熱中症で搬送されたとき、医療者が確認したい大切な5つの情報
連日、猛暑が続き、熱中症による救急搬送が増えています。総務省消防庁の発表では、以下のような状況が示されています。• 熱中症での搬送者数:10,857人(今年初の1万人超)• 前週比:約2.4倍• 高齢者が全体の6割以上• 発生場所は「住居」が最多(屋内での熱中症が急増)※本記事で引用した搬送者数は、総務省消防庁が公表している 『熱中症による救急搬送状況(速報値)』2026年7月13日〜7月19日分 に基づいています。もちろん、熱中症にならないように気をつけることが大切です。 しかし同時に、もしもの時に備えておくことも、私たちの命を守るうえで大切です。今回は、熱中症で救急搬送された場合に医療現場で起こること、そして誰でもすぐにできる「備え」について、医療の橋渡しとしての視点からまとめました。🌿 熱中症で搬送された先で起こる、医療者側の実情救急隊から連絡が入ると、医療機関はすぐに受け入れ体制に入ります。 搬送されてくる患者さんはぐったりしていることが多く、医師や看護師はまずバイタル測定などで状態を把握し、必要な処置を迅速に行います。その一方で、患者さんの情報収集も同時に進めなければなりません。 しかし、これが非常に大変です。熱中症で意識がぼんやりしていたり、受け答えが難しい状態では、 患者さん自身が情報をうまく伝えられないことが少なくありません。医療者がすばやく把握したい情報は、次のようなものです。• 普段治療している病気やケガ• 現在飲んでいる薬• かかりつけ医の情報• 過去の病気やケガの履歴• アレルギーの有無これらは治療を進める上で欠かせない情報です。 しかし、患者さんが話せ
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