責任感があるからこその選択です。何も間違ってません。
ただし、いつまでの続けていくことは難しいです。
頑張って我慢していればある日突然治るような病気ではありません。
日常的に体験する小さな頭痛や腹痛とはわけが違うのですから。
うつ病になったけれど、仕事を辞めるわけにはいかない。
そんな時に知っておきたいこと、
心がけて欲しいことは以下の
3点です。
しかし、こういう時こそ家族を信じましょう。
言い方も大事かもしれません。いきなり「仕事行きたくない」というとびっくりします。私は吃驚して慌てました。
今の自分の体の状態(夜眠れない、食欲がない、仕事に行こうとするとお腹が痛くなる)や、気持ち(集中力が落ちてミスが増えた、人に会いたくない、毎日憂うつ)も説明しましょう。
仕事をして収入を得なければいけないのは分かっているが、どうして行けない、どうしたらいいだろうか、と、
ありのままを伝えましょう。そしてあなたの不安を共有してもらい、それに対する家族の不安も共有しましょう。
最初は驚かれるかもしれません、何か否定的なことを言われてしまうかもしれない。
でも
時間をかけることで、衝撃に馴染んでいきます。
家族が心配するようなら、一緒に主治医の診察を受けましょう。家族の同席を拒む医師はほとんどいません。
逆に、最初の段階で隠してしまうと、後になればなるほど言いづらくなり、問題が大きくなってから打ち明けると、衝撃はもっと大きくなります。
家族と自分は「チーム」だと覚えておいてください。
病気になって働けなくなったら、次は生活保護を受けるしかない、と考えている方も少なくないようですが、それはありません。
むしろ、生活保護は最後の最終手段です。
すぐに利用できるものから準備や申請が難しいものまで様々ですが、
お近くの市役所等に相談することも出来ます。
勿論、このような制度に頼ることなく、うつ病から回復して元気に働いている人もたくさんいます。
困っている時は視野が狭くなり、思考が偏ります。
ですが、今は極地ではありません。
心配しすぎないことが肝要です。
一人で全てに対応できるほど、生易しい問題ではありません。
しかし逆を言えば、周囲と問題を分け合うことで、対処は可能です。
自分も家族も将来も守りながら今を乗り越える方法を、一緒に考えましょう。