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「DNA」は宇宙からやって来た!!

へえ~じゃボクたちは「宇宙人」ってこと?!あのカズレーザーが司会やってる日テレの「カズレーザーと学ぶ」っていう番組ってとても面白いのでよく観てるんだけど~、今回は「宇宙」についての話題ということで~、「ボクの大好物」なのじゃ~~♪^^あれは、も~50年前くらいかなぁ~、パパのお仕事(大工や左官、墓所の設営、土木工事等)のバイトとかがんばってね~、「3万円?」位かな~稼いで、ビクセンっていう会社の「天体望遠鏡」を買ったのじゃ!^^も~うれしくってぇ~、夏の夜に「家の近くの神社」で毛布かぶって「土星」とか「火星」、あともちろん「月」もねぇ~観測したよ♪^^あれは「天文ガイド」っていう天文雑誌とかも毎月のよ~に買っていたのじゃ。何でじゃろ?まぁ~、とにかく当時は天体とかに「萌えて」いたよ。^^それが今の「タロット占い師」とかの原点?かしらん?!あれは、そ~、ボクがまだ小中学生くらいだったと思うけど「幽体離脱?」的なことを経験したんじゃよ。^^;「あれぇ~?、寝ているのにカラダが浮いてなぜか、天井を通過して、もう家の屋根の上で寝ている?感じじゃ~!うっそ~。」と思っていたら・・・(とんでもない数のUFO=未確認飛行物体が編隊を組んで飛んでいたのじゃ~~!!^^;;)そう、ゆっくり「ド~~~~ッ」ってね!もう数えきれないほどのすんごい多くのUFOじゃ!今でも忘れられないぜよ!!^^;(前にテレビでメキシコ?のUFO事件で、超大編隊のUFOが飛んでいたけど、ああいう感じじゃね!)そういう経験が、「天体」とかに興味持った原点かな~って思うよ。^^(でもあれは夢か、まぼろしか~??^^;)まぁ
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連続小説『DNA51影たちの黒十字』23

連続小説『DNA51影たちの黒十字』23連続小説『DNA51影たちの黒十字』第23回Rosalind Franklin Photo51Rosalind Franklin Photo#51 24  セキュリティ・クリアランス バークベック・カレッジに移籍しウィルス研究を始めたロザリンドはTMV(タバコモザイクウィルス)の結晶化に取り組んだ。TMVの結晶化に世界で初めて成功したのは米国の科学者でカリフォルニア大学バークレイ校のウェンデル・スタンリーであった。1935年の事である。この成功によりTMVの特異性などが少しづつ明らかになり、研究方法にも進展が見られていた。ウェンデルは1946年度のノーベル化学賞を受賞した科学者でもある。 この分野の研究では、如何に結晶をうまく作るかがカギとなる。結晶が上手く作れなければ、その先の分析へとは進めないからだ。もちろん分析が出来ないようであれば研究成果も出てこない。よって、結晶の実物と回折画像が最重要成果物品となる。ロザリンドが得意とする十八番分野である。 ロザリンドの研究分野とは異なる研究分野ではあるものの、ロザリンドと同じく倫敦大学で結晶に関する研究を行った日本人がいる。その研究者は、六方晶窒化ホウ素と呼ばれる物質の高圧高温下結晶の作成で名手と謳われる研究者であるが、なんと、その結晶を作り上げられるのは世界中でその研究者唯一人であるという。 現代に於いては、グラフェンと呼ばれる炭素原子結合が一層のみから成り立っている、言わば、2次元平面状態にある炭素原子物体についての研究開発で、六方晶窒化ホウ素の高圧高温下結晶体(“h-BN”と呼ばれている
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連続小説『DNA51影たちの黒十字』22

連続小説『DNA51影たちの黒十字』22連続小説『DNA51影たちの黒十字』第22回(続ロザリンド・フランクリン物語) 〜22〜Rosalind Franklin Photo51Rosalind Franklin Photo#51   23   ユダヤ人研究者 ロザリンドとポール・スミスが急接近したのには両者が共にユダヤ人であったことがひとつの要因であったのかもしれない。互いにユダヤ人ということから、価値観などに近いものを感じて自然と引き寄せ合ってしまったのであろうか。また、バークベック・カレッジにロザリンドを受け入れたジョン・バナール教授にしてもユダヤ人であったし、ロザリンドのバークベックでの研究室の同僚となった新たなる共同研究者アーロン・クルーグにしても、何と、またユダヤ人であった。 研究資金の提供等でパトロン的立場になっているポール・スミスが意図的にロザリンドの研究環境を密かに整えていったのであろうか?いずれにしても結果としてロザリンドの周囲にはユダヤ人たちが配置されることになっていたのである。ロザリンドにしてみれば価値観の近い人間たちに囲まれて、キングス・カレッジよりは幾分か心安らかにして研究に没頭できる環境であることは確かである。 情報漏洩の疑念をロザリンドにいだかせた“B型核酸結晶発見” 論文発表にまつわる不可解な経緯について、話す相手がポール・スミスであるのならば話せるような気がしてくるロザリンドであった。 バークベック・カレッジへの移籍がとんとん拍子で迅速に進んだことで、ポール・スミスへの信頼感がロザリンドの中では相当に高まっていくようであった。     ◇
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連続小説『DNA51影たちの黒十字』21

連続小説『DNA51影たちの黒十字』21連続小説『DNA51影たちの黒十字』第21回(続ロザリンド・フランクリン物語) 〜21〜Rosalind Franklin Photo51Rosalind Franklin Photo#51   22        ジョン・バナール教授★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆ 英国ダービーが終わり、エリザベス女王の戴冠式の余韻も街中より退きつつある頃。 ロザリンドのもとにポール・スミスからの使いがやって来て、ポールがロザリンドを晩餐に招きたいとの旨を伝えた。そこで、翌週の月曜日の夕刻、使いの案内によってロザリンドはテムズ川沿いのタワー上階レストランへと向かった。 到着すると、そこにはポール・スミスの他に一人の男性が待っていた。ポールとともにロザリンドを待っていたのはジョン・デスモンド・バナール教授であった。バナール教授はX線結晶構造解析の先駆けとなった人物でその研究分野では広く知られた人物である。ロザリンドも勿論その風貌は知っているし、教授の講義を聴講したこともあった。「こちら、バークベック・カレッジの物理学教室のバナール教授です。ロザリンド先生にはバークベックへ移籍する意思がお有りだということなので、今日はこの私、不肖ポール・スミスがバナール教授をお連れ致しました」ポールは改めてロザリンドにバナール教授を紹介した。「私、バークベックのジョン・バナールです」ポールから話の端緒を引き継ぐとバナール教授はワインをロザリンドに勧めながら話を先へと広げていくのだった。「この度のロザリンド先生のネイチャー誌発表論文、読ませて頂きました。とても素晴ら
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連続小説『DNA51影たちの黒十字』16 (続ロザリンド物語)

連続小説『DNA51影たちの黒十字』16(続ロザリンド物語)  小説『DNA51影たちの黒十字』(続ロザリンド・フランクリン物語) 〜16〜Rosalind Franklin Photo51Rosalind Franklin Photo#51   17        戴冠式とダービー 倫敦大学と賢振寺大学との合同による3論文一挙掲載が雑誌に発表され、エリザベス女王陛下の戴冠式も間近という5月の日曜日。スミス・サミュエ商会のポール・スミスがキングスカレッジ倫敦のロザリンド研究室を訪問していた。ポールもロザリンドもユダヤ人なので所謂キリスト教での安息日・日曜日は特別な日ではなく、キリスト教会に行くこともない。ユダヤ人にとっては金曜日の日没から土曜日の日没までの24時間が安息日となっている。「Nature誌で発表されたロザリンド先生の論文読ませていただきましたぁ〜。いや〜、とても素晴らしい内容の論文でしたぁ〜」ポールはロザリンドをしきりに褒め称える。しかし、ロザリンドは浮かぬ顔。「それがなぁ〜、3番手の掲載ですやん。雑誌の編集はん、何考えてますのやろ。ほんまに困ったもんですがな。あの順番やったら、賢振寺の予想が先に有って、それを補強するような証拠データを倫敦大学が見つけて提示してるような、後追いの格好になりますやん? 研究内容からはキングスカレッジ倫敦の方が先行しておりますのんやでぇ。今回は、その先行するキングスカレッジ倫敦の領域に賢振寺の方が追いかけて来とるんでっせ」ロザリンドは憤懣やる方ない様子だ。「まぁ編集者も商売人ですから、読者にウケる掲載方針ってのがあるのでしょう。
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小説『DNA51影たちの黒十字』(続ロザリンド物語) 〜13〜

小説『DNA51・影たちの黒十字』(続ロザリンド・フランクリン物語) 〜13     14              ニューマーケット奇譚 クリックは驚いているロザリンドに   『新知見』 を一刻も早くロザリンドに聞いてもらって見解が聞きたいので自分から訪問して来たのだと告げると、核酸の様態を分子結合の構造から浮かび上がらせる試みを繰り返していたところ、   “二重螺旋構造“をとっているのではないかとの結論が出てきたと語るのだった。「分子結合を専攻する教授にアドバイスを色々もろうて 模型製作も何回も試みたところ、とうとう・・、 ついに・・・・・・・、なんと、 この ”二重螺旋” に辿り着いたんですわ」 クリックはロザリンドが英国医学研究機構に送った報告書に関する事項は一切語らずに、分子結合の試行を繰り返した結果、二重螺旋構造が表出されてきた事を強調した。「分子結合の試行を何度も繰り返していましてね、 これからは、生物の研究も分子単位で見ていかなあかん、 つくづく、そう思うようになりましたわ。 ロザリンドはん、どう思はります?」そう語るクリックの口調は、何かを極めきった大家のようである。「確かに、微細を見る方向へ行けば、行くほどに、分子に 突き当たりますよってに、そないな視点は大切なんと ちゃいますかぁ」ロザリンドもクリックの考えに意味なく同意した。「この二重螺旋構造の結果でもってワシは論文一本書こう 思いますのんやぁ。ロザリンドはんも今までの研究結果 から一本書きはりません? 倫敦大学と賢振寺大学とで 合同の論文執筆・・なんて、宜しおますやろ?」「はぁ。何
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小説『DNA51影たちの黒十字』(続ロザリンド物語) 〜12〜

小説『DNA51・影たちの黒十字』(続ロザリンド・フランクリン物語) 〜12〜     13       危険スモッグ サッスーン卿が所有する競走馬ピンザ号(2歳)は10月のニューマーケット競馬場でのデューハーストステークスもまた圧勝してレースを終えた。サッスーン卿のピンザによるダービー制覇の夢はまた一歩現実味を帯びて膨らんでいく。       ☆                       ☆ 11月末から12月にかけて倫敦では大問題が起ってきた。スモッグ問題である。工場の動力源や冬の暖房源として石炭を燃やし過ぎているのが原因であった。倫敦では19世紀からこの問題が度々起きてきてはいたのだが、この年は特に酷く、1万人ほどが呼吸器疾患などの健康被害を被って死亡した。 倫敦の中心部に位置するキングスカレッジロンドンは倫敦東部の工業地帯とも近いため、スモッグに覆われる日々が続いている。天候次第では自動車の運転さえも前方視界の不良にて困難となる始末である。このままでは、いずれは肺をやられてしまう。 ついに、ロザリンドは倫敦西部のイーリング地区に住む友人宅に一時避難することにした。イーリングはアクトンの西方2kmにある閑静な住宅地ともいえる街である。 居住地を工場地帯から距離を取って離れた場所にしたとはいえ、暖房には石炭を燃やすので街には煤煙が不穏な様相で立ち込めている。しかも、勤務先の倫敦大学キングスカレッジが倫敦市街のほぼ中心部に位置していることには変わりはない。 12月に入って状況はさらに悪化する気配だ。冬の寒気が倫敦の上層部に居座り、地上近くの低層気団をブロックして閉じ込
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小説『DNA51影たちの黒十字』(続ロザリンド物語) 〜10〜

小説『DNA51・影たちの黒十字』(続ロザリンド・フランクリン物語) 〜10〜         11       スミス・サミュエ商会からの男 賢振寺のキャヴェンディッシュ研究所においてクリックがマックス・ペルーツ博士へロザリンド報告書の件を問い合わせている頃、倫敦大学キングスカレッジのホイートストン物理研究所では一人の男が誰もいない日曜日の朝からひっそりとロザリンド研究室を訪問していた。 秋も酣(たけなわ)。落ち葉の一群がカサカサと舞ってはロザリンド研究室が入居する建物の入り口でたむろしていた。研究室にはロザリンドのみが来室している状態で、共同研究者である学生のゴスリングさえも来ては居なかった。研究室は訪問者の為だけに明かりを灯しているのだった。「わたくし、スミス・サミュエ商会のポール・スミスと申します」と訪問者の男は真新しい名刺をロザリンドに差し出すと言葉を続けた。「当スミス・サミュエ商会はロザリンド博士様のお父様からも出資頂いておる商会でして、主には医薬品関連の商品などを扱っています」「フォートナム・メイソンのお紅茶などいかがですか?」ロザリンドは盆の上にあった紅茶入りの来客用カップをポール・スミスと名乗る男の前へと静かに押し勧めた。「いやぁメイソン紅茶ですかぁ。これはどうも、有難うございます。 ああ、これはいい香りだぁ」訪問者ポールは出された紅茶に口を付けると、感嘆の声を上げ、話を更に続けた。「我がスミス・サミュエ商会はですね、製薬会社様からもまた出資を頂いておりまして、新薬などの市場開拓をも行なっておるところなんですが、この度、新薬開発の為には基礎学術にも目を向
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『ロザリンド・フランクリン物語』 〜07〜

『ロザリンド・フランクリン物語』  〜07〜           81953年のNature誌でロザリンドたち英国の科学研究者らによってDNAの螺旋状の形態が予言された訳ですが、その螺旋状の形態像が『実画像』としてリアルに撮影されたのは1991年でした。ロザリンドたちの螺旋形態予言の論文発表から38年後、世界初のDNA螺旋体撮影に成功したのは日本人研究者でした。鳥取大学に導入された当時の最高性能電子走査顕微鏡によって、世界で初めてDNAの実画像としての螺旋体が撮影されたのでした。ただし、高性能電子顕微鏡があれば誰でもDNA螺旋像を撮影できるのかというと、そうではありません。設備、つまり実験装置としての高性能電子顕微鏡は最低限必要ですが、DNA螺旋体を捉えるためには “技”   が更に必要でした。核酸を螺旋撮影できる状態にもっていかなければ、DNA螺旋体の画像を得ることはできないからです。こうなると、数式や論理展開といった科学智の世界というよりも、秘伝の技、秘伝の術の世界といった方が良いようです。取得した生物の細胞から、撮影に適した状態の核酸にどうやってもっていくのか、ここが腕の見せどころで、秘技・奥義なのです。たとえ撮影成功の論文を画像と共に発表したとしても、その撮影対象となる核酸試料の準備手順の詳細が事細かく、漏れなく解説されていなければ、第二の撮影成功者は現れてこないでしょう。準備手順のキモとなる一つの作業工程が明らかとなっていなかったり、職人芸とも言える微妙な手作業が有ったりすると、当該者以外の人が同様の成功結果を得る事はできないでしょう。そこが、 技 とか 術 とか言う
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『ロザリンド・フランクリン物語』 〜06〜

『ロザリンド・フランクリン物語』           7ここで 視点を極狭域部に集中させて、ウィルキンス論文の ”24行目からの部分“ をみてみましょう。ーーーーウィルキンス論文24行目から引用(Nature誌1953年4月)ーーーーーOriented paracrystalline deoxypentose nucleic acid( ‘Structure B’ in the following communication by Franklin and Gosling)gives a fiber diagram as shown in Fig. 1 (cf. ref. 4).【筆者による訳文】D.N.A.結晶(ロザリンド&ゴスリングによって報告されている ‘B構造’ のもの)は図1に示されるような繊維画像を見せてくれています。(比較参照4)(もっと読みやすい表現をするとすれば)ロザリンド&ゴスリング報告による ‘B構造’   のD.N.A.結晶体は図1に示されるような繊維画像となっています。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用おわり)ーーーーーーーーこれは論文に使われている図1を紹介している部分の表現となる訳ですが、  『図1はロザリンド研究室で獲得されたX線回折画像なんです・・』とほぼ言っているようなものです。もっと端的な表現をするならば、  『図1の画像はロザリンド作成によるB型D.N.A.のX線回折画像です』との表現で、その意味を解釈してもよいのではないでしょうか。以上のことを考えてみれば、当時、“B型DNA結晶” のX線回折画像の作成
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『ロザリンド・フランクリン物語』 〜05〜

『ロザリンド・フランクリン物語』           6ロザリンド&ゴスリングの論文から明確に判ることは、次のようなことです。ロザリンドの研究室では、❶核酸の結晶体を上手に作ることができました。❷幾度も幾度も結晶体を作る作業を繰り返していくうちに、 2タイプの結晶が出来上がることが判りました。❸それぞれにAタイプ、Bタイプとの名称を付けて区別しました。❹作る際の湿度条件が変わることによって、 A構造タイプとB構造タイプに2分類できることが分かりました。❺どうすれば意図的にこの2タイプの結晶体を得ることができるのか、 その現象的な事実を発見しました。ロザリンドはこれらの研究成果については公表することはなく、『非公開研究データ』としてまとめたものを『年次報告書』として 英国医学研究機構にのみ提出していましたので、2タイプの結晶体が生成されてくる現象メカニズムの謎は広く知れ渡っているものではなかったと思われますし、当時、『影たちの黒十字』写真を得ることのできるのはロザリンド研究室だけだったのではないでしょうか。ロザリンドと同じロンドン大学で同様にX線回折法で核酸研究をしていたモーリス・ウィルキンスは  “結晶体2タイプ生成”      の研究ではロザリンドの方が先を行っていると認識していた筈です。しかし、結晶体を構造解析する面ではウィルキンスのほうが螺旋構造を先に直観予測していました。『影たちの黒十字』51番写真が現実となって現れたとき、ウィルキンスはロザリンドと共同執筆で論文発表したかった筈です。ところが、ロザリンドは発表には積極的でありません。業を煮やしたウィルキンスは論
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『ロザリンド・フランクリン物語』〜04〜

『ロザリンド・フランクリン物語』           5ここで3論文のNature誌上での掲載の並び関係を確かめておく必要があります。3論文はNature誌(Vol. 171, No. 4356, April 25, 1953. 4. )の737ページから741ページにかけての5ページ誌面に3論文連続で掲載され、掲載順番は先頭(737ページ目から)を切ったのが、1. ワトソン&クリック  (WATSON, J. D. & CRICK, F. H. C. 共同執筆・ケンブリッジ大) Molecular Structure of Nucleic Acids: (核酸の分子構造) A Structure for Deoxyribose Nucleic Acid; (DNA構造)中間(738ページ目から)を引き継いだのが、2. ウィルキンス&ストクス&ウィルソン (WILKINS, M. H. F., STOKES, A. R. & WILSON, H. R. 執筆・ロンドン大) Molecular Structure of Deoxypentose Nucleic Acids; (DNA分子構造) ・・・“X線回折写真“ 掲載・・・・・トリ(740ページから741ページ目まで)を取ったのが、3. ロザリンド&レイモンド・ゴスリング (FRANKLIN, R. E. & GOSLING, R. G.共同執筆・ロンドン大) Molecular Configuration in Sodium Thymonucleate,  (胸腺核酸ナトリウム塩の分子配置)
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『ロザリンド・フランクリン物語』 〜03〜

『ロザリンド・フランクリン物語』 〜03〜              4クリック&ワトソンが論文 『DNAの二重螺旋構造』を1953年4月のNature誌で発表したときロザリンドもまた一つの論文をNature誌に寄稿しています。その論文のタイトルは、『Molecular Configuration in Sodium Thymonucleate』  === 胸腺核酸ナトリウム塩の分子配置  ===  ==ゴスリング(Raymond Gosling)と共同執筆==というもので、その中で一つの写真が使われましたが、後になって、その写真は “ロザリンド51番写真”   と呼ばれるようになり、ワトソンがノーベル賞受賞6年後の述懐で「影たちの黒十字」と表現した写真に一致するものです。この事からクリック、ワトソン、ウィルキンスのノーベル賞受賞者3名は、”影たちの黒十字“ が写っている “ロザリンド51番写真” をワトソンがこっそりと見たことによってDNAの二重螺旋構造に辿り着けたと考えられるのです。1953年4月Nature誌掲載の3本の論文は以下です。どうやら、ケンブリッジ大学とロンドン大学の研究者が合同で論文3本をワンセットとして執筆・掲載したようです。1. ワトソン&クリック  (WATSON, J. D. & CRICK, F. H. C. 共同執筆・ケンブリッジ大) Molecular Structure of Nucleic Acids: (核酸の分子構造) A Structure for Deoxyribose Nucleic Acid;
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『ロザリンド・フランクリン物語』 〜02〜

『ロザリンド・フランクリン物語』           3クリック&ワトソンが1953年4月にNature誌で発表した『DNAの二重螺旋構造』という20世紀における重大な大発見論文の2ページ目にはX線回折写真が掲載されましたが、その写真は “誰が撮影した写真” なのでしょうか。 論文発表が1953年の4月ということですので、クリック&ワトソンがロザリンドのデータや写真を見た時期から数ヶ月しか経っていません。X線結晶学の専門家ではないクリック&ワトソンが、 数ヶ月内にDNA結晶体まで作って撮影できたのでしょうか。これが一つの謎を生み出してきます。論文の文脈からすると、2ページ目の写真もロザリンド撮影の写真のようにみえますが、奇妙な事実が浮かび上がってくるのです。それは・・・・・・・      *                      *       *ワトソンがノーベル賞を受賞してから6年後にワトソンは一冊の本を執筆します。その本は ワトソン著 『二重らせん』 James Watson,1968.The Double Helix.  (Edited by Gunther S. Stent. 1980. A Norton critical edition) というものですが、この『The Double Helix』の98ページにある記述:   The instant I saw the picture   my mouth fell open   and my pulse began to race.   The pattern was unbelievably simp
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 『ロザリンド・フランクリン物語』 〜01〜

『ロザリンド・フランクリン物語』         1 ロザリンド・エルシー・フランクリン (Rosalind Elsie Franklin:1920年7月25日~1958年4月16日) ロザリンド・フランクリンはユダヤ人銀行家の娘で、 6人兄弟姉妹の長女としてロンドンに生まれました。 ロザリンド・フランクリンは、科学者として成長し、フランス留学を経て、 1950年、ロンドン大学のキングス・カレッジに研究職として着任。 X線結晶学の研究生活をスタートさせます。 X線結晶学とは、研究対象とする結晶体へX線を照射し、 その物質のX線散乱パターンを逆フーリエ解析を用いて解析し、 対象とする物質の分子構造を解明していく研究分野です。 そして、彼女に与えられた研究テーマこそ、X線照射によるDNA結晶の解析だったのでした。 ロザリンドは、研究開始からおよそ1年後、 DNAには水分含有量の差によって2つのタイプ(A型とB型)が存在すること、 それを互いに区別して、結晶化する方法まで確立させます。 また、その結晶へのX線照射で生まれる散乱パターンの写真撮影にも成功しました。 そして、それらデータについては公表せずに、秘密裏に数学的解析を自力で進めていました。 3年後の1953年には、DNAの二重らせん構造の解明につながるX線回折写真の撮影にも成功しています。 1953年のある日のこと。 ケンブリッジ大学のワトソンとクリックは、このロザリンドのX線回折写真を秘かに盗み見ます。 そして、この盗み見たロザリンドのX線回折写真を元にして、 1953年、ワトソンとクリックは、Nature誌に『DNAの二重
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日本人のDNA

今日は納品がなかったので、世界平和を祈願して写経しました。早く安全で安心できる世界が訪れますように。一ヶ月ほど前のことです。その女性は自分を含めて、一家全員がクリスチャンでした。 でも、「日本人なんだから産土神様にもちゃんとご挨拶したい」と鑑定の依頼をくださいました。 彼女はクリスチャンながら神社仏閣にも興味があったようで、あちこちの神社や寺院に出かけているそうですが、鑑定結果の産土神社はまったく知らないところだったそうです。 その初めて参拝した産土神社で、彼女は「どこか懐かしくて、感極まって涙が溢れました」と、参拝後の感想を聞かせてくださいました。 家族をあげて他の宗教を信仰されていた方なので、それまでは神社の神様といえば他の宗教の神なのだから、それを拝むとか信仰するのはいけないこと、と何となく後ろめたさがあった。ところが今はそのようには思わない、とおっしゃっていました。 参拝の後はとてもすっきりした気持ちになったそうです。神社、神道は日本で自然発生したもので、日本オリジナルなので日本人に馴染みやすく、しっくりくるもの。日本人のDNAにしみ込んでいるものだから、自分もなにか本当にしっくりくる気がしますとのことでした。それで、今の気持ちにぴったりくるのがこの歌ですとおっしゃいました。「なにごとの おはしますかは知らねども かたじけなさに涙こぼるる」 これは平安時代から鎌倉時代を生きたお坊さんである西行法師の詠んだ歌です。その西行法師が「伊勢の神宮」を訪れたときに詠んだもので、 「ここにどなた(どのような神様)がおられるのかは知らないけれど、畏れ多くありがたく、涙がこぼれる」 と
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キモくてヤダけど🤮マスクの実態 〜高知便りDAY2〜

視覚からの情報はimpact大じゃありません⁉️カバー画像はナカムラクリニックの中村先生がnoteに投稿して下さぃました😄✨中村先生、いつもながら本当に有難うございます💖…顔pass❓高知龍馬空港のチェックインカウンターでは「マスクは健康上の理由でされませんか?」と聞ぃてきて下さる(笑)「はぃ😄」お調子に乗った私は「前の席にマスクをした人は乗られますか?」と尋ね「マスクしてる人の後ろの席はイヤなんです😛」と付け加える快く「前の席は空いています」とても感じの良ぃご対応に調子に乗る私「これ🤳キモくなぃですか?」※blog記事を書ぃていたので写真をチラ見せ「何ですか🤮それ⁉️」キモさが伝わったよぅです(笑)「マスクの中です」…良くして下さったのに、不快な画像をお見せしてごめんなさぃ(反省)講話2日目の情報も2〜3点shareします🤗🎶medical bed 2以前は、爆チン打った人にメドベッドは対応しなぃと言われていましたが爆チン接種者のoriginalのDNAsampleがあれば元の体に戻れるそんなメドベッド2も開発がなされているとの事です❣️日本の企業で製造しているのは、メドベッドの1かな?波動療法とか大好きで💘興味津々です余談ですが、私自身、人の記憶を見せて貰ぅ時に相手と周波数を同調させながら見せて貰ぅので※ちゃんと相手の了承を得てですょ周波数を利用する類が大好物なんです😆💞接種後、生き残って後遺症に苦しむと思ぅと気の毒でしたが接種後も、生きていれば(笑)明るぃ未来が在るよぅで希望が持てました😇内科医と看護師の方々が呼ばれ、メドベッドのセミナーが行われていますRVドンもルピアも
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1×10と10×1は、どっちがいいですか?

何の話じゃ、みたいなことですが、ザイアンスの法則の事を書こうと思いこんなことを書きました。その名の通り、ザイアンスさんが考えた法則で、人間関係のことを3つの法則で、説明していました。そのうちの1つなんですが、単純接触効果と呼ばれるものです。要は、会う回数が多い人には、好感を持つという話でした。そこで、言われる事の1つが、10分間の話を1回するよりも、1分のメールを10回送る方が、親近感を持つために、効果があるというものです。そんな仕組みが人の脳や心には、あるという事でした。例えば、違う細胞を持つ人2人が、毎日、モーニングコールで起こすよ。みたいなことは、親密性を作るのに効果的という話でした。その前に、ちゃんと関係性がないと、ストーカーみたいになるので、注意ですな。。。
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太陽の光を浴びましょう

最近、太陽から注がれている光の量が増していますね^^毎日できるだけ、陽に当たってください。免疫力が上がるだけでなく、DNAも活性化されていきます。アセンションに対応できる肉体に変化していくので大切です。
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★魂について② ~魂の記憶~

宇宙の神様と守護天使を愛する皆さん、こんにちは。スピリチュアルヒーラーの沙耶美です。魂について①に引き続き、パート2。再び、「魂について」書きます。今回は特に、魂の記憶について、お伝えいたします。
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