日曜日の夕方くらいから、少しずつ気持ちが重たくなってくる。
「明日からまた一週間が始まる」
そう思っただけで、胸のあたりがぎゅっと苦しくなること、ありませんか。
楽しかったはずの休日が、夕方を過ぎたあたりから色を失っていく。
テレビを見ていても、スマホを触っていても、頭のどこかにずっと「月曜日」がいる。
まだ来てもいない明日のことが、もう今のあなたを苦しめている。
それはあなたが弱いからじゃありません。
それだけ毎日、たくさんのことを抱えながら働いてきたからです。
職場の人間関係、終わらない仕事、気を使う場面の連続。
一週間をなんとか走りきって、ようやく手に入れた休日なのに、その休みすら安心して味わえない。
そんな自分に「情けない」と感じてしまうかもしれません。
でも、それは情けないことなんかじゃないのです。
月曜日が憂鬱なのは、あなたがいつも手を抜かずに向き合ってきた証拠です。
どうでもいいと思っている人は、日曜の夜にこんなに苦しくなりません。
ちゃんとやりたい、迷惑をかけたくない、求められることに応えたい。
そう思っているからこそ、明日が重たく感じるのだと思います。
だからこそ、ひとつだけお願いがあります。
今夜は、月曜日のことを「ちゃんと考えなきゃ」と思わないでください。
明日の準備も、心の整理も、気合いを入れることも、今夜じゃなくていいのです。
今のあなたに必要なのは、「よし、頑張ろう」と奮い立つことではなく、あと少しだけ日曜日の自分でいることです。
あたたかいものを飲んでください。
好きな音楽を静かに流してみてください。
布団の中で、何も考えない時間を自分にゆるしてあげてください。
月曜日は来ます。それは変えられません。
でも、今夜の自分まで月曜日に差し出す必要はないのです。
そしてもうひとつ、覚えておいてほしいことがあります。
月曜の朝、気が重いまま家を出たとしても、それで構わないということ。
元気じゃなくても、職場に向かえたなら、それだけでもう立派です。
笑顔になれなくても、しんどいまま座っていても、あなたはちゃんとその日を生きています。
完璧な月曜日なんて、誰も過ごしていません。
重たい足を引きずりながら始まる一週間だって、あっていいのです。
どうか今夜は、明日の自分を責める予約をしないでくださいね。
日曜の夜のあなたにも、やさしい時間が届きますように。Opus 4.6