原稿執筆のコツ 2

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コラム
【ポイント1】1つの文章で2つ以上のことを書かない
皆さん、「良い文章」を書こうとします。
しかし、プロの編集者は、「ここは違うでしょ」という見方をしながら原稿に手を入れます。
つまり、やってはいけないことを最初に覚えるべきなのです。
・シンプルで読みやすい
・語句の使い方が適切
・1文が長くない
など、あげるとキリがないのですが、世間に多々ある文章術の本に書いてあることは基本的なことをマスターした上で取り入れることをお勧めします。
どの本も良い内容を解説しているのですが、一度に膨大な文章執筆のコツをつかめるはずがないのです。

〇ポイント1
1つの文章で伝えることは基本的に1つです。
例)
私は感謝の心を持つ男性とパートナー関係になりたくて、自分磨きのために料理、家事、エステにも通い、コミュニケーション力も上げようと必死になりました。
上記の文章は、
・感謝の心を持つパートナーがほしい
・自分磨きをした
・コミュニケーション力を上げようとした
3つのことを書いています。
修正後)
私は感謝の心を持つ男性とパートナー関係になりたかったのです。そのために自分磨きをしようと料理、家事を覚えてエステにも通うようになりました。さらに、コミュニケーション力も上げようと必死になりました。
1つの文章に2つ以上のことを書くと、係り受けもぐちゃぐちゃになる可能性が高くなります。その結果、わかったようで難解な文章になるのです。
※例文の場合、料理、家事と思うままに書いていますが「料理と家事についてどうしたの」という受けが抜けています
良い文章より平易でシンプルな文章を心がける。
これが一番の近道なのです。

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