ぐーてんくまーʕ•ᴥ•ʔ
kumattoma(くまっとま)です。
続編を読みたいとブログに投稿してから、3ヶ月以上経ってしまいましたがついに「感染領域 ラストスタンド」を先程読み終えました・:*+.\(( °ω° ))/.:+
『このミステリーがすごい! 』大賞優秀賞を受賞した『感染領域』(くろきすがや著)の続編。
内容としては、
前回の主人公のその後のストーリー。農水省が極秘に開発を進めていたとんでもなくすんごい米「ラストスタンド」のプロジェクトリーダーになって色んなことに巻き込まれ命の危険にさらされてしまう感じです。
今回もテンポが早くて、専門用語あっても割と頭に入ってきやすい感じで、そして前回以上にぶっとんでいて楽しく読めました♪
ただ、「葉鞘(ようしょう)」や「根」の説明とかはちょっと写真ないと栽培したことない人にはイメージしづらいだろうなとは思います。
イネでなく同じイネ科のトウモロコシを思い浮かべつつ、ああ、あったなぁと想像してましたが、それでも「メソコチル根どんなだっけ?」・・と一瞬とまってしまいました。
でも学生時代に学んだことが小説に登場するとなんか嬉しい(笑)。
ストーリー的には、前作より荒いかなぁ。
最後核心に迫ってきた時の内容もっと充実してほしい気もするし、重要人物かと思ってた人がさらっとしてて、ぱっと出番なくなるので、なんだったんだ感があるし、辻褄合わせが力技っぽいし・・
もっと裏側を深堀りしてほしいポテンシャル高いキャラが多いので、もったいないなーとも。内容的に水面下で動いてる人間がわんさかいるのでそういうシーン出しにくいのかな・・
評価が芳しくないのもそこら辺なのかなと勘ぐってはおりますが、なんだかんだ感情が揺れるというか興味を唆られるウキウキワクワク感は健在でした(*´꒳`*)
でも前回の方が適度にぶっ飛びつつ、現実にあり得そうなシチュエーションと専門知識のリアル感混じっていて好きかなぁ。
そして、自称感染領域ファンとしては今回めちゃめちゃショックなことがありまして・・
なんでなの、里中さああああああああああああああん!!