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わたくし大感想

ココナラで、サービスをさがす人にとって出品者の人となりが分かるようなブログにしたい、と思いそのためにどんな話題がいいのか、を考えたところちょうど、読んだ本に思うところがあっても、他人に話す機会がなかったのをこの場を借りて、書くことにしました。 書名: わたくし大画報著者: 和田 誠 出版社: ポプラ社発売: 2024年3月今年の春に出たばかりですが、内容は、2019年に亡くなったイラストレーターの和田さんが1974~1981年に書いたエッセイ集です。「動くエスカレーターの上でさらに歩く、これが正しい乗り方」など、現代の日本では、公的にマナー違反とされている主張が最新の洗練されたふるまいだった時代の空気を感じます。個人としての自分は、実はエスカレーター歩行派に共感で右手でないとベルトを掴めない人を優先すること(関西だと逆ですね)は 当然であるものの、東京の地下鉄の深い階段を登るのはのっぴきならない過重労働です。。いまは公的にNG側へ仕分けされているものは、さておき仕事の関係者に貸したものが、期限を過ぎても返ってこなくてその人の職場に何度、電話をかけても不在でかけなおすよう伝言を頼んでも、まったく連絡がなく和田氏は、取次ぎの”交換嬢”に「なぜ彼は電話をくれないのですか」と質問しました。「あの方にも都合があるのでしょう」と言われてその言い方はなんだ、と怒鳴り「私にいっても仕方ないでしょう。当人に直接言ってください」「当人はいつもいないじゃないか」「あの方がいる時間にあなたが電話をかければいいじゃありませんか」と返事が正論だったので、一言もなかったあの”交換嬢”、誰に対してもああいう対
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伊坂幸太郎「グラスホッパー」「マリアビートル」「AX」

わが家に一時期伊坂幸太郎の大ブームが来たことがあり、家族みんな争うようにして読んだ時期があったんだが、わりとすぐにブームが去って久しかった。今回、オーディブルでためしに「グラスホッパー」を聴いてみたら、めちゃ面白くて、――すっかり忘れていたし――合間に他の本もはさみつつ、「AX」まで読んでしまった。スマホとかない時代、ぎりぎり携帯は生活に浸透しているけれど、まだまだ「闇の世界」には秘密が多かったころの話。ライトな筆致にテンポのいい展開でサクサク読める、という以外にも素晴らしい点はたくさんある。案外複雑にからみあうストーリーの構成はもちろんだけど、なんといっても個性的なそれぞれのキャラクターが実にうまく主張するので、長丁場を読みきるにもまったく混乱はきたさない。ずーっと以前に立てられたフラグを回収するそのときにも、読者は混乱することなく「ああっ、そういうことかぁ」と膝を打つことができるのは、ストーリーの構成はもちろんだけど、それぞれが際立った色づけのキャラを持っているからなんだなあ、とつくづく思いましたとさ。読みながらつい「上手いっ」と叫ぶ(まったく僭越ながら)作家さんは、かの宮部みゆき大先生なんだけど、伊坂幸太郎先生の作品も「へえっ!」と叫んだ。「マリアビートル」の、「きかんしゃトーマス」のネタ、あれは凄かったわ…そうかー、そうきたかー、の連続。あれだけの大舞台を狭い新幹線の中に限定した、というのも普通にスゴくて、発売当時にも読んだはずなのに、今ごろになって感心して読んでる、という自分にも笑った。けれど、面白いですよ~、未読の方はぜひ。
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「国宝」吉田修一

オーディブルにて読了。尾上菊之助の語りも素晴らしく、歌舞伎は実際に観劇したことはないけれど、その場にいるような、劇場のにおいが立つような、臨場感たっぷりのきわめて映画的な作品。その昔大好きだった五社英雄監督作品の絢爛豪華な世界を彷彿とさせるようなシーンが次々と展開。主人公喜久雄の苦労が続き、その合間にもいろんなことが起きるけれども、人間ひとりの一生を書く、というのはこういうことかという重厚さ緻密さに、ぐーっと惹きつけられてあっという間に上下二巻を駆け抜けた。結局のところ、その世界で成長することしか目に入っていない喜久雄、稀代の女形と呼ばれるようになってさえもまだ、――という芸事に溺れるさまがいっそすがすがしい。米国の野球界で大活躍している若者にふりかかった大きな「事件」――ああなんてこと、大人として合わせる顔がないわ、というような気持ちになった大人の私…野球には興味がないけれど、彼のことは応援したい。「マネジメントがなってない、英語が話せず通訳に頼りきりだった本人にも責任がある」とかしたり顔で言ってる人たちは、きっとご自分が29歳だったときにはすごく賢くて失敗などしたこともなく、仕事もプライベートも完璧にこなしていたんだろうねえ、と思う。わたしなんざ、ついこの前まで世の中のことなんかなんも知らなかったし、なんなら今だってあんまりわかっていない。まして20代のときなんて、思い出したくもないようなアホみたいなことばかり考えてたし、やってみて大失敗、なんて普通だった。そして慣れぬ外国で仕事をしなければならず、手術したり世界大会に出たり結婚したり移籍したり、そもそも野球だけに集中したい
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【仮説】うつになりやすい人の3つの特徴

今回は「うつになりやすい人の3つの特徴」というテーマでお話しします。少し自分も鬱気味かな、気分が上がらないなと感じている方、自分が鬱になりやすいのかどうかを知りたい方向けのお話です。うつになりやすい人の特徴結論から言うと、うつになりやすい人の特徴は、大きく3つあります。1つ目は「人に弱みを見せられない」、2つ目は「人に頼ることができない」、そして3つ目は「根が真面目で思い込みが強い」という点です。これまで100組以上の親子、子どもたちを見てきましたが、その中で鬱気味の子を何人も見てきました。診断結果が出ているわけではありませんが、家庭での様子や親子からの話を聞いていると、「多分鬱気質だよね」という話を聞きます。そして、実際に接してみて、私はこの3つが鬱になりやすい気質、傾向を持つ子の特徴だと思いました。GPT-4にも確認しましたが、「確かにあり得る」とのことでした。学習塾で見た生徒の特徴これは一つの参考として、私が学習塾で見た生徒の鬱っぽい特徴を持っていると思います。例えば、ある子は鬱気味で、受験時にはストレスで授業に来れないことがありました。塾のあるビルの下までは来られるものの、そこから動けなくなることがありました。普段は元気に塾に来て気軽に話せる子ですが、時としては固まってしまうことも。彼の特徴としては、宿題を自分一人で完了できない場合でも、先生にそのことを伝えることができません。おそらく「宿題は自分でこなさなければならない」という思い込みが強く、自らの脆弱性をさらけ出すことができないのです。さらに、第三者の助けを借りて宿題を解決すること、つまり他人に頼ることができないため
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感想日記

このごろなんでも忘れてしまうので、あれこれとメモを書くようにしている。このところはOーディブルやSポティファイで耳から読む、ということをしているので、読書体験としてはこの数年はひょっとして人生最大にたくさんの小説を読んだかもしれない。ココナラでは作家を目指すみなさんと一緒にその作品を磨くお手伝いをさせていただいているけど、通勤や家事をしながら聴く(読む)小説はすでに発売されているものばかり。紙の本を読むのが好きだったけど、場所ふさぎになるし、「失敗したなー」と思っても捨てるのはもったいないし、なにより目が悪くなってきた。O-ディブルなら、「もういいや」と思えば聴くのをやめることもできるし、聴かないでいることもできる。料理や他の家事のときに聴きながらだととてつもなく集中できるようになった。そんなこんなでかなりの数の本を読んでみたんだけど、もう何を読んだのだったか忘れはじめている。こわっ。というわけで、ぼちぼちとここに感想だか日記だかわかんないものを書いてみることにした。プロの作家の売れてる本を「ほんまに?」と思いながら読んで(聴いて)みて、「上手い!」と思わず膝をたたいたり、またその逆もあったりでなかなか楽しいので、記録として書いてみることにする。さーて、どれから書こうかな。
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文筆家占い師のぶつぶつ

「変な家 2」(雨穴)読了。いきなり占いに関係ない話ですみません。感想書くの好きなんです。で、「変な家 2」すごかった!なにがすごいって、あれだけの頁数を何も考えさせずに読ませてしまうこと。読んでいる途中の没入感がすごくて、長さを感じさせない。次から次へと読んでいつの間にか最後の頁にたどり着いていた。おそるべし雨穴ワールド。読書に慣れている人は、ああいう体裁について色々言うかもしれないけど、そんなことよりただ面白い、これがすべて。YouTubeでもそうだけど、あの、特別なことをしていないように見えるのに相手を引きずり込む技術って、才能なのだろうか(いや、あの格好自体が特別といえば特別だけど)。他の動画の人がキャッチーなタイトルやサムネイルでクリックしてもらおうとする中で、「変な間取り」だの「おせち」だの、それだけで魅せる、入り込ませるのって、やっぱり天才のなせる技かと思いつつ、人間の心理を普通の人よりちょっと深く感じ取れるのだろうと考えました。「変な家 2」、ラストがまた、すっきりしないのがいつもの雨穴さんぽくてざわざわするんですよ…ずっと考えちゃう。あれを隠したのは、本当は誰なのか。読み終わった後まで楽しめる、雨穴ワールド。雨穴さんを全然知らない人にもおすすめです。
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さくらももこ=まる子+コジコジではないか?(「もものかんづめ」によせて)

さくらももこのエッセイ「もものかんづめ」を読んだ。その内容に笑い、感心し、僅かに作者に恋心を抱いた後、俺は嫉妬心に駆られた。なんという才能だろうと思ったのだ。 さくらももこの文章には嘘がない。自分自身が思ったことを素直に吐き出している。滑稽さで笑いと取ってやろうというピエロのようないやらしさは微塵もなく、本人は至って真剣である。 しかし、果たして、自分の不幸話をそのまま書いて読者を笑わせられるものだろうか。いや、そんなことはない。例えば、「私は交通事故に遭って、とても痛い思いをした。」という文章を読んで、笑う人は決して多くないだろう。意図的であるかどうかはさておき、何かしらの工夫がなければ笑いに昇華することはできないのだ。 さくらももこのエッセイを読んでいると、2つの工夫が見受けられる。 1、出来事のおかしみを誇張する表現を用いている。 2、自分の人間性を開示する。 1つ目に関して例を挙げると、「奇跡の水虫治療」という話において、当時高校生だった作者は水虫に罹る。様々な治療を試すが、中々回復の兆候は見られず、家族には笑われている。そんなある日、姉に水虫がうつり、作者は姉にこう言う。  「これからは同じ水虫研究員として共に人生を歩もう」と”水研”に勧誘したのだが(「もものかんづめ」より「奇跡の水虫治療」から一部抜粋)「水虫研究員」というこの言葉。ここで初めて登場したのにも関わらず、発せられるやいなや、「水研」と略されているのだ。この一文だけで、当時の作者がどれほど長く孤独に水虫と格闘していたのかが分かる。きっと治療の最中、自分を「水虫研究員」なるものに仕立て上げ、ごっこ遊びで憂鬱
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【読んだ書籍の紹介】書籍:欲望の見つけ方/著者:ルーク・バージス

おはようございます!今回は昨日読み終わった書籍の紹介を書かせていただきます。書籍:欲望の見つけ方ズバリ題名通りの内容でした。本文は約400Pほどあり、内容も重厚感があるので難易度は高いと思いますが、書かれている内容はめちゃくちゃ示唆に富み、日常でも使える考え方も盛り込まれた普遍的な教養を得る事ができるような気がします。人間の欲望という深い習性を新しい角度で紐解いてくれています。書籍の中の一部に出てくる模倣を通して欲望が産まれるという見方はハッとされましたし、今、とても流行になっているキャンセルカルチャーが発生する原理もこの書籍の中で書かれています。もちろん、著者がいろんな人たちの研究結果や考えを踏まえて、自身の考えも投影した仮説だと思うので正解かどうかはわからないのですが、私は、この書籍に書かれている考察や分析はかなり高い精度なのでは、、、と。読み終わるまで脳汁がたくさんでていたのを覚えています。”欲望”と聞くと、いやらしいイメージや傲慢なイメージとネガティブに捉えがちですが、実はちゃんと良い欲望もあるというのは希望でした。しかし、歴史を見ても、書籍で人間の行動心理の最先端をよんでも。人の行動や心理状況は人類で統計をとると概ねみんなこういう時はこうするよね!っということが多すぎて。ゲームのように人間に組み込まれているプログラムがあるんじゃないかって、、、最近は割と思っちゃいます。笑そして、私はこの書籍を読んだ後、いろんなビジネスモデルへの洞察力と社会問題への理解力も向上したように感じました。社会問題に関心のある方。人間の理解を深めたい方。対人関係を強化したい方。自分を理性で律し
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今日の読書 「君の膵臓をたべたい」

『君の膵臓をたべたい』は、住野よるによって書かれた小説です。主人公は、普段は無口で自分の世界に閉じこもっている高校生であり、偶然出会った病気を抱える女の子との交流を通じて、人とのつながりや大切さを学んでいきます。 この小説は、主人公が自分の内面に向き合い、自分自身を見つめなおす過程が描かれています。彼は、人とのつながりを怖れており、自分自身を守るために他人との距離を置いていました。しかし、彼が出会った女の子は、自分の病気を抱えながらも前向きに生きる姿勢を見せ、主人公に新しい価値観を教えてくれました。 また、この小説は、登場人物たちが抱える悩みや葛藤を描きながら、前向きに生きる姿勢の大切さを示しています。特に、女の子が持つ「もしもし、生きてる?」という言葉は、多くの読者たちの心を打ち、人生の尊さや命の大切さを感じさせてくれます。 『君の膵臓をたべたい』は、ストーリー展開や言葉遣いが美しく、登場人物たちの内面描写にも細やかな心配りがなされています。この小説を読むことで、自分自身に向き合い、大切な人とのつながりを再認識することができるかもしれません。 生きるっていうのはね、きっと誰かと心を通わせること。 そのものを指して、生きるって呼ぶんだよ。 誰かを認める、誰かを好きになる、誰かを嫌いになる、 誰かといて楽しい、誰かと一緒にいたら鬱陶しい、 誰かと手を繋ぐ、誰かとハグをする、誰かとすれ違う。 それが「生きる」。 自分たった1人じゃ、自分がいるってわからない。
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読書感想【金持ち父さん貧乏父さん】

2000年代前半にかなり売れた本です。読んだことはないけれど題名は知っている、という方も多いのではないでしょうか?実は私もその一人。「何か面白い本はないものか?」と検索をしていたら出てきたので買ってみました。 かいつまんで言うと「勉強ができることとお金を稼ぐことは別物なので、お金を稼ぐ勉強は子供のころからやっておきなさい」ということが書かれています。子供にどのような経験をさせるべきか、どのような経験をさせていないとこうなってしまうのか、ということが書かれており、子育てにはとても参考になります。 後半はちょっと残念と言いましょうか。「不動産や株に投資しなさい」みたいな文面が多くなります。まぁ2000年代前半のアメリカは不動産バブルでしたから、どうしても不動産投資に目が行ってしまったのではないでしょうか?時代背景的には仕方がないのかもしれません。 お金の流れなども物語に合わせて勉強をさせてくれるので、読んで損はない一冊ではあります。
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読書感想【俺は中小企業のおやじ】

中小企業診断士の勉強をしているときに、何かのサイトを見ていてオススメ本として掲載されていたので読んでみました。 SUZUKI自動車の会長である鈴木修氏が執筆した本です。 初めて知ったのですが、鈴木氏は娘婿なのですね。先代社長の息子さんだと思っていました。それだけでも「へ~そうだったんだ」と思うのですが、娘婿として社内の陣頭指揮をし、信頼を得ていくのは相当大変だったようです。本に書けない妬みや僻みもあったのではないでしょうか? それらを乗り越えて社内を一つにまとめ、アルトの発売やインドなどへ海外展開を成功させていく様子が、分かりやすい文章で書かれています。体験した方が書いたからこそリアリティのある文面に引き込まれてあっという間に読んでしまいました。 社長がどのようなことで迷い、どう決断をするのかが分かる名著です。 就職活動や転職活動の際に「社長はどのようなことを考えているのだろう」と思った方は是非とも読んでください。社長の気持ちが少しは分かるかもしれません。
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はじめまして ゴシックメンヘラです。

ココナラは以前から購入者として利用していましたが、最近出品を始めました。田中雅臣と申します。四苦八苦しながらサービスの登録などをしているのですが、ブログ機能を発見して、ついつい脱線しています。おそらく2記事ぐらい書いて飽きる予感がしますが(ブログもSNSも続いた試しがない)ちょろちょろ書いていきます。主に作品制作関連のサービスを出品していく予定ですが、それに関連して好きな作品について自由に書きます。好きな作品の話であれば誰にも読まれなくても楽しいので……【日記・エッセイ】『八本脚の蝶』二階堂奥歯 最後のお知らせ 二階堂奥歯は、2003年4月26日、まだ朝が来る前に、自分の意志に基づき飛び降り自殺しました。 このお知らせも私二階堂奥歯が書いています。これまでご覧くださってありがとうございました。(『八本脚の蝶』河出文庫,2020) 初めて読んだのは二階堂奥歯の名前で検索するとヒットするHP「八本脚の蝶」のトップに表示されるこの引用。 これは本が大好きだった、自殺した女性編集者の日記です。 この作品を知ったタイミングで復刊されたので、運命を感じて購入、読みました。 以来、頭の中に二階堂奥歯が住んでいるような気がします。 本を読んでは「この本を彼女が読んでいたら死んでいなかったかな?」 音楽を聴いては「この歌は二階堂奥歯を感じるな」 Twitterを見ては「二階堂奥歯ならインフルエンサーになってたかな」 この本について20,000字ぐらい書評を書いているのですが、いまだにまとまらず完成しません。 何としてもちゃんと書ききらねば、と思っている訳ですが、そう思うと書けないのですよね〜。 
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自分の言葉への置き換え

いつもご覧くださり、ありがとうございます☆暑くなったり、涼しくなったり。今朝はきんもくせいの香りがいい香りを放っていて秋の訪れを感じることができました。虫の声も聞こえます♡は~♡いい香りこんにちは!さくらです🌸いいこと聞いたな、って感じた時。私は自分の言葉に置き換えたりして自分の中に取り込みたいと思っています。「あの人が言っていた。」「この本で読んだ。」メモに残してある言葉たちをあとから見て自分なりに言語化して過去に同じような体験がないか見つめたりします。そうしておくと人にお勧めするときに上手に言葉にできる気がします。今日もお友達に先日読んだ本のご紹介をしてきました。次回お会いした時にその本の話で盛り上がれるといいな~♪同じ本を読んだ感想を話し合えるのってうれしいですよね。帰り際にお友達にご自宅で収穫した葡萄をいただきました♡毎年ご苦労して葡萄を作っているのを知っているので思いがけずうれしかったです♡ありがと♡今日も人生最高の一日。ではまた!
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HSP本ご紹介『敏感すぎて生きづらい人の明日からラクになれる本』

こんにちは、ちよです。週の真ん中水曜日、ゆっくりのんびりまいりましょう。今日はHSPさん向けの書籍をご紹介。『敏感すぎて生きづらい人の明日からラクになれる本』(長沼睦雄著/永岡書店刊)です。著者の長沼先生は、北海道で精神科の開業医をされているそうです。HSPに関するご著書をいくつも出されていますので、お名前をご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。(ちなみに、以前ご紹介した『コミックエッセイ 敏感すぎる自分に困っています』も長沼先生の御著書です)こちらの御本では、HSPのお悩み・58のケースに対し、一問一答でアドバイスが示されています。見開き2ページで1問(右ページに質問、左ページにアドバイス)の構成、イラストも多いので、とても読みやすいです。←コレかなり大事。アドバイスも具体的。すべての問いについて、「セルフケアのコツ」と題し、どのように行動したらいいか短く3つ、箇条書きでまとめてあります。その内容も、精神論ばかりに走らず、行動面をしっかりフォローしてくださっててありがたい。58のケースの中から、私が「うわちゃあ~! コレ私じゃあ~!」と感じたものを、いくつか引用させていただきます。16 多くの人が「心の目」、マインズ・アイを持っている「マインズ・アイ」の説明は以下のとおり。何も見えない空間に自分のイメージしたものを想像すると、重さや匂いや味を伴ってリアルに見える人がいます。そのイメージはさまざまな方向から眺めることができたり、自由に動かせ、変化させることもできます。五感を伴う想像力、とでも申しましょうか。たぶん、絵やまんがを描く人、物語を書く人は、ある程度この能力を持
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HSP本ご紹介『敏感すぎる自分に困っています』

こんにちは、ちよです。早速ですが今日はHSPに関する書籍をご紹介します。『コミックエッセイ敏感すぎる自分に困っています』(長沼睦雄:著/えのきのこ:イラスト/宝島新書:刊)です。著者の長沼先生は、北海道で精神科クリニックを開業されているお医者様。HSPの臨床医だそうです。半分コミックエッセイ、半分テキストという構成。(うーん、「コミックエッセイ」と銘打ってはあるけど、まんがの部分は「エッセイ」ではないよね、コレ(笑)。「随筆」ではない。登場人物や物語は「創作」でしょ。体験や症例に基づいたフィクション、なんでしょうけど。細かいこと言ってすみません。)テキストは2~3ページで1テーマ、字も大きく、普段あまり活字になじみのない方にも読みやすいと思われます。まんがのストーリーをざっくり。HSP気質の主人公(25歳女性、会社員)が、非HSP環境の会社勤めで疲れ果て、母親の勧めもあり、メンタルクリニックの扉をたたきます。そこで「HSP」このと、自分がHSPだということを知り、もっと自分らしく生きていこう! と考えます。HSPの私が、この本の中で「おー、コレはあるかも!」と膝を打ったポイントを、いくつかご紹介しますね。10歳頃から「敏感すぎる自分」を意識し始めるこの見出しに、はっとさせられました。私も10歳頃だったと思います。音と光に敏感になことを自覚したの。部屋に差し込む光と、近所の子たちの声が煩わしくて、昼間なのにカーテンを隙間なく閉めてました(笑)そうそう、緑色のカーテンでしたね。当時は遮光とかなかったですから(笑)カーテン越しに日の光がやわらかく差し込んできたのを、よく憶えています。
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青空文庫、エンドコンテンツだなあって

まず、エンドコンテンツって私も最近知った言葉なんですが、ゲームをクリアしたあとに遊べる、お楽しみ要素みたいなものらしいです。今回の場合は、普通に生きていて物事をこなす中で、同じことを繰り返す場合に、1回目では気付かない楽しみ方をご紹介したいと思います。青空文庫って著作権の切れた作品を無料で公開しているネット図書館みたいなホームページです。とにかく大量に作品があるし、著作権が切れる作品はどんどん増えていきますので、ここにある作品を全部読み切ったらスゲーと思います。1回読書の記録私は坂口安吾のエッセイ(随筆?)が好きでよく空いた時間に読みます。何より短いし、エラソーじゃないし、影響力がなさそうな個人的な意見をタラタラ書いているところが、面白いです。今回のお話は、太宰情死考という作品。太宰が心中した事件について坂口が語ってるんですが、話が脱線しまくり、オスモウさんや棋士さんと飯を食ったときの独特の考え方(例:フグ食べて死にたくないって言ったら、「料理屋のフグは危険だけど力士のフグは大丈夫だから食べて下さい」)についての意見を述べます。坂口が一緒にご飯を食べたオスモウさんや棋士さんは後に宗教にハマッてしまうのですが、その理由を職人という人種の性質から彼なりに推測していきます。坂口が好きな理由の一つなんですが、宗教にハマッてしまった人を馬鹿にしたりせず、そこまで心がしんどくなるほど自分を追い詰めた職人たちに称賛を送り、だからこそ痛ましいと語るんです。坂口の言葉は、言い方はキツいけれど、隠しきれないやさしさが溢れているのが最高だと思います。さて、宗教にハマッた職人という人種を、ここにきて文
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好きな本の話だ!

好きな本の話をします。そのまえに読書と国語について私は国語の読解が出来ないから教科書を暗記するという、他の教科ならいざ知らず、国語科目において最も効率の悪い勉強法をしていたので、それくらいに国語嫌いでした。オタクでよくいる「国語は何となく得意」「考えなくても解る」勢に本気でこのやろうと思っていた私です。オタクだからって読解力あると思うなよ!そのくせ文章を書くようになったのは、授業以外の読書では、正解を出さなくてもよい、というのが分かったからです。どれだけ正解から遠かろうと、「私はこう思った」というのを主張していいのが、二次創作という界隈で、「このお話は原作などには一切関係ありません」という注意書きで、私にとっての福音でした。好きな感想を持っていい、発言しても良い、ということがわかって私は読書を楽しむことができるようになったのです。今でも、読解問題は大嫌いだし、国語力があるかと言われれば多分ないほうだと思います。そんな国語が嫌いな人間が話す、好きな本の話です。ちょっとズレててもそこはご了承ください。まなざしの地獄 尽きることなく生きることの社会学著者 見田宗介アニメの元ネタとして紹介されていたのを考察サイトで見かけて読んだんですが、ものすごく感銘を受けました。社会学、とかいかにも難しそうな話だと思ったんですが、読んでみたらまあ、面白い、面白い。斬新だなと思ったのは、統計に対しての感想を述べている所でした。たとえば、退職者側の主張する会社をやめた理由のうち何パーセントが○○で、会社側がきいた会社をやめた理由のうち何パーセントが××で~みたいな話があるんですが、そこから退職者側と会社
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名著を紹介②「頭のゴミを捨てれば、脳は一瞬で目覚める」

前回の記事で削った部分があったのですが、どうしても追記したかったので今回はパート2。本書の項目で言うところの「自分のモノサシで生きよ」の紹介になります。要約すると、自己評価と他者評価についてのお話。自己評価とは文字通り自分で自分のことをどう思うか・どう評価するかということ。それに対して他者評価は自分が他人からどう見られているかを意識することと言えます。それを踏まえて、以下の例。ここに、一人の男性がいます。彼は誰もが知る有名企業に勤め、年収もそれなりにあり、良い車に乗り、良いスーツも着ています。この男性は満ち足りているのでしょうか。充実していると言えるのでしょうか?この場合、そうである場合・ない場合の2つが考えられます。「これだけ揃っているんだから充実しているんじゃないの?」と思われる方もいるかもしれませんが、それは「自己評価と他者評価」によって左右されます。もし彼が本心からその企業に勤めることを望み、良い給料を欲し、その車やスーツが本心から必要である場合、彼は充実していると言えます。しかし、周りに評価されたいが為にその企業に勤め、周りに羨ましがられるからその車やスーツを求めた場合は、そうとは言えません。前者の場合はそれらを求める動機が自身の欲求からきているのに対し、後者は他者からの評価を得たいが為のものです。なので例えば周りが羨むものが別のものであれば、後者のような人はそちらを求めることになります。そしてまた風潮が変わり、よりステイタスが高いとされるものが現れれば、またそれを求めることに。そうやって他人の目を意識してあっちへ行ったり、こっちへ行ったりしている状態を本書では他人の
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名著を紹介「頭のゴミを捨てれば、脳は一瞬で目覚める」

たまたまAmazonUnlimitedの定額サービスで読める本を探していたところ、目についたのでご紹介。私が良いと感じた部分を、私なりの解釈を用いて記述しています。映画を見た感想が十人十色なように、この内容もあくまで「私視点」です。気になった方はぜひご自身で手にとってみて下さいね。今回ご紹介したいのは本書のうちの2つ。1.物事の抽象度を上げよう2.過去は未来から変えられるです。本当はもっと沢山あるのですけどね!激長になっちゃうので…!一つずつご紹介。1.物事の抽象度を上げようちょっと堅苦しい表現ですが、分かりやすく言うと「もっと広い視野で見ようぜ!」ということ。どういうことかを例を交えてお話すると…どちらもまだ幼い、兄と弟がいたとします。一つしかないプレゼントがあり、それが弟へ与えられました。お兄ちゃんは自分が貰えなかったことに腹を立て、怒ってしまいます。これは、お兄ちゃんの方がまだ自分のことしか考えられていない状態ということ。自分と弟ではなく、自分しか見えていない。なので、自分が貰えなかったら怒る。それが悪いということではないのですけどね。ここからお兄ちゃんが視野を広げ、自分だけでなく自分と弟、両方を含めた範囲で考えられるようになると、「貰えなかったから腹を立てる」から「一つしかないから自分は我慢する」と考え方を変えられるようになります。このように見えている範囲が広くなると不必要に怒る必要は無くなる、というのが本書の主張。もう一つ例を挙げると…一人の会社員がいたとします。彼はもうすぐ始まるプレゼンに向けて準備中ですが、そのとき同僚から嫌味を言われてしまいました。彼はそのことで
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【農業×ミステリー】「感染領域」の続編読みました!

ぐーてんくまーʕ•ᴥ•ʔkumattoma(くまっとま)です。続編を読みたいとブログに投稿してから、3ヶ月以上経ってしまいましたがついに「感染領域 ラストスタンド」を先程読み終えました・:*+.\(( °ω° ))/.:+『このミステリーがすごい! 』大賞優秀賞を受賞した『感染領域』(くろきすがや著)の続編。内容としては、前回の主人公のその後のストーリー。農水省が極秘に開発を進めていたとんでもなくすんごい米「ラストスタンド」のプロジェクトリーダーになって色んなことに巻き込まれ命の危険にさらされてしまう感じです。今回もテンポが早くて、専門用語あっても割と頭に入ってきやすい感じで、そして前回以上にぶっとんでいて楽しく読めました♪ただ、「葉鞘(ようしょう)」や「根」の説明とかはちょっと写真ないと栽培したことない人にはイメージしづらいだろうなとは思います。イネでなく同じイネ科のトウモロコシを思い浮かべつつ、ああ、あったなぁと想像してましたが、それでも「メソコチル根どんなだっけ?」・・と一瞬とまってしまいました。でも学生時代に学んだことが小説に登場するとなんか嬉しい(笑)。ストーリー的には、前作より荒いかなぁ。最後核心に迫ってきた時の内容もっと充実してほしい気もするし、重要人物かと思ってた人がさらっとしてて、ぱっと出番なくなるので、なんだったんだ感があるし、辻褄合わせが力技っぽいし・・もっと裏側を深堀りしてほしいポテンシャル高いキャラが多いので、もったいないなーとも。内容的に水面下で動いてる人間がわんさかいるのでそういうシーン出しにくいのかな・・評価が芳しくないのもそこら辺なのかなと勘ぐ
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課題図書、1冊目読破!

こんばんは!オンライン家庭教師のKawase Shinoです♪今日は、以前話していた課題図書についてお話しします!今日、やっと読み終わった本はこちら!「好きなことだけで生きていく」著者:堀江貴文写真が横になっちゃいました…すみません(泣)内容はネタバレになってしまうと良くないなぁ〜と思ったので、ここには書きませんが、代わりに私個人の感想を書いて行きます!一言で言うと、「行動するって大事!」と学びました。いくつかは理解出来ても、賛成はできない部分があったので何とも言えませんが…その中でも、行動する速さと言うのは改めて大事なのだな、と思いました。「とにかくやってみる!」これが経営する上で、一番大切なんですね。確かに、動かないと何も出来ないし成功もしません。ついこの前までの私も、何をすればいいのか分からずじまいで動けませんでした。それを考えると、とにかく動いている今の方が自分の目標に向かって進んでいると感じます。今日のブログはここまでです!いつもより早めの更新だったので、色んな人にこのブログを見てもらえれば嬉しいです^^また、引き続きオンライン家庭教師の生徒も募集しているので、よろしくお願い致します♪それでは、また明日!^^
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【読んだ書籍紹介】

書籍:ヒトの脳にはクセがある   動物行動学人間論著者:小林朋道 様めちゃくちゃ面白かったです。人間も動物という見方で他の動物と比較し、思考の幅を検証したり。客観的に人間すらも分析して、多くの方々の疑問の一つでもある、なぜ、人間だけ勘定があるのか...なども、面白く、かつ腹落ちができる仮説にまで落とし込んでいらっしゃいました。限界を知ったとき、初めてスタートラインに立てるのかもしれません。書籍の詳しい内容は伏せておきます。是非、知的好奇心が多い方、読んでみて感想を教えていただけると嬉しいです^^私の考えですが、表面的な自己啓発書より、根源的な人物、動物の行動様式など生まれた時から脳にプログラムされている原理などを少しづつ紐解いていって思いを馳せるという掘り下げ方の方が、人生や仕事を豊かに、鋭く、生きていける様になるのではないか。と最近は考えが変わってきました。また、知らなかった時より色んな事を知ってしまった事で増える悩みや苦しみを抱えてしまうという辛さも読書には含まれているなぁーと個人的には思うのですが、それすらも内包しながら進むという、一見非効率な事が、自分の思考の限界を超えていくためのチャンスを掴んでいるような気がしています。以上が書籍の感想です。最後まで読んでくださってありがとうございます。読まれた方いらっしゃいましたら是非感想を教えてほしいです♪
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【感想】『借りぐらしのアリエッティ』と「小人の冒険シリーズ」

ジブリ映画『借りぐらしのアリエッティ』「ぼくはあの年の夏、母の育った古い屋敷で一週間だけ過ごした。」  物語は、少年のモノローグから始まる。  美しい宝石箱を開けた時のような音楽が鳴り、なるほど、その体験は少年にとって宝物なのだろうと想像ができる。  アリエッティは可愛い。  小さく、ほっそりとしていて、それでいて賢そうな、勇敢な顔をしている。それが素早く動き回り、要領よくシソを摘み取って、床下へと続く格子窓に消える。  『借りぐらしのアリエッティ』、スタジオジブリによる2010年の作品である。  少年(翔)は、初めて小人(アリエッティ)を見た時に、守ってあげたいと思ったのだという。心臓に病を抱えていて、静かに本を読み、猫を撫でるだけの彼が。一体、何から小人たちを守りたかったというのだろうか。  アリエッティは言う。あなたのせいで自分たちの暮らしは滅茶苦茶になった、と。  小人たちには小人たちの暮らしがある。小さくて、慎ましやかで、いじらしい暮らしが。こっそりと拾い集めてきた材料で、コツコツと作り上げてきたのであろう手作りの、創意工夫に満ちた暮らしが。それは、大きい我々「人間」からすると、物理的に儚く、脆い暮らしである。  実際、彼らの生活空間は翔によって暴かれ、良心からとは言え壁をごっそりむしられた。そして家政婦によって家族のメンバーを捕らえられる。  少年は共存を望んでいるが、小人たちの生活はミニマムであるが故に(少なくとも、少年が守りたいと思う程度には)脆く、人間とは共存しえない。共存はできないが、物語は「心を通わすことはできる」と伝えてくる。ありがとう、さようなら。翔と
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貴方の作品の感想つたえます。

あなたの熱心なファンとして感想をおつたえします。どんな創作活動も大丈夫です。小説や漫画など二次創作小説、多数のジャンル大丈夫です。ジャンルは問いません。キャラのここが見てほしいなど要望がありましたら重点して心情などしっかりと捉えて感想を書かせていただきます。その背景にはやはり作家の努力をくみ取る事で感想も言えます。 誰かに読んでもらう事で得るものがあります。一緒に共感できる事でファンとなり喜んでより一層創作活動の意欲が沸くと思います。創作活動に行き詰ったり、悩んだりしたときはDMなどでも相談に乗ってますのでお気軽にお声がけ下さい。ココナラ初出品という事で今だけ最安値にしていますのでお早めに。
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