる。小さい頃から蝶野さんのファンで、当時も今も蝶野さんの活躍や言葉に背中を押されて何とか頑張っています」といった内容だったと思います。 商業出版に意義やメリットはいくつかありますが、 ・読んだ人にあなたが持つ経験などを伝えて役立ててもらう ということがあると思います。 あなたの今までの経験にも必ず、他者を動かすものがあるはずです。
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商業出版を実現するために出版塾に入る前に考えたいこと

出版プロデュース会社では半年程度を1クールにした出版塾を開いているケースが多いです。 50万円~100万円弱と決して安いものではありません。 もし、あなたが出版塾に入ることを考えている場合のポイントをお教えします。 〇講義とグループワークがほぼほぼ という出版塾はオススメしません。 なぜかというと、それぞれの人が出したい本のジャンルが全然違うからです。 サッカー選手になりたい人とスケボーのプロになりたい人が同じメニューでトレーニングはしませんよね。 同じことです。 ある程度、マンツーマンの指導がないと商業出版への道は遠くなります。 出版の仕組みを知るなど共通認識しないといけないポイントはもちろん多々あるので講義を受ける必要はあります。 しかし、それは我々からしたら当然のことなのです。 ぜひ、ご参考にされてください。
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実績がない人が商業出版する方法のすべて③出版プロデューサー編7 大手出版社の自費出版に近い商業出版は注意

近年、大手・中堅と規模を問わず自費出版の部門を持つ出版社が増えました。 有名なのはGという出版社の関係会社です。 正直、ここの良い評判を聞いたことがありません。 ・ウチの会社のブランドで本を出せる ・ウチの会社の一流のスタッフが企画・編集する ・全国流通する商業出版もできる と、ここまではいいのですが。 ・とにかく料金設定が高い(法外といえる会社もあります) ・営業がゴリゴリとくる ・書店に流通させるといってもごくわずかな部数 この会社から出た本で商業出版化された本の日販(取次=卸し)のPOSでの売れ行きを片っぱしから調べたことがありました。 全国の書店に流通しているのは100部単位。 半年後に売れた冊数はひとケタ。 みたいなのがじゃんじゃん出てきます。 ウリであるはずの編集力に関しても、知人の編集プロダクションにまるっと(企画立案、取材、ライティングなど)〇〇万円で受けてくれないかと依頼が来たことがありました。 「外注かよ!」とツッコミのひとつも入れたくなります(笑)。 何回かにわたって出版プロデューサーに関して解説してきましたが、本当に満足いく本として出せるスキルがある人、会社は本当に少ないというのが結論です。
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実績がない人が商業出版する方法のすべて③出版プロデューサー編6 夢だけを見させる広告には注意

SNS、とくにFACEBOOKに表示される広告に出版プロデューサーの広告が多く表示されます(私は業界関係者なので当然なのですがw)。 共通しているのが、 ・あなたも簡単に商業出版ができる ・世界を動かす著者になれる ・3日に1人が商業出版していますよ といった大きな夢を見せていることです。 共通しているのが、 ・そもそも編集者としての経験やスキルがない ・十分な実績がある編集者でも、その実績が10年以上昔 30年この業界の一線で働いてきた自分の肌感覚では「10年ひと昔」ではなく「1年ひと昔」です。 例えば、今なら2023年の出版業界の実情や各出版社との個人的な(編集の〇〇さんをしっているとか)つながりを持って情報交換している。 このくらいでないと、商業出版を実現するのは厳しいです。 しかし、別の道があったりします。 大手含め、各出版社が関連会社をつくって、その出版社から商業出版するという方法です。 これなら、箔もついて最高!なのですが、裏がここにもあるんですw。 次回は、出版プロデューサー編の最後として、この商売?を解説します。
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実績がない人が商業出版する方法のすべて③出版プロデューサー編5 料金設定の不思議

出版プロデューサーが設定する料金の内訳は一般の方にはまったくわからないと思います。 そこにつけこんで(というと過激な表現ですが)、相当に高い金額設定をしている出版プロデューサーがいるのも現実です。 近い将来のブログで別途書きますが、名の通った出版社の子会社・関連会社が、その出版社の名前で書店流通(商業出版)させる出版プロデュースをしているケースもあります。これは法外ともいえる料金設定をしていますが確実に商業出版は実現できる仕組みです。 企画を立てて、出版社に売り込んでという一般的な出版プロデューサーが設定している料金で疑問に思わざるを得ないケースがあります。 500~700万円という設定を見ることがありますが、確実に商業出版が約束されていない前提での金額としては高すぎます。 一方で金額を聞いて根拠も聞かずに「高すぎる」というクライアントもいます。 例えば、 ・企画立案のコンサルティングと企画書作成 ・出版社への売り込み(30社程度) ・商業出版が決定した後にプロのライターが執筆 ・維持運営費(コミッションに相当) 上記は必ず必要な要素です。 総額にして200万円前後といったところでしょうか。 これを高いと感じる方は商業出版できないと考えた方がいいです。 しかし、何度も書きますが、この金額を大きく上回る料金設定をしている出版プロデューサーは注意して判断する必要があります。
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実績がない人が商業出版する方法のすべて③出版プロデューサー編3 出版塾のコスパと実態

出版プロデューサーの多くが運営しているのが出版塾です。 だいたい、 ・半年1期 ・受講料50~100万円 ・オンラインが基本+グループワーク こんな感じです。 出版塾もピンキリですが、キリばかりというのが本当のプロの私の感想です。 前回のブログに書きましたが、そもそも書籍の編集経験・実績もない(実績があっても大昔の話で今の出版業界事情に合わない)、さらに出版社勤務の経験すらない人が出版プロデューサーを名乗っています。 では、そういった人々の出版塾はというと。 ・現場で指導する塾の講師が素人同然 ・グループワークが主体 ・塾生のスキルとなる個別指導がほぼ期待できない といった形だけの塾運営が多く存在するのが実態です。 考えてもみてください。 ビジネス書を出したい塾生と健康書を出したい塾生など異なるテーマの本を出したい素人塾生がグループワークをしても何の役にも立ちません。 例えると、就職活動している大学生が集まって、面接対策やESの内容をああだこうだと議論しているのと同じです。 ほとんどの出版塾は企画の披露の場をつくり各出版社の編集者を審査員として招き、企画を判断してもらいます。 私もいろいろと審査員として呼ばれています。 まれにヒット本の可能性を感じる企画はあります。 しかし、上記のようなカリキュラムなので、ほぼ「無理」という企画です。 要するに、 ・プロがきちんと個別指導してくれる という環境でないとムダなお金と時間を使って出版できません。 出版塾に少しでも入る気持ちがある人は十分気をつけてください。 私のサービス内でさらに詳しくお教えできますよ。
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実績がない人が商業出版する方法のすべて③出版プロデューサー編2 その実態のさわり

出版プロデューサー、出版コンサルタントを名乗る人はここ数年でずいぶん増えました。 それだけに、提供サービスの内容などに大きな差が生まれています。 特に最近は電子書籍専門という出版プロデューサーもいますので、「いったい誰に相談したらいいのか?」と迷う人も多いです。 出版業会の前線で30年仕事をしてきた自分から見ると、あまりにも素人くさい人が出版プロデューサーをやっているケースが多いということです。 出版社に勤務したこともなければ、書籍の編集をやったことがない人が平気で出版プロデューサーとして集客しています。 ありえません。 特に電子書籍のみというサービス提供をする人々に多いです。 電子書籍だろうが紙の書跡だろうが必要なスキルは同じです。 商業出版で300タイトル近い経験がある私からすれば、「やっちゃダメですよ」と思います。 ・商業出版の編集経験と実績がある ・出版業界にネットワークをちゃんと持っている この2点をクリアしていない出版プロデューサーは避けるべきです。 知っているようで何もわかっていません。 編集経験はないけれど、各出版社に強固なネットワークがあり(「〇〇社の△△さんですね。よく知っていますよ」といえるレベル)、企画売り込みに特化した人もいますが、非常にレアで唯一無二です。 次回は「出版塾」について解説します。
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商業出版したい人からの相談 どうしたら本がだせるのか?編②

商業出版で本を出したい!という人は、とにかく出版社勤務の人と知り合いにならないと始まりません。 とはいえ、企画書を出版社にツテもないまま送っても開封すらされないなんてことは全然珍しくありません。 出版社勤務の人が、編集や営業を問わないとして、つきあう相手や行く場所としては、 ・印刷会社 ・著者 ・カメラマン ・スタイリスト ・校正者 ・デザイナー ・イラストレーター ・書店員 ・編集者がよく集まって飲むバー などがあります。 どこからでもいいので出版社の人と繋がっている人と繋がって紹介してもらう。 知り合いを片っぱしからあたっていけば、知り合いの知り合いで誰かヒットするのではないでしょうか。
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商業出版したい人からの相談 ライターのレベルって?編

世の中にライターと名乗る人は免許事業でないので本当にピンキリです。 占い師といっしょです。 私はライターのピラミッドはこんな感じだと思っています。 ☆ピラミッド (上) 書籍の原稿を相当なレベルで書けるライター ↑ 書籍の原稿はかけるけれどスキルのないライター ↑ 企業の会報など全体がまとめられるライター ↑ ウェブメディア、雑誌でインタビューや対談がまとめられるライター ↑ ウェブメディアで短い記事を書くライター (下) 文章の書き方の本を読んで「学んだ」レベルのライターでは、とても書籍1冊書けません。 いろんな経験を積んでスキルを上げないと実戦では使えません。 話はそれますが、これからライターなど文章で稼ごうと思う人も知っておいた方がいいですよ。
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商業出版したい人からの相談 そもそも何したらいい編

「本を出したい!」という人の相談を頻繁に受けます。 多くの人が、「最初に何をしたらいいんですか?」という相談はいっぱい来ます。 意外にみなさん、何を書きたいのかが分らないと言います。 商業出版は自費出版ではないので、読者に価値を感じてもらって対価を払ってもらわないと成立しません。 まずは、あなたが伝えたいことって何があるか考えてみましょう。 ベストセラーで、『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』(日経BP)があります。 「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。 | 藤吉 豊, 小川 真理子 |本 | 通販 | Amazon 文章術の本を読みまくったライター2人が書いた本です。 もし、あなたが文章に興味があったら同じことができますね。 ここから発想を広げてみると、 ・お笑いが好きだったら、ひたすら芸人のツッコミをまとめる ・ゲームが好きだったら、ゲーム解説をひたすらまとめる 自分の好きをまとめるというのは1つの方法です。
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商業出版したい人が3番目に考える「M」って何?

商業出版したい人は、 ・まずジャンルを決める ・次にテーマを決める と前回までに書いてきました。 3番目に考えるのはMです。 マーケット(市場規模)です。 マーケットを実感するためにぜひ大型書店に行ってみてください。 売れるジャンルの本は売り場面積も大きいです。 今、短歌がブームといわれています。 しかし、書店における短歌の本のコーナーは極めて小さなスペースです。 スペースが小さければ人の目に触れる機会も少なくなるので有利ではありません。 (しかし、短歌の東直子さんのようにテレビ・新聞に出る機会が多い人は一人勝ちできる可能性があります) 大きなマーケットで勝負する方が勝機はもちろんありますが、すでにレッドオーシャンとなっている証でもあります。 ですので、今の出版の状況を知っているプロの編集者などの出版業界人の知恵が必要となるのです。
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商業出版したい人が2番目に考える「T」って何?

商業出版したい人はまずJ=ジャンルは何なのかを考えましょうと前回書きました。 その次に考えることはTです。 テーマです。 美容本で今めちゃめちゃ売れているのが、タレント・MEGUMIさんの『キレイはこれでつくれます』(ダイヤモンド社)です。 タレントパワーはもちろん影響しているのですが、「1000以上の美容法を試した私が教えます」というテーマです。 深堀りせずに「私のオススメの美容法教えます」では弱いです。 同じ美容本といっても、ミドルエイジ向けなのかシニア向けなのか、アンチエイジングなのか自然な自分の見せ方なのか…。 あなたの引き出しにある書きたいこともテーマの深堀りによってまったく違う本になります。 ジャンルを決めたら、次はテーマを深堀りするのです。
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商業出版したい人が2番目に考える「T」って何?

商業出版したい人はまずJ=ジャンルは何なのかを考えましょうと前回書きました。 その次に考えることはTです。 テーマです。 美容本で今めちゃめちゃ売れているのが、タレント・MEGUMIさんの『キレイはこれでつくれます』(ダイヤモンド社)です。 タレントパワーはもちろん影響しているのですが、「1000以上の美容法を試した私が教えます」というテーマです。 深堀りせずに「私のオススメの美容法教えます」では弱いです。 同じ美容本といっても、ミドルエイジ向けなのかシニア向けなのか、アンチエイジングなのか自然な自分の見せ方なのか…。 あなたの引き出しにある書きたいこともテーマの深堀りによってまったく違う本になります。 ジャンルを決めたら、次はテーマを深堀りするのです。
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商業出版したい人が最初に考える「J」って何?

商業出版したい人が考えるファーストステップはJです。 「ジャンル」です。 書きたいことがある程度ある人もそうでない人も同様です。 まずは本屋に行ってみましょう。 アマゾンの本のカテゴリーで検索しても構いません。 ビジネス書、自己啓発書、料理本、健康本、趣味の色々、児童書、美容…。 あげればキリがないほど本屋の棚は細分化されています。 「自分の本がどこに置かれるか」は重要なポイントです。 あなたが自分のビジネス経験のことで本を出したいとします。 例えば、ビジネス書とひと言でいっても ・仕事術 ・稼ぎ方 ・話し方 ・営業 などさまざまです(これは次回詳しく書きます)。 まずは、大きなくくりとして「どのジャンルの本なのか」をはっきりさせましょう。
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本を出すなら売れる「春」がおすすめ

今私は、2月刊行の本(ビジネス書)と3月刊行の本(子育て本)に携わっています。2月の方は見直し段階に入っていますが、3月のほうはまだ何もできていなくて焦っています…。どうなるんだろ…。3月の発売を目指すなら、12月いっぱいには脱稿(原稿が書きあがっていること)までもっていくのが理想です。なぜ3月を目指すかというと、この時期は本が売れるためです。新生活にあたり、新しいことを始めたいと考える人が多かったり、就職や進学のお祝いとして贈る需要があるからかもしれません。春だけではなく、夏休みや年末など長期の休みの前も本は売れます。反対に、秋はあまり売れないと言われています。季節ものの本はもちろん、その時期に合わせて出さないと売れません。例えば手帳を夏頃出しても買う人はあまりいないでしょう。自分の本が一番売れそうな時期から逆算して持ち込みを集中して行ったり、原稿を準備したりするのもよいですね。ただし、年末は出版社も忙しくなるため(他業種と同じように年末進行となり、印刷所や編集プロダクションなどが休みに入る都合で予定が前倒しになります)、せっかくよい企画を持ち込んでも相手にしてもらえないでしょう。
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商業出版して人生変わった方々1

商業出版で本を出したことで人生が変わった人をたくさん見てきました。 もちろん、自分が編集した本がきっかけで人生が変わった人も多くいます。 その本がヒットして、自分の人生も変わることも多々ありました。 明日から、具体的にその方々と作った本のエピソードをご紹介します。
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原稿執筆の本当のコツ 1

文章術をテーマにした本がここ数年多く出版されています。 〇「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた(日経BP) この本のように「いい文章」「伝わる文章」を徹底的に調べた力作もあります。 しかし、実は順番が逆なのです。 我々、編集者が原稿を直すときに最初に見るのが、 ・これやっちゃダメだよ という部分です。 いい文章など最初から書こうと思わずに、 ・やってはいけない文章にしない を強く意識するのです。 次回から具体的に解説します。
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自分の本が書店に積まれる喜び

商業出版を実現させて、ついに発売! ほとんどの人が発売日をドキドキしながら待ちます。 大型書店で平積みされている! あの有名な著者の本のとなりに置いてある! これはアドレナリンがドバドバ出ます。 さらに、書店での販売促進会社に依頼する余裕があれば、有名書店でドンと積んで目立ちまくることも可能です。 そうして認知を高めてビジネスのステージも上がっていきます。 自分がプロデュースした人もそんな展開で人生が好転したというケースを何度も経験して、自分ごとのように嬉しくなるものです。
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出版プロデューサーのレベルがわかる質問とは?

あなたが、「自分の本を商業出版したい」と少しでも思って出版プロデューサーに問い合わせたとします。 その相手がどの程度、出版業界を知っているかは重要ポイントです。 それがわかる質問があるのでお教えします。 「知り合いから、『自分が出したい本のテーマで、カンテラとパブラインの数字がいい本をチェックしてもらえ』と言われたのですが、何のことかわからないのでご存じですか?」 これです。 この質問に正確に答えられな出版プロデューサーには相談しないほうがいいです。 詳細は近々、別の機会に解説しますね!
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実績がない人が商業出版する方法のすべて③出版プロデューサー編1

商業出版を実現したくても、 ・出版社勤務の人とのつながりがない ・まず何をするのかがわからない ・自分が本を出せるのだろうか? と思う人は多いと思います。 企画の考え方、進め方を教えて、企画書にまとめ、出版社に売り込む。 こうした人が「出版プロデューサー」「出版コンサルタント」という人たちです。やっていることは同じです。 各出版社の編集者とつながっているケースがほとんどですので企画の売り込みまで相談ができます。 しかし、彼らのレベルはピンからキリまでです。 ぼったくりと言われても仕方がない業者もいます。 非常に多岐におよぶテーマですので数回にわたって解説します。 ※この項目続く
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実績がない人が商業出版する方法のすべて②

特化したジャンルの超専門家、活動をしている人はチャンスありです。 例えば、田原俊彦のマニアが『田原俊彦論』という本を2018年に出した人がいます。 話題になり、本も売れました。ニッチでマニアックである程、チャンスがあると思います。 お笑いの大会「THE SECOND」で準優勝したマシンガンズの滝沢秀一さんも長い間、お笑いだけでは生活が苦しいためゴミ収集の仕事をしています。 それをネタに何冊も本を出せました。 滝沢さんの名前だけでは本は出せなかったでしょう。しかし、何かにめちゃくちゃ詳しいということがあれば本を出せるチャンスはあります。
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無名な人がなぜ商業出版できるのか?

「なぜ、名前を聞いたことがない人が商業出版できるのか?」と思う人も多いかと思います。 テレビでコメンテーターをしている人や元局アナ、以前は著書連発していた著者ですら、本を出して売れない結果が続くとオファーはなくなっていきます。 その一方で、「はじめての本が出ます!」という人もいます。 なぜだと思いますか? その秘密を類別すると以下になります。 ➀SNSフォロワー、YouTubeチャンネル登録者が圧倒的に多い(すでに無名ではないといえますが) ②特化したジャンルの超専門家、活動をしている人 ③出版プロデュース会社に依頼する それぞれに成り立ちがまったく違うので次回から一つ一つ教えますね。
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商業出版したい人からの相談 どうしたら本がだせるのか?編➀

出版社で働く人って本当に少ないです。 あなたの周りで出版社勤務の人はいますか? ほとんどの人はいないと答えると思います。 だから、本を出したい人は「どうしたらいいんだろう」となるわけです。 商業出版は出版社の企画会議で承認されてはじめて出せます。 つまり出版社勤務の人とまずは繋がる必要があるのです。 でも、いったいどうやって??? この辺りで思考停止してというパターンの相談を受けることが本当に多いです。 正面から行くと門前払いの可能性が高いので、次回、非常に泥くさいやりかたですがご紹介します。
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商業出版したい人からの相談 自分で原稿ってかけますか?編

こんにちは。 編集歴27年のジョイント・プロモーション片寄量太です。 商業出版の編集だけでも20年やっています。 本を出したい!という人の相談に乗ると、「本の原稿、自分で書けますか?」という質問がよく出ます。 「本気で商業出版したいなら、プロのライターに書いてもらったほうがいいですよ」と言います。 本の原稿を商業出版のレベルで仕上げるって、大変なことです。 私は自炊しますが、だからといって料理コンテストで入賞できるか?みたいなことです。 文章を書くという身近な行動って、こうした混同を招きがちです。 そもそもライターといっても本当にいろいろなので、次回はライターの世界をぜーんぶ紹介します。
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