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ココナラブログ
ソーシャル ロール バロリゼーション
記事
コラム
ケアラー支援カウンセラー|惠然庵
2022/05/09 18:59
最近急速にあちこちで耳にするようになった「
ノーマライゼーション
」。
区別することなく、同じように、普通に受け入れよう、という概念です。
発生は1950年代の北欧で、実はかなり歴史がある概念です。
そこから進んで、「
ソーシャルインクルージョン
」。
社会的包摂、と日本語に訳されますが、同じように扱うだけでなく、社会の一員として受け容れる、という概念です。これも今は普通に耳にするようになりました。
ここで実はもう一歩進んだ概念があります。
「
ソーシャルロールバロリゼーション
」です。
社会的な役割を受け持つ、というような意味になります。
障害者を、それ以外の人と区別せず普通の人として受け容れ、その人が出来ることを社会の中で役割として担ってもらう、という考えです。
これはまだ中々聞くことはありません。
ただ、障害者就労などで行われているように、その人のできる範囲での能力を活かしながら、従来は縁遠いとされていた「障害者が働いて収入を得る」ということが、徐々に広がりつつあります。
パラリンピック、スペシャルオリンピックもそうですよね。
社会的役割を求めているのに中々得られない人というのは、障害者に限ったことではありません。
得ている役割が、自分が望んだものではない、というケースもあるでしょう。
一見、生活上は「普通の人(障害者のような特別な支援は必要としない)」でも、その人の中には思うように自分を活かせず、求められた役割を十分にこなすことが出来ず、葛藤やジレンマを抱えている人も少なくないでしょう。
人は誰でもみな違う、違うのが当然で、だから出来ることも出来ないこともみんな違う、ということを、当然のこととして意識しせずに受け入れることが、「
多様性
」ではないか、と考えます。
精神障害者・ご家族の問題解決、お手伝いします
#多様性
#ソーシャルロールバロリゼーション
#インクルージョン
#ノーマライゼーション
ケアラー支援カウンセラー|惠然庵
ケアラー支援カウンセラー / 50代前半 / 女性
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