シャーマンになるまでの日々③
こんにちは。RuiFengの住んでいる地域は、今日は灼熱でした。人の体温を越える最高気温。下手をすると、日が落ちても家の中の温度は人の体温なみ・・・。堪えますね~。でも、全てをエネルギーの流れとして捉えると、暑さもふわっとかわすことができたりします。なかなか難しいですけれど(笑)。さて、今日はRuiFengが生まれ変われの儀式を終えた後からのことをお話しします。もともと私は異常に耳が良く、犬よりも可聴音域が広く、とても小さな音まで聞き分けることができました。眼は強度の近眼ですが、細かな色の違いを見分けることができました。匂い、味も、少しの違いを区別できました。生まれ変わりの儀式の後、それらは私の肉体の極限を越えるくらいまで、更に鋭敏になってしまったのです。ごくごく小さな物音を聴きつけ、それに怯えるようになりました。世の中は私が思っていた以上にさらに極彩色であり、目が眩むほどでした。この世の匂い、あの世の匂い、地獄の匂いが、すべて私に流れ込むようになりました。口に入れるものの味がこんなだったかと、戸惑い続けました。私は常にアンテナのすべてのチャンネルが全開の状態になっていました。激しくいろいろなものが飛び交うカオス。ものすごい勢いで私の中を通り過ぎていく生き物、魂、霊・・・。そのために私は摩耗し、疲労し、ボロボロになりました。師匠が傍にいてくれなかったら、私はおかしくなっていたと思います。カオスが一通り過ぎ去ると、徐々に私は高次元のもの、神につながるものの見分けがつくようになっていきました。ざわざわと騒がしい混沌とした世界に、ふっと現れる何とも言えない高貴な光。甘く艶やかな香。柔
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