トー横キッズ 第15話
トー横キッズから考える、これからの子ども支援
子どもを排除する社会から、受け止める社会へ
トー横キッズという言葉は、ときに強い印象を持って語られます。
夜の街に集まる子どもたち。
家に帰らない子どもたち。
学校に行けない子どもたち。
危険な人間関係に近づいてしまう子どもたち。
大人から見れば、心配で、怖くて、時には理解できない存在に見えるかもしれません。
けれど、このシリーズを通して見てきたように、彼らは単なる「問題のある子どもたち」ではありません。
家庭で苦しんできた子。
学校で傷ついてきた子。
いじめを受けた子。
先生や大人の言葉に深く傷ついた子。
不登校になった子。
SNSの中で孤独を深めた子。
発達特性やギフテッド、2E傾向があり、周囲に理解されなかった子。
そうした子どもたちが、家庭でも学校でもない場所に、自分の居場所を探しているのです。
もちろん、夜の街は安全な場所ではありません。
子どもを利用しようとする大人がいます。
薬、性、金銭、犯罪、暴力に巻き込まれる危険があります。
だから、子どもたちを守らなければなりません。
でも、守るということは、ただ追い払うことではありません。
叱ることだけでもありません。
補導することだけでもありません。
本当に必要なのは、子どもが危険な場所に行かなくてもすむ社会をつくることです。
子どもが「助けて」と言える場所。
名前を言わなくても相談できる場所。
何も話さなくても、そこにいていい場所。
お腹を満たせる場所。
安心できる大人に出会える場所。
学校や家庭以外にも、「ここにいていい」と思える第三の居場所。
そうした場所が、社会の中に
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