言語化の本質とは何か?
よく「言語化が大事」と言われますが、ただ言葉にしただけでは本当の意味で言語化できたとは言えません。私も以前は、「目標を口に出す」=「言語化」だと思っていました。でも実際には、言葉にしたはずなのに相手にうまく伝わらないことが多かった。その理由はシンプルで日本語に置き換えただけだったからです。本当に大事なのは、自分の頭の中にあるイメージと相手が受け取ったイメージをできるだけ一致させること。つまり、言語化とは「正しく言葉を選ぶこと」ではなく相手の中に自分と同じ景色を描いてもらうことなんですよね。たとえば「大きな家を建てたい」と言っても、相手の想像する「大きな家」と自分の思う「大きな家」は違うかもしれない。でも「2階建てで、庭に木を植えて、リビングは20畳欲しい」と伝えれば、かなり具体的に同じイメージを共有できるようになる。ここで重要なのは、正確な日本語で表現することではないという点です。大切なのは、「自分が本当に伝えたいものは何か」を見極めること。そのうえで、相手が同じ絵を頭に描けるように言葉を選ぶ。これが言語化の本質だと思います。だから私は、目標や思いを言葉にするときに、・具体的にイメージを描写する・数字や状況を加える・相手の立場からどう受け取られるかを考えるこの3つを意識しています。ただ「伝えた」ではなく、「伝わった」状態をつくる。それができたとき、初めて言語化は力を発揮する。目標に近づくために必要なのは、正しい日本語を並べることではなく、何を伝えるのかを明確にすることなんです。
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