【易経から孔子を学ぶ】開運体質の作り方 損とは
今までに、1「履」=口の利き方、態度2「謙」=謙虚さ、感謝の心3「復」=反服することこの3つを4「恒」=一生続けるとよいとお話ししました。一から四までができる人になることで、「気付き」が増え、人生が開運の方向へ傾いていきます。さらに、開運の道を進むためには、人を巻き込んでいく必要がありますそれが次のステップ。それがあてはるのが、次の易卦です。五回目の「山沢損(さんたくそん)」についてです。「損」とは、商売で損するの損ではなく、本来の意味は、誰かのために自分の持ってるもの、お金や労力を使かう(減らす)という意味です。たとえば、「納税をする。」「災害で困ってる人に私財を寄付する」などのことです。開運にしていくためには、ひとりではできません。では、どうするのか?「人のチカラ」を借りるのです。人のチカラを借りるためには、どうすればよいのか?まずは、自分が貸してあげるのです。言い方をかえると、「人に応援してほしいなら、まず自分から人を応援する」がポイントです。そのためには、"損して徳をとっていく"のです。これが開運の秘訣です。イメージしてみてください。あなたを助けた人が困っていたら、あのとき助けてくれたからと助けたくなりませんか?これを続けていくと、多くのひとから助けてもらえる。言い方を変えると、応援してもらえるようになります。いかがでしょうか?つたわりましたか・ということで、次回は「益」について解説します。お楽しみに!!
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