コミュニケーションの〇×

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コミュニケーションに悩む人が多い中、それでも未だに「空気読め」的な無言の圧力を感じます。

コミュニケーションには、言語的コミュニケーションと、非言語(表情、声のトーン、仕草、目線など)コミュニケーションの二通りがありますが、「空気読め」はそのどちらでもありません。

明言されていない、その場にいる人たちの関係性、状況、場所(家庭か、会社か、それ以外かなど)、会話の流れといった情報を総合的に判断して、その上で発言しろ、ということですよね。

そんな高度なことを常に100%完璧にこなせる人なんて、いるんでしょうか。
私は絶対に無理だし、そんな人見たことないです。
それでも「空気読め」が横行するのはどうしてでしょう。

それは、自分の気持ちや考えを言葉にして表現する手間を惜しんでいるから。
以心伝心」という、本来は相手を気遣う優しい配慮を逆手に取って甘えているから。

自分の気持ちを理解して欲しいなら、きちんと相手に伝わる言葉を選んで、言語化して伝えましょう。
会話で伝えるもよし、手紙でも、会話アプリでも、SNSでも。
「以心伝心」を持ち出すのは、言わずとも察してくれ、ではなくて、相手の状況や心情を配慮する時にだけにしましょう。

会話はコミュニケーションであり双方向です。
こちらの努力はいずれ相手にも伝わります。
そして同じようなコミュニケーションを返してくれることでしょう。
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