私をフッたあの人より、今日も猫がごはんを選んでくれた。
恋愛ってどうしてこう曖昧なんでしょうね。「好きだよ」と言った翌日に既読スルー。「結婚考えてる」って言ってたくせに、未来予想図は私抜き。……で、その後ろ姿を見送った私の前で「にゃー」。はい、猫さま登場。あの人は私をフッたけど、猫はごはんをフッたりはしません。正確には「気に入らないごはんは秒でフる」んですけどね。でも、それがまた正直で気持ちいい!だって人間みたいに「君は悪くないんだ」とか「タイミングが合わなかっただけ」なんて意味不明なフォローはしないんです。猫はただ皿を見て「チッ」て顔して去っていくだけ。わかりやすっ!(笑)思い返せば元カレは、何を聞いても「どっちでもいいよ」が口グセ。デートの行き先も、夜ごはんも、いつも私が決め役。……それで最後は「君といると疲れる」って。おいおい、そりゃ私が疲れるセリフでしょ?一方うちの猫は、食べたいときは「にゃー」、嫌なら無視。以上!めっちゃシンプル。やっぱり“猫>人間”ですよ。恋人にフラれて落ち込んでるときも、猫は夜中に運動会を開催。私が涙にくれて寝てる枕の上を、全速力でダッシュ。――傷口に塩どころか、ターボエンジン全開で踏んでいく(笑)。でもなぜか、泣きながら笑ってしまう。結局、猫に救われてるんですよね。あの人は私を選ばなかった。でも猫は毎日「今日のごはんはこっち!」と全力で選んでくれる。まあ、こっちが間違うと全力でダメ出しですけどね。でも正直なダメ出しって、人間界では貴重だと思いません?――恋愛は難しい。でも猫を見てると、答えは意外とシンプルなんじゃないかって思えてきます。さて。「元カレのこと、まだ気になる」「次の恋、どうなるの?」そんな
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