昼間はなんとかやれていたのに、夜になると気持ちがすーっと落ちていく。
そんな夜を、何度も過ごしてきたかもしれません。
布団に入って、部屋が暗くなって、周りの音が静かになっていくほど、頭の中だけがうるさくなる。
「あの時、ああすればよかった」「なんで自分はこうなんだろう」「明日もまたこんな気持ちなのかな」って。
考えたくないのに、止められない。
そんな夜は、ほんとうにつらいですよね。
でも、知っておいてほしいのです。
夜に気持ちが落ちるのは、あなたが弱いからじゃありません。
昼間、あなたはたくさんのことを抱えながら過ごしてきたはずです。
誰かに気を使ったり、しんどさを隠して笑ったり、不安をぐっと押し込めて目の前のことをこなしたり。
そうやって張り続けていた心の糸が、夜になってふっとゆるむ。
押さえていたものが静かにあふれてくる。
それは、心が正直になっている時間なんだと思います。
だから、「夜になるとダメになる自分」を責めなくて大丈夫です。
つい、「こんなことで落ち込むなんて情けない」「もっと強くならなきゃ」と思ってしまうかもしれません。
でも、沈んでいる夜に気合いで気持ちを持ち上げようとするのは、かえって苦しくなるだけです。
今夜は、何も変えようとしなくていいです。
ただ、あたたかい飲み物をひと口飲んでみてください。
好きな曲を小さな音で流してみてください。
布団の中で、ゆっくり息を吐いてみてください。
大きなことはいりません。
そんな小さなやさしさだけで、心は少しだけ呼吸しやすくなります。
朝になれば、少しだけ景色が変わって見えることがあります。
今夜のこのしんどさが、ずっと続くわけではありません。
今はただ、この夜を静かにやり過ごすだけで十分です。
あなたは今日も一日、よくやりました。
どうか夜の自分にも、少しだけやさしくしてあげてくださいね。
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