ちゃんと眠ったはずなのに、しんどい朝のこと

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コラム
朝、目を覚ましたはずなのに、体がずっしり重たい日。
「ちゃんと眠ったはずなのに、どうして」
「昨日、そんなに無理もしていないのに」
それなのに、布団から出る最初の一歩が、やけに遠く感じる朝。
そんな朝、ありませんか。
そういう日って、つい自分に厳しくなってしまいますよね。
「もっと早く寝ればよかった」
「他の人は普通に動き出しているのに」
「こんなんじゃ今日も乗りきれない」
まだ何も始まっていない朝から、自分を責める言葉ばかりが浮かんでしまう。
でも、朝から疲れが抜けていないのは、あなたが怠けているからじゃありません。
寝ても残ってしまう重さがあるのは、あなたが昨日も、その前の日も、気づかないところでたくさんのものを抱えて過ごしてきたからです。
仕事の緊張、人との気づかい、言葉にできなかった小さな我慢。
そういうものは、眠っているあいだも静かに体の中に残り続けます。
体の疲れと違って、心の疲れは一晩では抜けきりません。
数日、数週間かけて少しずつ重なっていった疲れは、一度の睡眠では戻りきらないのです。
だから朝しんどいのは、「寝方が悪い」のでも「根性が足りない」のでもなく、ただ今のあなたに、いつもより多めの休息が必要だというサインなのだと思います。
それに、朝というのはただでさえ、一日の中でいちばん心が無防備な時間です。
まだ気持ちの準備も整っていないうちに、今日やるべきことが頭の中で次々並び始める。
その重さに、弱っている朝の心は簡単に押しつぶされてしまいます。
朝から疲れているのではなく、朝だから余計にしんどく感じる、ということもあるのです。
今日は、気合いを入れ直そうとしなくていいです。
「しゃんとしなきゃ」と、自分を奮い立たせなくていい。
重たい体のまま、少しだけゆっくり動き出してみてください。
あたたかい飲み物をひと口飲んでみる。
カーテンを少しだけ開けて、朝の光を入れてみる。
肩に入っている力を、ふっと抜いてみる。
それだけでも、今朝の一歩としては十分です。
朝から元気に走り出せる日もあれば、這うようにしか始められない日もあります。
そのどちらも、あなたの一日です。
どちらのあなたも、ちゃんとあなたです。
低速で始まる今日があってもいい。
急がず、無理に取り戻そうとせず、今日はいつもより遅いペースで過ごしてみてください。
朝からしんどかったあなたが、今日をなんとか過ごせたなら、それだけで十分がんばっています。
夜になって振り返ったとき、「よく動けたな」と思えなくてもいい。
「しんどい朝だったのに、ここまで来れたね」と、それだけ自分に言ってあげてください。
どうか今日は、自分に「よく起きてきたね」と、そっと声をかけてあげてくださいね。

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