発達障害患者(ASD)の難関国家試験(薬剤師国家試験)の相談の話【心療内科病院薬剤師】
こんにちは。心療内科病院薬剤師です。今回は、発達障害の学生、社会人の相談をしてきた私が、発達障害(ASD)の患者さんの薬剤師の資格取得についての相談を受けた体験をお話したいと思います。また、その体験から「難易度の高い国家試験」はおすすめできるのか?この点に絞って、お話できればと思います。相談例①ASD Aさん 24歳ポイント・学力 偏差値60 大学中退 勉強は得意・人付き合いが苦手・まだ、やりたいことは正確に決まっていない*相談内容*就職活動をしているが、就職先がイマイチ自分に合っていると思えない。そんな中、薬剤師の仕事が、①人付き合いが少ない、一人での仕事が多いこと②安定した職業であること③勉強は得意なので、目指せそうなこと以上のような理由から、これから薬学部を受験するのはどうかと相談がきました。*1難易度の高い国家試験はおすすめできるのか?結論から申し上げますと、この患者さんの場合は、「挑戦してみて良い」のでは、とお伝えしました。重要なポイントは以下ですこの方の場合、まず、勉強が得意ということがとても有利なところでした。難関資格となると、日々コツコツと勉強するクセみたいなものが、ある方でしたら受かるかと思います。もともと、勉強をあまりしてきておらず、スポーツマンだった私の同期も2回ほど国試に落ちたこともありましたが、3回目の受験では、確実に受かるとわかり、やはり、コンスタントに勉強を続けられる人が受かりそうだと感じます。*年齢のハードルもし、この方の場合、25歳の時に入学できれば、国家試験を受けるのは6年後の31のときです。※薬剤師は、6年生の薬学部の卒業が受験資格私の在学
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