「気持ちや想いを伝えることの大切さ」

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こんにちは!
女性専門カウンセラー・思考格上コーチの北川です。

今日は、気持ちや想いを伝えることの大切さをお話ししていきたいと思います。

今クール放送中の「恋する母たち」というドラマ(金曜日22時〜放送中)をパラビで視聴しています。
脚本を担当されている大石静さんのセリフが素敵だなと思って、”おっ!”と思うものがあったり、人間模様の作り込みが絶妙で心惹かれるドラマだなと思っています。

木村佳乃さん演じる杏というシングルマザーに、高校生の研という息子がいます。
その2人は日頃明るくて、会話もある方なのですが・・・

(必要な部分の、簡単なあらすじ)
11年前に夫が女性と駆け落ちして失踪したことを、その相手の女性の旦那さん(斉木さん)から知らされます。

そして、11年後記者の仕事をしている斉木さんが、取材で与論島という場所に行ったときに、顔だけ知っている、杏の夫が現地ガイドをしていて出会います。
その事実を帰京後、杏に知らせます。

所在が分かった杏は、与論島まで会いにいきます。夫であるはずの男性は記憶喪失で、自分のことを覚えていません。
杏と夫婦だったことも全く忘れてしまっているのですが、離婚届にサインをしてもらい、離婚が成立します。

そして、斉木さんに告白をされてお付き合いが始まります。

それを杏は、父親と駆け落ちした女性の旦那さんということは伝えずに、息子さんに話すのですが、舞い上がっていて、状況説明はするのですが、肝心の研がどう思ってるのかを確認しません。

お芝居だしドラマなのですが、このワンシーンから、これって日常のいろんな場面でよくあることだなと自分や様々な擬似体験の中を振り返って痛切に思いました。

親子間、夫婦、恋人、上司部下、同僚、友達など、人間関係でのやり取りの中で、会話が無いのは論外ですが、ある程度会話のキャッチボールがあったとしても、そこに、感情や気持ちのプロセスを伝えることが大切になります。

感情や気持ちを言葉にして伝えることはもちろん、それと同時に、相手もどう思っているか、どんな気持ちなのかをお互いに開示し合う、オープンハートとかオープンマインドと言いますが、そういうコミュニケーションが少ないまたは、ない場合は、すれ違いや溝が広がっていきます。
それは、関係が深くなる、時間経過が長くなるほど、ズレや摩擦のリスクは増大します。

感情に関しては、言い訳に使うのとはまた違います。

自分の気持ちとどうして伝えようと思ったのかなど、伝える上でそこに状況説明も入ってきますが、それだけではなくて、どんな気持ちだったのか、今こう思ってると伝える大切さを改めて実感しました。

これは、できる人もいるかもしれませんが、経験値としてあまりやっていない人の方が多いのかなと思います。

欧米だと、自分の意思表示をしないと、意見のない人としてみなされるため、自己主張する文化・風習が学生時代からあるため、はっきりと物事を言ったり、そこに気持ちものせて発言します。

日本は和を大切にする文化で、良い一面もありますが、状況説明を言葉にするだけではなく、感情や気持ちも言葉に乗せて伝えることが大切です。

これは、抽象と具体と言ったりしますが、仕事で、1対他に対して業務指示などするときに感情はほぼいりません。
情理の法則などとも言いますが、これに関してはまた別で話せたらと思うのですが、感情は悪いものでもなく良いものでもなくて、扱い方次第です。

ここに関しては、人間性が深く関わってきます。
その人のあり方とか生き方とかが出やすいのが感情というツールです。
人間関係で、この人とこの先も付き合っていくのかどうかの1つの指標にもなります。

自分も人間的な魅力や人間性をより磨きたいと思うのであれば、感情の扱い方、向き合い方、捉え方を深めていく、探究していく、磨いていくことが重要です!

これは、付き合い当初のカップルだと、「好きだよ」とか、結構言い合ったりすると思うのですが、付き合いが長くなると、思いを込めて、目を見ていうことも頻度が減ってくるように思います。「好きだよ」だけじゃなくても、気持ちを表現する感情を言葉にする意識を持って会話をすることで、心は通い合うものです。

私も子どもがいるのですが、子どもとの会話も、自分からの一方的なものではなくて、よくあるのが、学校楽しかった?という楽しいか楽しくなかったの二択のクローズドクエスチョンの聞き方ではなく、今日はどうだった?とオープンクエスチョンでまず聞くように意識しています。


一コマのシーンに色々思ったのでブログを書かせていただきました。
感情は、しっかりと見て捉えていくことで、相手との関係性においても、自分の魅力になるメリットがあります。
何よりも、自分が本来の自分にたどり着くための近道にもなります。

感情というと、耳馴染みがあるのは喜怒哀楽。
喜び、怒り、悲しさ、楽しさ、このほかの感情やこの複合型など色々あると思いますが、これは、生きているからこそ感じられる、味わうことができるものです。

ただ、本当に辛いとか、苦しい、悲しい、虚しいとか、私自身もそういった領域にどっぷりと、まさかの出来事があって、そのうずにはまり込んで迷宮入りしていた時期があります。
そこから抜け出せなくてループ状態で苦しいというのも、いやというほど味わい尽くしました。

だからこそ、今となっては私自身のこの経験は財産だと思えています。

「この体験は私には必要だった。」
この台詞は、よく聞くもののひとつかもしれません。

必ず誰もが必要なプロセスを辿れば、その境地に行けるのですが、今まさに、どっぷりハマってる人はそう思えないはずです。

だからこそ、然るべき人にサポートを依頼していただけたらなと思います。

私もそういう存在がいたらよかったと思うのですが、時間をかけてなんとか這い上がりました(笑)

時間をかけなくても大丈夫ですし、場合によっては余計こじらせる場合があるので・・・
私もそういう存在の一人として、その人の、あなたらしい幸せの一歩へと寄与できる存在として精一杯活動させていただいています。

気持ちと思いを言葉にして伝える・表現する大切さを今日は、お話しさせていただきました。

これは一長一短でできるものではなく、訓練が必要になりますので、これを読んでいただいている方も、少しでも意識していただければ嬉しく思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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