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キツネとかヒツジとか

気づけば、完全趣味で作成していたYou Tubeの寝落ちお話チャンネルも、3ヶ月を超えコンスタントに続けられています。これって私にとってはなかなかのキセキでして。なにせ、日記については3日坊主どころか3日も続いたことがないタイプ。だからチャンネルスタート前にお話を10本は録りだめてから始めたのですが、そのストックが尽きてもなんとか週2更新を維持しています。もちろん、覚悟していたようにチャンネル登録者数や視聴回数はそう簡単には伸びてくれませんが、それでも誰かが聞いてくれていると思うとなんだか嬉しくなります。そして今は、大好きな星の王子さまの朗読までできていて、徐々にクライマックスに近づいているのですが、やっぱりこのお話好きだな、再認識できたり、このチャンネルを開設しなかったらこんなに物語の世界に大人になってから浸かる機会はなかっただろうな、と貴重な体験をしている思いです。今週は、台本なしの物語の方では「ピーターとおおかみ」を、朗読では「あのときの王子くん」地球での最初のトモダチとの出会いのシーンをアップしています。よかったらちょっぴり童心に戻って視聴していってください。
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真っ白な空間に、黒が混じるその時まで…

人間の物語、動物の物語、植物の物語。 どんなものにも、物語はある。 明るい物語。暗い物語。勇敢な物語。希望の物語。冒険の物語。光の物語。闇の物語。悲しい物語。 それぞれ、数えきれない物語がある。 この世界は、そんな物語を管理する場所である。 温かみはないが、冷たさもない、真っ白な雰囲気。 そんな世界で、 一人の少女は自分の部屋で休みをとっていた。 少女、レジーは真面目で、人一倍は物語の管理をしている。 主に担当する物語は、悲しい物語。 悲しい。それは、出会いから別れ、見送り、感情、悲哀、涙、そして、闇、災害、絶望、死、救いのない話…… 他の者にとっては、手を出しづらいものだった。 管理する者にも、感情はある。 他の世界の人間ほどではないが、感情がなければ、色がない単とした作業感の形となってしまうからだ。 レジーは、最初に担当されるときは驚いたが、手を付けてしばらくして、慣れていく気がした。 冷酷、と言われることもあったが、人間には悲しみもあるのだ、闇がなければ光もない、と思いながら、悲しみの物語を管理していた。 不満を強いて言うなら、物語の中で、悲しみが繰り返されることだった。特に、血の混じったもの。 平和主義というわけではないが、そんな悲しみを見ていると、流石にこたえる。 だからといって、勝手に踏みにじったり、安々とその物語を消すものではない。 物語を作ってくれたからには、大事にしないといけない。自然を含めた、物語を作った者は、大半は作った物語を大事にしていると信じている。レジーを含めて、この世界の住民、管理者はみんなそう思っている。 だから、レジーは、物語が自然に消滅するま
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Narrative Coaching

ご覧いただいている方の中にはビジネスコーチングを受けたご経験がある方も多いのではないでしょうか。  「ぐう(隅)」では、テーマをビジネスに限らず、働く皆さんのコーチとなりクライアントの皆さんに寄り添い、ゴール到達を目指します。  また家庭で孤軍奮闘、家事育児などに頑張ってらっしゃる方、その多くは女性だとおもいますが、そんな主婦の皆さんとお話をする時間をいただき、日頃のお悩みなどへ、ご一緒に解決策を探してきたいと思います。そして、Z世代の方には、配信形式講演でアドラー心理学の各論や事例研究をご紹介したり、「ぐう(隅)」の講演ライブラリーから抜粋してお話をします。 過去は変えられないといいますが、その過去にもアプローチをするナラティブコーチングを経験してみませんか?  
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大人になって聴く童話

最近は月曜日にはおとぎ話のお話を、金曜日には朗読を、といったテンポで投稿させていただいているのですが、今夜は「はだかの王様」アップしました!小さい頃にお話を聞いた頃は、「わー王様、恥ずかしー!わっはっは」という印象が強かったのですが、大人になるとそこにプライドの戦いやら、ずる賢さやら、小さい頃には対して気に留めなかったことが気になったりと印象や注目する場所が少し変わってきた気がします。そうやっていろんなメッセージがいろんな世代に伝わるから、長く語り続けられているのかな、とおもったり、こうやって視線が変化するのっていいことなのかどうなのかっと思ったり、色々お話しながら考えさせられました。といろいろ言っていますが寝落ちにぴったりな長さなので、気楽にご視聴頂けたら嬉しいです!
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事実と物語

おはようございます*^^*この間、キッチンに立っていたら”ひとつで分かれていない”という気づきが起きてきました。”サラの目覚めのストーリー”で表現したけど、静けさの中でバーンとここだけだよ。というリアルな感覚が起きたこと。その説明みたいだなと感じました。あるのは、この中(本質のわたし)だけ。これだけ。そして、見える対象として見ていたものはこの上に現れては消えていくものここと、それらは決して分かれていない。ひとつだということ。そしてこれだけがあるということ・・・数年前にお話した人が一冊の本が貴方の前にあります。それをどう見えますか?と尋ねられたことがありました。これは、~さんが~について書いている本です。そう答えました。その方はこれが今あなたの前に現れた。それだけですと。そこに~さんが書いた、どこで買ったなどはありません。ここにこれが現れた。それだけですと。それ以外は概念であなたの頭の中で作られた物語です。と・・・その時はよくわかりませんでしたがこれだけがある。事実はそうでしかない。そう今は感じます。本当に知識、周りの人たちに教えられてきたことが事実となっていて本来のあるがままが見えていませんでした。本当にシンプルですね。知識は、表面上の揺るがぬ私像を強めていきます。それがフィルターになっていたのでした。複雑で深刻な世界がそのフィルターを通して広がることに繋がるのだなあと今は感じます。ほんとうはこれだけがある。今を生きるって、これだけがあるを味わうことだと感じるのでした。
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今夜はあの懐かしい童話を☆

覚えていますか?「オオカミと7匹の子ヤギ」。とーっても久しぶりにお話してみました。小さな頃はコヒツジと同じ目線で、「狼が来ちゃうよー」とドキドキしながら聴いていた思い出がありますが、大人になってお話してみるとその思いと同時に他にも気になることが出てきたり、本当に昔話、おとぎ話って面白いです。そもそも何でこのヒツジ一家って母子家庭なんだろう、とか、小さい頃はただただ言いづらかった「7匹」って幸運の数だから7なのかなとか。いろんなお話をしてストックしてありますが、それぞれにおとなになっても新たな発見がある童話って本当に面白くて不思議です。ぜひぜひ眠りのお供にでも聴いてみてください。
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懐かしいお話聴いてみませんか?

お陰様でお話チャンネル9作目をアップしました!このお話は、シナリオなし、思い出だけが頼りな完全昔語りなものなので、小さい頃に寝かしつけされる時に聴いたような、そんな感覚で、ゆったりリラックスして聴いてもらえたら嬉しいです。ところで、大人になってお話していてふと思ったのですが、北風と太陽の勝負内容って、ちょっとアンフェアな気もするんですが…?そういうこと考えちゃうのはおとなになったからなのかなぁ、なんて思ったり。童話って子供の頃は純粋に楽しんでいたけれど、改めて触れると、案外考えさせられるものありますね。はじめましての方は、日本のものあり世界のものあり、朗読もありと気ままなお話ちゃんねるになっておりますので、BGM代わりに、眠りのお供に、ぜひ聴いて頂けたら嬉しいです。
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小説「最後の13月”壱“」

登場人物・相原夢花   あいはら  ゆめか・相原健斗   あいはら  けんと・清水川小百合 しみずかわ さゆり・櫛羅花真人  くしらげ  まひと・斎藤結城   さいとう  ゆうき死が決まった世界で生きるのは「苦痛だ」「速報です、先日からビックニュースとして取り上げられていた”人間リセット計画”が行われることとなりました。今わかっている情報は、私たちに残された時間が一年だということのみです」「これほんとなのか…」「いきなりこんなこと言われても信用できないわよね」私が起きてくるとお父さんとお母さんがいつになく真剣な顔で話していた。「どうしたの〜」「夢花は気にしなくて大丈夫だよ」「ええ気になる〜ってやばこんなこと言ってる場合じゃない遅刻する‼️お母さんお弁当‼️」「なんでいつもギリギリなのよ、今日は自力で起きるって言ったじゃない。もう〜はいこれお弁当。気を付けていくのよ」「ありがと〜行ってきます‼️」”ガチャ”「お父さん、夢花にニュースのこと言っとかなくてよかったの?」「私も言おうかどうか悩んだよ、カッコ悪い話だが信じたくないんだよ。あの子が小さかった頃、私は仕事ばかりで一緒にいる時間なんてほぼ無かった。だからもっと一緒にいたいんだ」「そっか、」〜夢花が出て行って「5分」〜「おはよう」「今日は早起きだな、健斗」「うん、お父さん今日仕事休み?」「そうだぞ‼︎どこかいくか?遊園地か‼︎」「ん〜お姉ちゃんもいるときに行きたい‼︎」「ほんと健斗はお姉ちゃんのこと好きだよね」「うん‼︎大好き」”ガラガラ”ああ相変わらず教室はうるs、、いや静か。珍しいこともあるもんだなこうも静かだと居心地が悪い
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奇跡のセラピー犬♡目が見えなくても歩けなくても保護犬が与えてくれたもの🐾

ご覧いただき、ありがとうございます。ドッグセラピストのMakoです🐾私は現在ドッグセラピストとして8年ほど活動をしています!ワンちゃんと関わり、人もワンちゃんも笑顔にできる仕事をしたいという夢を叶えるべく、専門学校へ通い2012年6月からアニマルセラピー活動をしていく中で、愛犬2匹と出会いました🐶1世代目の愛犬ちゃんとは、月100人ペースで2017年1月までの間に6万人ほど、2世代目の愛犬ちゃんとは2018年9月から2020年2月まで2万人ほど、ドックセラピーをさせていただきました!実は、この2匹は大きなハンデを持った犬たちです。1匹は目が見えず、もう1匹は足がまったく動かない状態で我が家にやってきました。ハンデがありながらも、2匹が立派なセラピー犬となるまでの馴れ初めの物語になっております❣️☆ドックセラピーがどんなものなのか気になる方☆保護犬を家族にしたいと思ってる方☆介護施設にお努めの方などにも読んでいただけたら何かのきっかけ探しになると思います🐾
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小坊主の石ころ〜人生の価値は何?

小坊主:和尚さん、私の人生における最も大きな価値は何ですか?和尚さん:庭に行って、大きな石ころを運んで、市場で売ってきなさい。もし値段を聞く人がいたら、ただ二本の指を出せばいい。もし値段について交渉しようとしているなら、売らずに戻ってきてください。そのとき、君に人生における最も大きな価値は何たるかを教える。翌日朝、小坊主は大きな石を持って、市場に行った。小坊主を見て、ある主婦は声をかけた:この石ころはいくらなの?小坊主は言われた通り何も言わず、ただ二本の指を出した。200円?小坊主は頭を振って否定した。2000円か、まぁいいか、ちょうど漬物を作る道具として使うよ。え、本当に?全く価値のないただの石ころは2000円も出してくれるの?こんなものはうちの山には沢山あるよ。小坊主は売らずに、喜んで和尚さんのところに戻った。今日ある奥さんは2000円を出してくれました!今は人生の価値を教えてくれるでしょう?ハハハ、まだ早いよ、明日もう一度あの石を持って、博物館に行きなさい。そしてもし値段を聞かれたら同じように何も言わずにただ、二本の指を出す。もし交渉しようとしたら、売らずに返ってください。翌日、博物館。人々は石を囲んで話し合っていた。普通の石じゃない?何で博物館にあるの?博物館にあるから、きっとその価値あるよ、俺らが知らないだけだ。そのとき、ある人は小坊主に石の値段を聞いた。小坊主は何も言わずにただの二本の指を出した。2万円?小坊主は頭を振って否定した。20万か、いいか。ちょうど仏像を作るために必要だった。もちろん、その値段を聞いた小坊主は仰天した。しかし、和尚さんの言うとおりに、売らず
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【新連載】タロットカードストーリーズ◆0 THE FOOL

こんにちは。はじめましての方は、はじめまして。一条音羽です。かわいらしいタロットカードを入手したため、そのカードデッキを使って「タロットカードストーリー」を組み立ててみたいと思います。初回は、ジョーカーにもあたる大アルカナの0番「THE FOOL」。彼がこれから出会うのは、残りの大アルカナカードと小アルカナカードの青年たち。それでは、開幕です!はじめまして、僕は「アブソリュートゼロ」。タロットでは大アルカナの始まりにして終わりの「愚者」。無鉄砲だとか、考えなしとか言われることもあるけれど、一歩踏み出さなければ何も変わらない。あれ、気づかれちゃったかな。家を出る時に、靴を履き間違えてしまったんだ。右足にピンクのブーツ。左足にブルーのブーツ。でもいいじゃないか。履き心地は変わらないし、そういうファッションだと思えば。出発の日にふさわしく、空にはキラキラの太陽。荷物はバッグ一個に収めて、何か必要なら途中で補充すればいいかなって。顔を上げて歩き出そう。え? 一歩先は崖?それがどうしたのさ。目に見えるものだけが正しいわけじゃない。行きたいと思う方向へ行けばいい。そんな純粋な思いを忘れないように白いバラを持って出てきた。トゲ?そんなものはないよ。白いバラは、とても素直で美しい花だ。そうそう。お供として、ずっと一緒に育った犬と一緒に旅に出ることにした。名前は「フール」。危なっかしいところもあるけれど、僕の相棒さ。君は、僕の冒険の旅を見てみたいと思うかい?すべてはタイミングさ。この冒険がどういうものになるのか、僕にもそれはわからない。わからないからこそ、楽しいじゃないか。一歩踏み出すもよし。立
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代筆ってどんなの?

お世話になっております。蜜柑猫です。 ふと、物語――とは言わないまでも小話的な物語が欲しくなる時ありませんか? 例えば、雑誌や同人誌などで、『欄が少し空いてしまった!!』なんてこと、稀にあると思います。 他にもちょっと自分では書けないから、代わりに書いてほしいなどと言ったような時が稀に起きると、何とも歯がゆい気持ちになられるかと……。 そんな時の『代筆』です。具体的にどんな事をしてくれるの? 基本的には、穴埋めみたいな感じです。 上記したように、欄が開いてしまった時や、代わりに執筆してほしい時などにご利用していただければと思っております。 しかしながら、代筆をご依頼する際は必ず、要件・条件・目的 がはっきりと提示されないと、こちらもお受けすることができませんのでご了承ください。 特に目的(商用利用なのか、個人利用なのか)がはっきりしていないと私自身も引き受けられませんのでご注意くださいませ。 尚、代筆の場合ご相談の上でしたら、著作権の交渉を引き受けます。↑ご依頼の際はこちらからどうぞ今後ともよろしくお願いいたします。 (了)
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再稼働

お久しぶりです、蜜柑猫です。さて、いきなりではありますが、ココナラでのご依頼を再開することになりました。本格的にといいますか、以前よりもしっかりと、といいますか……。以前までは、ほとんど作っただけでほったらかしになってる部分があり、そしてココナラのサイトのUIに慣れずそのまま存在を忘れてしまった部分があり、その反省点を生かし、また再始動ということで、またご依頼を受け付けます。さて、この度また新たに、下にあるような出品ページを作りました。主な内容としては画像に書いてある・R-18・R-18G・一次創作・二次創作・代筆のみになっております基本的に著作権の譲渡は考えてはいませんがもし著作権の譲渡に関して質問・要望等ございましたらメッセージにてご相談いただけたらと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。(了)
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♪美女たちの小さな物語を構想中

♪張り切って & 半分意地で傘は開かず、塒から徒歩3~4分の投票所へ。ビニールシートに若干阻まれ、軽い笑いを誘いつつ、清き1票を。 この後に想定外のお出迎えが。 * 出口調査 with テレビカメラ。 レインギアを羽織った若い女性が、 「◆◆テレビです。出口調査にご協力いただけませんか?」 差し出されたスマホの画面が、弱視の筆者には見えません。 「フォークシンガーはテレビにはでません」 ← ※ 誰がだよ? もちろん還暦オッサンが、このような場違いを言葉にするはずもなく。 ごめんなさいね。 お役に立てなくて。 o(_ _)o 風邪ひかないでね。 - - - - - - - - - - ♪表題からお察しいただける通り、筆者の手元にあるギターたちを主人公に、* 超短編エッセイ未満を綴ってみようかな? 楽器に興味の薄い読者各位にも喰いついていただける、そんな世界を文字にできないかと、少し前から考えていました。 ちなみにこの部屋に転入した2014年初春時点では、手元には1本もなく、桜と古墳の街で暮らすなか、気づけば現状でした(笑)。★ 新たなご主人さまのもとへ 嫁いでいった彼女たちは また別の機会にしかしながらの貧乏暇無し、優先順位を思えば到底手が回らず、それでも延々棚上げを続けてしまっては、 * 言うだけ番長どころか仄めかし野郎 ← ※ いずれにせよ残念すぎます そこで有言実行せざるを得ない状況とすべく、こうして文字にしています。 ♪繰り返す通り、弦楽器は基本 『She』 すなわち女性です。 それぞれ超個性的な美女たちを、どのように擬人化して登場させようか …* これもまたブログな
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”よる”に会う

四方を ぐるりと囲むように 永遠に続く螺旋を描いて そびえ立つレンガ造りの建物群 夜更けの街は死んだように静かで人気が無い。 こどもが一人 空を見上げている。 氣が遠くなる程、空高くまで続く家々を。昼間などは、この『壁』のせいで 陽の光は遮られて、余計に押しつぶされそうな気分になる。 こどもは常々『そと』の世界を見たいと思ってた。 でも『壁』は言う。 『お前には未だ早い』  『お前如きに何ができるのか』 そう言われ、次第に 『自分は”そう”なのだろう』 と、こどもは考えるようになる。 『そと』への渇望から 『壁』が寝静まった後、夜空を見上げる日々が続く。 あんなに威圧的な壁が夜の闇にとけて空と一つになる。 それは、心が解放されるひと時だった。 『”いま”が ずっと続きますように』 と、こどもは つきに願いをかけた。
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「物語を紡ぐタロットリーディング」ワンドペイジ カップペイジ ソードペイジ ペンタクルペイジ

こんにちは。 タロットリーダー、ルート(ルース)です。 物語を紡ぐように、タロットリーディングをし、 今必要なメッセージをあなたにお届けする、 以下のような商品を出品しています。さて、こちらの記事では自分でもタロットリーディングが できるようになりたい人のために、 カードの読み取り方や意味をまとめたものを書いてみました。 今回は小アルカナの各スートのペイジのカード4枚の説明を掲載しています。 ワンドペイジ、カップペイジ、ソードペイジ、ペンタクルペイジです。 コート(宮廷)カード(小アルカナ人物のカード)は、 ペイジ、ナイト、クイーン、キングと身分を上がっていきます。ペイジがそのスートの最も純粋なかたちと言われています。使用するカードは写真の通り、 ウエイト=スミス版タロットカードです。 文章は必要に応じて修正、アップデートを行っていきます。 購入後もそれは反映されるようですのでご安心下さい。このカードは何を描いていて、どのあたりに注目し、 どんなことを読み取ればいいのか?をまとめています。 また「リーディングとは絵から読み取ること」、 「絵から離れないこと」を意識してまとめています。 あなたの物語を紡ぐ1ページとして、ご利用ください。 文字数は約2100文字です。 こちらをご購入いただい方のみ、ご利用いただける、 電話サポートもご用意しています。 何か質問があれば、ご利用下さい。
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ゲーム終了

綺麗な虹・・・この間、関東にお住まいの方からシェアしていただきました。ありがとうございます☆・・・・・小さなころからずっと探してきたものをやっと見つけたその入り口に立っている今。それは、小さい時から唯一変わらない感覚だった。これだけはいつも共にありました。出合いも全てがここにたどり着くためのものだったんだ・・・・そう感じています。”ゲーム終了”そうご縁深い存在が言っていたのを思い出しました。教えられた概念や、惹かれていた知識・・・それを掴んでいた時は、きっと受け入れることできなかった。これはずっと信じてきたことなんだものゲームではない・・・なんて。でも、それも、またゲームの内容だったと気づいたのでした・・・今ここに無いものは全てが、記憶や考え、想像であってそれは無いもの。それらは、どこか、今よりもっともっとと知らず知らず、今が”どこか欠けている”ということからの表現なのですよね・・・それに関係なく、この命は、全体の中で繋がり合って動いてる。欠けることなく・・・でも、ゲーム、物語もそれを解りながら楽しめばいいし、それに、その表現自体も決して必要ないものではない。それも全体の表現されていることだから・・・ここに存在するサラさんもこんな風に表現することや神秘的な世界も好きだしご縁頂く方とお話することや、のんびり自由に今を味わうことを楽しんでる。そして、唯一変わらないものを感じて深まることが喜びなのでした。起きてくることから、拘りに気づけることもその一つ。しようしようとしなくても起きてくる。何もしなくてもいいそれは何も実際しないということではなくて不足感から動くというよりも、命の動きの
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今日の絵:七夕08

これは星の夜露です。これで墨を溶いて短尺に願いを書こうと思い、手近な器にとりました。すると器に星空がやどって、きらきらと光を放ちます。それがあんまりにもきれいなので、私はその夜露を墨で染めるのが惜しくなってきました。この美しい水を何に使えばいいだろう。私は家じゅうを歩きまわりました。そうしたら見つけました。それは小さな鏡でした。昔とある雑貨屋さんで見つけて、一目惚れした手鏡です。初めこそ気に入って使っていましたが、いつしか忘れ去られて、部屋の端に放り出されていました。ああ、私はいつから、私を見つめることを忘れていたのだろう。薄汚れた鏡をきれいにするなら、この夜露こそがふさわしい。そう思いました。器に指をいれて、夜露を一滴、すくいとりました。指の先はきらきらと濡れました。そっと鏡の表面を拭うと、鏡は深く透明にかがやきはじめました。星の夜露は、鏡に染み通って、鏡の向こうの世界をうすく彩ります。小さな鏡を覗き込むと、向こうの世界に、私の瞳が見えました。それは夜と朝のあいだの色をしていました。そうして、星のひかりをたたえて、いつまでもちかちか輝くのでした。
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今日の絵:宇宙エレベータ

あるとき人類は、ずっと先の、はるかに高い空に行くと決めました。きっかけは宇宙人の来訪でした。たったひとり、最新鋭の宇宙船で地上に降りてきた宇宙人は、地球にないさまざまな技術を、呼吸をするようにたやすくやってのけました。人類はびっくりです。魔法だという人もいました。侵略だという人もいました。けれども宇宙人は親切でした。自分たちの技術を、当時の人類の知的認識でもわかるよう、懇切丁寧に教えてくれたのです。人類は、だんだんと宇宙人に傾倒していきました。どこからきたのかと尋ねると、宇宙人は上を指さしました。はるか上には、うつくしい世界が広がっているのだと、宇宙人はいいました。そのとき人類は決めたのです。いえ、決めたということばは正確ではありません。人類は、知ったのです。そのうつくしい世界に、いつか我々は行くだろうということを。宇宙人は、そのために地上に遣わされたのだということを。人類は宇宙人に、さまざまなことを学びました。それは喜びでした。長年の人類の課題をあっさりと解決する機械。効果的な政治システム。未来予知に近い技術もありました。宇宙人が着陸した土地を中心に、未来都市の建設が始まりました。多くの人が集まり始めました。けれど、一部の人類は、その進化に否定的でした。これまで受け入れてきた常識が丸ごと更新され、急激に社会が変化していくのに、ついていけないものや、危機感を抱くものが現れはじめました。そうして、彼らは宇宙人を攻撃しはじめました。宇宙人は、彼らに対しても、懇切丁寧に、自分の知識を教えてあげようとしましたが、聞く耳を持たない彼らに、説得は無意味でした。諦めた宇宙人は、最新鋭の宇宙船
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"森の中のガゼボ"【ショートストーリー#3】

恋と愛。 恋は、落ちるもの。 愛は、育むもの。 恋は、胸の苦しさと痛み、焦がれるような激情を、甘い蜜のように感じる。 それはさながら甘いハチミツを舐めた時に喉がヒリヒリと焼け付くような。 愛は、安らぎと満ち足りた幸福の中で、恐れも不安も無く、ただ身をゆだねる。 それはさながら温かな毛布に包まれて眠りにつくような。 私は今、恋をしている。 「狂おしい」という言葉以外に、今の私を的確に表現できる言葉は無いというくらい。 どうしようもなく、恋をしている。 嗚呼、何故、恋とはこんなに苦しいものなのか。 愛は、あんなにも温かく心地良いものなのに。 お父様とお母様が決めた許婚は、隣国の王子で、よく私の王宮にも遊びに来ていた。 私よりも少し年上の王子は、とても優しくて、いつも青い湖のような静かな瞳で私を見守ってくれた。 私が欲しいと望んだものは、何でも与えてくれた。 私がしたいと願ったことは、何でも許してくれた。 王子の抱擁は温かく、ホッとするような、陽だまりのぬくもりを感じさせた。 しかし、私は落ちてしまったのだ。 恋に。 森の中で見つけた小さなガゼボ。 王宮の庭園にあるガゼボと比べれば、決して豪華ではないけれど、木漏れ日のスポットライトを浴びた森のガゼボは、私の目にとても幻想的に映った。 お父様の狩りに同行し森の中で牡鹿を追っていた時に、ひとりだけはぐれてしまい、深い森の奥に迷い込んでしまった私が辿り着いたのが森のガゼボだった。 その美しさに心奪われ、疲れを癒すために馬を繋ぎ、ガゼボの中で腰を下ろした。 そこで、貴方と出会ってしまったのは、運命の悪戯か、神様の意地悪か。 馬が人の気配を察
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おやすみ前の3分間~そこのあなたに贈る優しいソーシャルワーク物語#0

みなさん、こんばんは。モモです。(果たしてどのくらいの方がこのページに今いらしてくださっているのか…いつも不安ですが)  実は普段は、自身のHPで、いつも不定期にさまざな 記事(というより日記に近いもの)をつらつらと残しています。 (あくまでも皆さんに楽しんでいただくためのコラム♪、HPの紹介ではないので、詳細は省きます。)そして、日常生活の中で感じてきたことをこのような形で 残していくことで、少しでも読者の皆さんがニヤッ、クスッと笑顔になったり、ちょっとでもホッとしていただける、そんな小さな温かな灯のようなものができればいいなといつも考えているところです。  そんなコンセプトのブログなのでこの空間では基本的に、勉強になった!効率的に理解できた! 知識が増えた!といった感想をいただくことはないと思います。 情報量が多い文章は、疲れてしまい、脳みそと身体を休めるためには逆効果になってしまうからです。  ただそれでも、最近自身の主観に基づいた内容をお届けしていくだけでは、 本当に自己満足の延長のようなものになってしまうと最近改めて感じていまます。 (はて、どうしたものか…と少し悩んだ末に。) 今回「全ての人に贈る優しいソーシャルワーク物語」と題して、 ソーシャルワークにまつわる様々なことを、なるべく心身が疲れないように、むしろリラックスタイムに読むことができる読みものとして、優しくてシンプルな言葉を使いながら、物語風な形式でお届けしていくことにしました。  最初は、物語の内容も最初から体系的に作っておいた方がいいのか迷いました。 ただ、体系的となると勉強のような形になってしまいま
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生命の樹と物語(人生)

こんにちは。このブログを読んでくれてありがとうございます。魂の地図である生命の樹を私は提供していますが、お伝えする色は、そこが何色だから良いとか悪いということは一切ありません。どの色もポジティブ、ネガティブ両方をさしています。受け取る人のその時の状況によって気付きのポイントは毎回違ってくるでしょう。(レポートでお渡ししているので、印刷していつでも読み返していただけます。)もし、その文章を読んで、自分はポジティブな意味に当てはまらないと感じても、自分を責めることはしないでください。変な話ですが、この生命の樹の地図は100%を目指しながらも、100%その通りになることはないと思います。(魂が存在している限りは)だって、私たちは今を生きていることに意味があるんですから。いつだって、私たちは物語の途中にいます。例え100%に至ったと感じても、その頂きにだったら、もっと大きな世界が見えて来て、アッという間に、30%くらいになってしまうことだってあります。でもそれは、ある意味、喜ばしいことじゃないですか?そこから、また魂の地図を握りしめて、時には偏り、そこからバランスを取りながら、その体験を通して大きくなっていきます。30%になったら、自分が小さく思えるかもしれないけど、それは、今までとの相対的な見方なだけで、私は、そこから更に樹を大きくしていく権利を得た結果だと思います。例えばハリーポッター。意地悪な親戚の家で疎まれながらも生活をしていたところに魔法魔術学校から入学案内が届きます。シリーズを通して、魔法使いという枠組みがあって、時に難題にぶつかりながら、経験を通してハリーは成長していきま
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小アルカナに関する基本的な考え方

こんにちは。告知でお知らせした通り、今後順次カードの意味や考え方についてアップしていく予定です。各カードの意味のブログをご購入していただく前に、基本情報であるタロットカードの構成と意味に、お読みいただきたく、記しておきます。タロットカードには番号と名前のある大アルカナと呼ばれる カードが22枚(別記事参照下さい)と、 記号と数字で構成された小アルカナが56枚の 合計78枚で構成されています。 小アルカナには4つの記号があり、 ワンド(棒:火を象徴、情熱、意志、戦い)、カップ(杯:水を象徴、感情、愛、純粋さ)ソード(剣:風を象徴、理性、知性、判断力、正しさ)、ペンタクル(金貨:地を象徴、お金、現実、五感、果実)の意味やニュアンスがあります。 大アルカナ22枚が表しているのは、現実の人間というよりもそのカードのモチーフが、象徴する力を表現し、非常に奥深い意味を持ちます。そのため描かれているものがやや非現実的で抽象的なものです。それに対して小アルカナの56枚に描かれているのは、日常の一コマを切り取ったような、身近な市井の人々の姿です。そのため小アルカナが表しているのは、人生における私たちに起こる様々な局面やシーンです。よって大アルカナは大きな象徴的な出来事や意味を、小アルカナは日常に出遭う出来事から得るメッセージを表しているとも言われます。また1つ1つの記号(スート)について言えば、ワンドは火なので、燃えるような情熱、心に火が点もる、急に頭にひらめきが届いた、体が熱いなど、火というものが持つイメージをどういう語彙にできるのか、また語彙からさらにどんなイメージを膨らませることができるの
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マーケティングで重要なのは商品の裏にある物語

商品の三層構造で読み解く商品哲学(物語)の重要性アップル製品はなぜ売れるのか?パソコンのマッキントッシュやiphoneの例を挙げるまでもなく、アップル社の製品には熱狂的なファンが多い。その熱い想いは、もはやファンというより信者のそれといってもいいくらいだ。それにしてもアップル社の製品はなぜそれほどまで人々を熱狂させるのだろうか?その秘密を解く鍵となるのが企業哲学だ。よく知られているように、アップル社には「世界を変える」という企業哲学がある。実際、誰にでも使えるパーソナルコンピュータを世界ではじめて生み出したのはアップルだったし、それによって世界は文字通り「激変」した。パソコンばかりではない。アイフォンやタブレット、MP3音楽配信システムなどもそうだ。それらの製品はすべて「世界を変える」という哲学から生み出されたものであり、それをコンセプトに作られたものである。実際、それによって私たちの生活は従来とは一変しつつある。じつは私たちがアップル製品を買うのは、そのスペックが他より優れているからではない。そこにある「世界を変える」という哲学に共感するからである。アップル製品を使うことで自分にも世界を変えられる、あるいは自分も世界を変える仕事に参画しているという気持ちになるからこそ、そうするのだ。そして、その参加意識こそがアップルというブランドの正体でもある。似たようなニーズを満たすだけなら他にも選択肢はいくらでもあるだろう。しかしそこには「これだ!」という腹の底にストンと落ちる納得感のようなものがない。なぜか? そこには共感できる哲学がないからだ。哲学は太鼓のようなものである。それがなく
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「物語を紡ぐタロットリーディング」の秘密を少し公開します

ご覧いただき、ありがとうございます。おかげさまでココナラを始めて丸2年以上が経ち、多くのご依頼、素敵なご縁をいただくことができていることに、心から感謝しています。本当にありがとうございます。ずっとタロット占いを行っていますが、通常タロット占いでは「あなたの質問はなんですか?」と聞いて、それに答えるかたちで鑑定をすると思います。しかしココナラを始めた時からずっと続けている以下の商品では、「あなたのことは何も言わないで下さい」という、少々突飛な、特殊なやり方をしてきました。それは当たる/当たらないを超えて、また質問の意図に左右されずに、純粋にタロットが持つ意味や、そのポテンシャルを感じていただきたいという、強い思いがあったからです。そして今回こちらでは私がタロットリーディングから、実際にどのようにして物語を紡いているのかということを、少しだけ?公開しようと思います。タロットリーディングはカードと基本的な知識さえあれば、自分で自分を見ることも、ある程度はできます。これを読めばあなたもすぐにできるようになる、とは言えませんが、こちらの記事で、少しでも「自分でもやってみようかな」と、タロットに関心を持ってくれる人が、増えたら嬉しいなと思います。すでに一度上記商品をご購入いただいたお客様で、いったいどうやっているの?と興味を持っていただけたり、自分でもやってみようかなと思ってもらえたら、なお嬉しいです。タロットの面白さ、奥深さ、楽しさの一端をご紹介できればと思います。ぜひあなたのタロット・ライフのご参考になさって下さい。文章は約3400文字です。※注意点※・こちらは78枚のカードの意味を説
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2020年度後半の最新作とPV動画(自作)です

SF物語もお仕事をいただいております。機材を更新したので自作動画もちょっぴり品質アップ(?)できました。音楽(作曲)+音声が出ますからボリュームにご注意ください。[PV] Remake "Beast Code" / 再起『ビースト・コード』
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わたしのお仕事(書く方)をひと動画で♪

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”白昼夢” 散文サンプル

背丈の短い浅緑の草は 優しいそよ風に頬を撫でられ さわさわ さわさわ 静かな寝息を立てておりました 眠れる草々の広がる野原の真中に 優しいそよ風がゆるりと吹き抜け ゆっくり ゆっくり 静かに回るメリーゴーランドがありました 陶器でできた白い馬は 優しいそよ風を硝子の眼で見上げ いつも いつも 羨ましいと思っておりました 白い馬は 眠りに落ちても 夢から覚めても 同じ景色しか見たことがありませんでしたから 空を自由に駆け巡って 色々の所を気ままに旅する 自由なそよ風が とても とても 羨ましく思えたのです   貴方は何故そんなにも悲しい眼をして   この私を見つめるのです   風よ   私はあなたになりたい   あなたのように自由な身となりたいのです   私の背中を通っているこの細い棒は   私をずっとここに留めています   私は一生同じ景色しか見られない そよ風は 困ったように微笑み 何も言わずに 白い馬を深い眠りに誘います そよ風は知っていたのです 白い馬を野原の真中に留めているあの細い棒は 同時に 白い馬の硝子のような儚く不安定な心を 世界の数多い無情と混沌から守っているのだということを 背丈の短い浅緑の草は 優しいそよ風に頬を撫でられ さわさわ さわさわ 静かな寝息をたてておりました 眠れる草々の広がる野原の真中では 優しいそよ風がゆるりと吹き抜け きれいな きれいな 子守唄を歌っております 陶器でできた白い馬は 優しいそよ風がその硝子の心に映し出す 儚い 儚い 世界の美しい部分だけの夢を見て 深い 深い 眠りに身をゆだねております 優しいそよ風は
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過去の作品 短編小説②

こちらで過去に書いた短編小説(1,600字程)をお読みいただけます。 さくさく読める童話です。ぜひご参考ください♪ ********『どこかにある国の話』ずっと前におばあちゃんがしてくれた、遠い遠い国のお話をします。 ちょっと想像してみてください。あたりを見回すと、そこらじゅうに重たそうな布袋のようなものがぶら下がっているんです。小学校をぐるっと囲む柵に引っかかっていたり、 オフィスビルの中庭につり下がってたり 、レストランの軒先の、はしっこの方でぶら下がっていたり。本当にいたるところに、です。 あちこちに引っかかるそれは、ハンモックでした。 その国では、国民は18歳になると、お酒を飲む権利と同時に、1人に1枚、ハンモックが与えられます。 国じゅうどこでも、好きなところに、はしっことはしっこを見つけて良いのです。道をふさがない。人のものを壊さない。それが守れれば、どこでもハンモックをぶら下げて良いことになっていました。法律でそう決められていたのです。 パンが大好きなある青年は、パン屋の裏庭を少々拝借、そこに自分のハンモックを吊り下げます。(店の表側に寝そべっていたら、道行く人々からショーケースに並ぶつやつやのパンを隠してしまいます。) そうして出来た寝床でさあ、お昼寝です。すぐそこの厨房からやってくる、濃厚なバターの香ばしいにおいをかぎながらするうたた寝の、なんと気持ちの良いことでしょう。それは、大学生の彼が、分厚い本に囲まれて研究にいそしむ合間の、お楽しみなのです。 どこでも好きな場所を拝借できるのは、素敵なことです。 そして〈拝借される〉方にも、ときど
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過去の作品 短編小説①

こちらで過去に書いた短編小説(3,000字強)をお読みいただけます。 社会風刺の効いたおとぎ話のような物語です。 ぜひご参考ください♪********『立ち止まるな、人類』パイナップル・モーターカンパニーはある日、新たな利器を世に送り出した。 「これが我が社の〈ロケット〉です」 社長のパミール氏は、 民家の煙突くらいの大きさのその乗り物を前に、大変誇らしげであった。 「コックピットに座り、行き先を入力、決定ボタンを押してちょっと待つ。これだけでさあ、あなたはもう目的地。宇宙には行けないが、地球上ならどこへでも、道があろうとなかろうと、いかなる乗り物よりも速くたどり着けます。もう道に迷うことも、渋滞に巻き込まれることもありません」 ロケットははじめ、もの好き金持ちたちによって購入された。それらはたいてい、彼らの財力の紋章として街の上空をどこへともなくふわふわと浮いた。 「あれがロケットか」 「本当にボタン一つでどこにでも行かれるんだろうか」 一般市民たちは歩行の足を止め、あるいは車の窓から顔を出し、空を見上げてささやき合った。 やがて時はたち、ロケットは幅広く普及した。 若いコルネ君の働く、小さなテキスタイルメーカーもロケットを導入した。この会社は、専属の職人たちによる繊細な手仕事が売りだった。 「コルネ君、急だけど、3日後に手織り絨毯をひとつ納品してくれだって。工場に連絡入れて」 小さなオフィスの中で一番日の当たりの良い場所に置かれた上等な机から、社長がコルネ君に向かって指示を出した。 「3日後ですか。今から作って間に合うのかな」 コルネ君が少し心配にな
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”父の背~潮風の記憶~” 【ショートストーリー#2】

鼻先を微かな潮風がくすぐっていった。8月も終わりに近づく買い物帰りの夕刻に、海辺のこの静かな町を駆ける風は、残り僅かの夏休みを噛締めた様な子どもたちの、キャッキャと遊びまわる声を私の耳に届け、海岸からそう遠くない商店街に軒を連ねる色々の店先から売れ残った野菜や魚介や惣菜などの残り香を潮の香で包んで私の鼻に届ける。 私はふと、目の前に我が少女時代の晩夏の風景を見た。風景といっても、あらゆる記憶が断片的に甦り、まるでアルバムから零れ落ちた写真を拾って並べたようなものであったが。鼻という器官は人間の体の中で最も記憶力が良いのではないだろうかと思うことがある。私の脳細胞の奥底に眠る記憶の欠片が嗅覚によってこのように呼び起こされることがよくあるのだ。私の夏の記憶はラムネ色の空と深緑の海、蝉時雨に潮の香、蚊取り線香と壊れて嫌な呻き声をあげる扇風機、そして父の背中だ。父は夏が終わりに近づくと決まって私の前にでんと座り、シャツを脱ぎ背中を向けて、くぐもった声で 「皮、剥いてくれ」 と言うのだった。日に焼けた父の背は所々の皮膚が既に剥け始めていて、子どもの私の目には古びた世界地図のように見えた。剥げかけた皮膚の端を指先で軽くつまみ、慎重に引っ張ると金箔よりも薄いややくすみ気味の黄金色の皮膚の死骸が取れる。なにしろ金箔よりも薄いのだから、この作業には大変な集中力と根気を要した。幼い私にはその死骸がいかにも不思議で稀有なものに感じられ、なるべく途切れることなく綺麗に剥けるよう、躍起になって父の背に向かった。剥いた皮膚は毎年大切に保管していたが、次の年にはいつの間にか行方不明になるのだった。きっと 「
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