朝、ベッドから起き上がれないあなたへ。それは心が送っている「そっと一休み」のサイン

朝、ベッドから起き上がれないあなたへ。それは心が送っている「そっと一休み」のサイン

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コラム
十分寝たはずなのに、目が覚めた瞬間から体が鉛のように重くて、どうしても起き上がれない。

「昨日あんなに早く寝たのに、どうしてだろう」「みんなはもう起きて動いているのに、私は何をやっているんだろう」

そんなふうに、自分を責めてしまっていませんか。

これまで恋愛や仕事、人生の将来に悩むたくさんの方々のお話を伺ってきましたが、同じように朝の重だるさに苦しんでいる方は本当にたくさんいらっしゃいます。

まず、お伝えしたいことがあります。

朝、起き上がれないのは、あなたの心がけが足りないからでも、怠けているからでも決してありません。

むしろ、これまであなたが限界まで一生懸命に頑張ってきた証拠なんです。

人間関係に気を遣ったり、仕事のプレッシャーに耐えたり、先の見えない不安と戦ったりしているうちに、心と体のエネルギーの貯金がすっかり空っぽになってしまった状態なのかもしれません。

車でいうと、ガソリンが切れているのに無理に走ろうとしているようなものです。

ガソリンがなければ、どんなに素晴らしい車だって一歩も動けなくなってしまいますよね。

だから、起き上がれないときは「あぁ、私の心と体は今、一生懸命に回復しようとしてくれているんだな」と受け止めてあげてください。

僕は、そういうときは無理に起き上がろうとせず、布団のぬくもりをただ感じてみるだけで十分だと思います。

「起きなきゃ」と思えば思うほど、心は焦って余計にエネルギーを消耗してしまいます。

そんなときは、今日やるべきことのハードルを、思いきり地面の低さまで下げてみましょう。

「今日は会社に行けたら100点」ではなく、「今、目が開いているだけで100点」です。

スマホを少し眺めることができた、寝返りを打てた、それだけで今のあなたは本当によくやっています。

心理カウンセラーとして、日々いろんな悩みを抱える方と向き合う中で、心が限界を迎える前に体がストップをかけてくれるのは、ある意味では自分を守るための大切な防衛本能だと感じています。

体が重くて動けないのは、これ以上無理をしたら心が折れてしまうから、体が強制的に「そっと一休みしようね」とブレーキをかけてくれているんです。

だから、動けない自分をどうか嫌いにならないでくださいね。

今日一日、何も生み出せなくたって、ただ息をして過ごしているだけで、あなたは生きているという大仕事を成し遂げています。

心がエネルギーを蓄えれば、また自然と「動いてみようかな」と思える日が必ずやってきます。

焦らず、ゆっくり、あなたのペースで大丈夫です。

少し心が軽くなるような、安心できるお話をこちらでもお届けしています。お時間のあるときに、のぞいてみてくださいね。

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