うつだけど仕事しなきゃいけない…
様々な要因から、常にうつ病の危機にさらされている現代人。本来なら「ゆっくり休養を取りましょう」と言われたらその通りにしたいところですが、社会人ともなればそうもいかない。だって自分が働かなかったら、どうやって生活していけばいいの?だから、検討する余地もなく、休養よりも目の前の仕事を優先させてしまうでしょう。責任感があるからこその選択です。何も間違ってません。ただし、いつまでの続けていくことは難しいです。頑張って我慢していればある日突然治るような病気ではありません。日常的に体験する小さな頭痛や腹痛とはわけが違うのですから。うつ病になったけれど、仕事を辞めるわけにはいかない。そんな時に知っておきたいこと、心がけて欲しいことは以下の3点です。1.主治医からの指導内容は必ず守るうつ病と診断されたら、まず何かしらの薬を処方されると思います。これは、主治医の指導通りに必ず服用しましょう。気をつけたいのは2つ。1つは副作用。種類にもよりますが、腹痛、吐き気、性欲減退、眠気、胃腸の不調などを感じることがあります。薬の効能より先に副作用が出てしまうことで、「この薬は効かない」と早合点したり、副作用による体の辛さから服用を自己判断で辞めてしまう人も多いです。更に、うつ病の症状と並行して現れるため体への負担がかなり大きいです。その状態でいつも通りの仕事をすることになります。いつも通りにはいかない、ということを、念頭に入れておきましょう。2つ目は、効き目が出るまでに時間がかかること。ほとんどが、服用開始から1~2週間してから効果が出始めます。服用を続けることで薬の血中濃度があがり、効果を発揮するのです。
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