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偏食との向き合い方

「食べられないには訳がある」  日本会食恐怖症克服支援協会代表理事の山口健太さんによると、「子どもがわがままで好き嫌いしているわけでも、親の育て方が悪いわけでもありません。食べられないには理由があります」と述べています。  特に、発達障がい、HSPスペクトラム(繊細さん)は'生まれつきの脳みその特徴'であるがゆえに感覚過敏などに伴う頑固な偏食はつきものです。  私自身も、いわゆる「炭酸系」の飲み物全ては大人になった今でも体が受け付けられません。また、「カフェイン系」もいまいちです。  私たちの舌には「味蕾(みらい)」という味を感知するセンサーみたいなものが点在しています。乳幼児期で「味蕾(みらい)」の数がピークを迎え、思春期以降減少していきます。  最も、思春期以降は「性ホルモン」の影響をかなり受けるため味覚も含め脳みその情報処理そのものも変わるため感覚にも変化があるのではないかと思います。  偏食傾向が目立つのがおおよそ2歳前後と言われていますが、他の感覚もその頃に敏感、または鈍麻の特性が出やすく、普通の人は経験などから児童期(小学生)には落ち着いてきます。しかし、それが思春期以降、ないし大人になっても長引いている場合は何かしらの'生まれつきの脳みその特徴'がある可能性があります。  偏食も含め「うちの子どうかな…?」と気になったら、「早期発見・早期処置」として専門家に頼りましょう。  小児歯科の病院や言語聴覚士などによるリハビリや訓練、カウンセリングが有効とされています。  残念ながら今現在、偏食を始め感覚過敏に有効な薬物療法はありません。  「適切な対応ができていないと、
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怒りのメリット&デメリット

'怒り'は「百害あって一利なし」!? 結論としては、「百害あって一利なし」です。(笑) それでも過去に書きましたが、人間も'生き物の一種'である以上「防衛感情」として怒りが出ます。【メリット】・やる気や気力になる→選手などは負けた悔しさや怒りをバネとして「次こそは勝つ!!」と闘志を燃やします。このように、怒りが「自分自身を鼓舞する(動かす)エネルギー」にすることができます。・真剣さ、必死さが伝わる→子どもが「命に関わる」ような危ないことをしたとき、親は怒ります。このように、相手の真剣さ、必死さ、「いかにそれが危険なことか」を伝えることができます。【デメリット】・人間関係が悪化する→相手を責めたり、相手が理解できない怒りだとけんかに発展します。最悪の場合、仲違いとなり人間関係が壊れることがあります。・場の雰囲気が悪くなる→家庭や学校、職場、友だち関係など誰か一人でもイライラするとその場の雰囲気が悪くなります。 繰り返しですが、人間も'生き物の一種'である以上怒りは自然な感情です。 しかし残念ながら、私もそうですが、怒りの感情と上手く付き合うのが難しいのが現代社会です。【考えられる原因】・日本社会はとりわけ、「失敗は恥」、「失敗は損」という失敗に寛容ではない教育、文化の影響が多いです。対して欧米は、「失敗は当たり前」という雰囲気が根付いています。'人の失敗'をとことん叩くのが日本社会のゆゆしき文化なのです。・特に現代社会は「叱らない教育」ということで、子ども時代から「怒ってはだめ」、「怒ることは損」としつけられてきました。しつけはもちろん必要ですが、あまりにもひんぱんにそうだと反っ
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「いい子症候群」&「そう的防衛反応」とは?

「笑ってごまかす」必要なほど心身ともにしんどい!? 両者とも私が過去に経験したことであり、おそらく発達障がいないしHSPスペクトラム(繊細さん)の当事者あるあるではないでしょうか? 両者の共通点はどちらも外の顔が「笑ってごまかす(愛想笑い:苦笑い)」ではないでしょうか? さらに「いい子症候群」の場合は、自覚と分別のない割と幼い頃から継続されていることが多く、周りの人の指摘やYoutube、専門書などによって初めて気が付くことが多いようです。 また残念ですが、「いい子症候群」は自律神経失調症と同じくお医者さんたちが'正式に認めた病気・障がい'ではありません。 ただし、大人になって症状が長引いている場合「アダルトチルドレン」という名称で初めて病気・障がいと認められることが多いです。 何度もくどくて申し訳ないですが、やはり脳みそ研究、心理研究を「国家戦略」として加速し、「いい子症候群」も'正式に認めた病気・障がい'として認めるべきです。【考えられる原因】 最も考えられる原因は、家族などの「身近な人間関係」だと思います。 「親ガチャ」や「二世(三世)」という言葉が流行るように、残念ながら今現在は'子ども自ら自分の意思で'住む場所・育つ環境を選ぶことは不可能です。 経済など分野では、子どもは「競争社会」から外れた存在として認知されるためではないかと言われています。 何度も繰り返しで申し訳ないですが、「子どもは自力でお金を稼ぐことができません」。一方的に庇護や保護が必要な存在です。 そのため、経済などの分野では「'子ども自ら自分の意思で'住む場所・育つ環境を選ぶこと」は子どもを「競争社会」
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16テストとは? 7

HSPスペクトラム(繊細さん)たち 今回は「HSPスペクトラム(繊細さん)」のメンヘラ(精神系の問題)を採り上げます。 なお、「INFP(ウサギ型)」についてはすでに考察しましたので、割愛します。【ISFP(ヒツジ型)】 こちらは典型的な(?)「HSP」に多い気質特性だそうです。 主に、「回避性人格障がい」と「依存症」、「摂食障がい」、「共依存」が多い傾向です。 ただし、「ISFJ(シカ型)」と同じく、田舎のような「閉鎖的」、「排他的」環境では「第三の居場所(サードプレイス)」が極端に乏しく、問題につながりやすいです。 かと言って、人間の脳みそは「原始時代のまま」ですのでせいぜい身近な100人ほどのコミュニティーしか受け入れることしかできません。 そのため、大都市のような「情報過多」は「HSP」を始め、刺激を求めやすい「HSS型HSP」などHSPスペクトラム(繊細さん)にとっては「慢性疲労」が治まらない環境です。 人間の脳みそは「人々にもまれて幸せ」とは感じにくい特徴です。 私も含めてですが、HSPスペクトラム(繊細さん)の当事者や併存当事者のほぼ100%が「渋滞」や「満員列車」を嫌う傾向にあるのはこのためではないかと思います。 特に、「人間が発する」人工的な刺激、雑踏は'強い刺激'、'強い情報'として脳みそに刻まれます。それが多すぎだといかがでしょう? 「頭が真っ白」になります。 ただし、「環境」の解消にも時間がかかります。 おすすめの対症療法は、「音楽鑑賞(できれば、「インスト」のような「歌なし」がおすすめです)」です。 「自然に触れる」のもおすすめですが、田舎への移住はよ
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ワーキングメモリとは?

 「ワーキングメモリ」は単に「短期記憶」を指すものではありません。 例えば買い物の場合、「1つ〇円だとしてXつ買い、1000円札を出すとおつりはいくらか?」を算出する場合、まず計算に必要な数字を一時的に頭に入れます。これが「ワーキングメモリ」です。 「ワーキングメモリ」のほとんどは「理論(Thinking)」で用いられます。 何か動作を行う場合の必要な情報を集め、その情報を一時的に広げたり、整理したりするための'作業スペース(机)'と考えられています。 この「ワーキングメモリ」は情報を一時的に頭に留めておきながら考える働きと言えます。 その反対として、「長期記憶」はそれまで経験したことを脳内に蓄えた(既知の)情報で、いつでも取り出せる記憶です。 発達障がいのある子、人やHSCスペクトラム(繊細っ子)、HSPスペクトラム(繊細さん)はこの「ワーキングメモリ」が生まれつき不足し、体得するのに'かなり時間がかかる'そうです。 この「ワーキングメモリ」不足が気質特性の1つの「マルチタスク(同時処理)の苦手」、「うっかりミス」となって顕現化するのです。 「ワーキングメモリ」は使って鍛えるほど脳みそが刺激され活性化されます。【食事療法】・オメガ3系の油(青魚など)・肉類(赤身のみ)・緑黄色野菜(葉物など)・ベリー系果物(いちご、ブルーベリーなど)・赤ワイン(またはベリー系果物100%のジュース)・緑茶、紅茶・牛乳 これらは「ワーキングメモリ」におすすめの食べ物です。 ただし、全て取ろうとするとかなり面倒くさいものです。(^-^; また、HSPスペクトラム(繊細さん)は「カフェイン」や「アル
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児童虐待とは? 2

 引き続き、「児童虐待」についてお話します。 さて、何度もブログ内でお話しましたが、父方の家柄はいわゆる「毒一族」で、父方の上世帯(私の祖父母以上当たる)は特にその傾向が強すぎでした。(自分たちが'お得'ならそれでいい) ただし、人間は「社会的動物」である以上、人間同士の「つながり」がないと生きていけません。 児童文学作品の『スイミー』は「自然界では弱者(小魚)は群れを成して大きく見せることで、強者(大魚)に対抗するしかありません」 もしも、「弱者(小魚)が1匹1匹(1人1人)各々で対抗したら」…当然その種は自然淘汰されます。 要するに「お互い様」なのです。 ただし、うちはそうではありませんでした。 さらに、母親も若い頃「カサンドラ症候群」ということで、ひどいメンヘラ(病的精神)で私たち兄弟の面倒どころではありませんでした。 大声を伴う暴言などが日常茶飯事という環境で育ちました。 もちろん、私が幼い頃は「引き算発想(いやならさっさと離れる)」はおろか相談機関でさえない時代でした。当然、療育などの治療支援機関などはありませんでした。 残念ながら、こうしたメンヘラ(病的精神)の解決はやはり「引き算発想(いやならさっさと離れる)」しかありません。 ただし、うちの場合は経済面でかつかつでしたのでやむを得ず「全員同居」しかありませんでした。 それこそ、「昭和時代ないし平成初期にすでに発達障がいないしHSPスペクトラム(繊細さん)の概念が存在したら、違う人生だったかもしれません」  平成後期になりようやく脳みそ関係の研究が始まり、それこそ発達障がいについてはようやく概念が出ました。 私は2
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不登校とは?

 お国の定義では「病気や経済的な理由を除いた何らかの心理的、情緒的、あるいは社会的要因・背景により登校しない、あるいはしたくてもできない状況にあるため年間30日以上欠席した者」が不登校とされています。 社会人(成人以降)になると「引きこもり」に変わり、定義はあいまいになります。 不登校の主な理由は「学校生活」、「家庭生活」、「本人」と分かれますが、きっかけは特定できないことが多いです。 周りの人が問うても、本人自身もはっきりとした理由が分からない場合がほとんどです。 そして様々な理由が複雑に絡み合い、要因や背景の特定は難しいです。 また、不登校の初期状態か、ある程度年数が経過しているかによって対応が変わります。 また、引きこもりも初期状態か、不登校からの延長などある程度年数が経過しているかによって対応が変わります。 【小学校低学年(1~3年生)の不登校】 考えられる要因は「親と離れたくない」、「新しい生活へ順応しきれていない」、「校則などルールや規則への拘束感になじめない」などが挙がります。【小学校高学年(4~6年生)と思春期(ティーン期)の不登校】 考えられる要因は「人間関係の複雑化」、「性差(LGBTX(Q)の自覚)」、「家族への反抗」、「学力不振」などが挙がります。 また最近は、「ヤングケアラー(未成年・青年期介護者)」など家庭生活の世話や介助を従事することに伴う不登校も存在します。(「ヤングケアラー(未成年・青年期介護者)」については後日お話します) 【望ましい対応】 ・子供の話に耳を傾ける(理由を問い詰めたり、頭ごなしに否定することなく、じっくりと話を聞くに徹しましょ
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摂食障害とは?

 'ダイエット願望'は大人だけではありません。むしろ最近は、小中学生の頃から「やせたい」、「おしゃれしたい」との理由でダイエットをしている子どもも珍しくありません。 しかし、児童期や思春期に十分な栄養が摂れていないと、体は「低栄養の状態」になります。低栄養の状態に体が慣れると、心身の機能低下に陥ります。 身体面では、「低身長」、「貧血」、「低血糖」、「無月経」、「不眠」、「免疫低下(よく風邪を引く)」となります。また、常にやつれた顔つきに見られることが多いです。 精神面では、「だるい」、「無気力」、「疲れやすい」、「注意散漫」、「感情の振れ幅が激しい(よくキレやすい、泣きやすい)」などとなります。 そして、「低栄養の状態」が一生続くと「性ホルモン」の分泌が不十分となり、卵子と精子の製造が減少します。また将来、不妊や仮に妊娠できても低出生体重児の子どもが生まれる可能性が高くなります。 そして、何よりも児童期や思春期は生涯で唯一「骨密度が増える時期」です。 しかし、低栄養の状態に体が慣れると、骨密度が低いまま高齢期を迎えることになります。それは将来、「骨粗しょう症」として転倒のリスクが高まり、寝たきりになる可能性もあります。 その低栄養の状態が「依存的なもの」の1つが「摂食障害」だと思います。 「摂食障害」は'立派な病気'です。主な特徴は「極端なダイエットを続けた結果」、「拒食症(神経性やせ症)」となるもの。食べ過ぎやその後吐いたり下剤のOD(お薬の一気飲み)が続くものの「過食排出型」。その両方を兼ねたものとあります。 どちらも女性に多く、最近では低年齢化が深刻になっています。 「
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失言とは?

 「失言」と一口に言っても、結局は'相手の人次第'になることが多いです。 基本的には、嘘と同じく「心の理論」が発展すると他者の言葉の裏にある'真意'が理解できるようになります。 「社会的失言」はだいたい平均9歳ごろに身につくそうですが、脳みその構成上、発達障がいのある子は自然に身につくことが難しく、技術(SSTなど)や経験を普通の子どもの何倍もかける必要があります。また、薬物療法を初診から継続すると遅れますが、「社会的失言」に気づくことが可能です。 また、HSPスペクトラム(HSCスペクトラム)(繊細さん(繊細っ子))は早い段階で「社会的失言」に気づくことが多いですが、同時に「子どもらしくない」と周りの人から言われることも多いそうです。 ここで社会的失言の課題例を紹介します。 【クラスである競争がありました。その競争に勝ちたいと思ったエマが学校を休んでいる間に、アリスの優勝が決まりました。 アリスはエマが登校したときに、「残念だったわね」と言いました。エマに「どういうこと?」と聞かれて、アリスは「何でもない」と答えました】 さて、質問です。これは誰の台詞で気まずくなりましたか? 代わりの台詞は何でしょうか? これは、アリスがエマの事情を考えず、「残念だったわね」と言ったことが原因です。 代わりの台詞の例が「ごめんね」でしょうか?(まずは謝る)(他にもある人は教えてください) 特に、何の治療などを受けていない発達障がいのある子はアリスと同じような'しくじり'をやらかす可能性はあります。 そして、ギフテッド(IQ120以上)の人たちも発達障がいの当事者と同じく「思ったことをそのまま
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いじめとは?

 当たり前ですが、「集団生活」と隣り合わせなのが「いじめ」です。 無視、仲間外れ、いじわる、からかい、文句、悪口、窃盗(もの盗み)など…挙げたらきりがありません。 私自身も人生で何度かやられたこともあります。 最近では「いじめは悪い」と知りつつ、目立たたないように継続される陰湿ないじめもあります。 また、それに対して当事者(被害者)にとって身近な場所である「家庭」、「学校」、「職場」などが常に味方であるとは限らないのが現実です。 それでも、その場限りの遊びなのかいじめなのかしっかりと見極める必要があります。 遊びかいじめかの判断は'その人(当事者)の感覚'次第ですので難しいです。 特に、脳みその構成上、発達障がい、HSPスペクトラム(繊細さん)、解離性障がい(多重人格)はいじめの被害にあいやすいです。 「やめて(NO)」と伝えたつもりでもそれが相手に上手く伝わらないか、そもそも「やめて(NO)」という単語が出てこないためです。 また、自己愛性人格障がい、サイコパス(反社会性人格障がい)はいじめの加害者に陥りやすいです。そもそも「人格障がい」自体が、感情などの'セルフコントロール(自己管理)'が不十分な障がいです。これは虐待も同じです。 ここまではいかないものの、いわゆる「テイカー(もらい放し)」の人、「体育会系の精神論(「努力」、「根性」、「気合」)」で片付ける人、そして何よりも難しい人が「優しいふりをしていじめる」「カバードアグレッション」の人です。 日本は「本音」と「建前」や「忖度」、「察する」という高度なコミュニケーション能力が求められる文化です。(令和時代になってその文
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愛着障がいとは? 2

 「愛着障がい」の特徴は以下の通りです。【主たる特徴】・意地っ張り・強情(強気)・度が過ぎるわがまま・体調を崩しやすい(頻繁に風邪をひく)・体つきが周りの他の子どもより小さめ(極端な低身長)・自傷行動・他害行動(人をたたくなど)・不眠・食欲不振・大人など周りの人を試すような言動が多い・理由もなく嘘をつく【反応性アタッチメント障がい(反応性愛着障がい)】・他者を警戒しすぎて頼ることができない・無表情(笑顔が極端に少ない)・他の子どもとの交流がない これらの特徴はASD(自閉スペクトラム症)やHSC(HSP)スペクトラム(繊細っ子)(繊細さん)とよく似ていることから診断や判定が難しいです。【脱抑制型対人交流愛着障がい】・初対面の人にも関わらず、抱っこなどのスキンシップをせがむ・なれなれしく場にそぐわない言動を繰り返す これらの特徴はADHD(注意欠如多動症)やサイコパス(反社会性人格障がい)、解離性障がい(多重人格)と区別をつけるのが難しいです。 繰り返しになりますが、メンヘラ(精神系の問題)は'ほぼ100%原因不明'のため「これを行えば治る」という確立された治療法はありません。 ほとんどは医療機関から処方される漢方薬などによる「薬物療法」や児童心理治療施設などによる「カウンセリング(心理療法)」などの「対症療法(その日その場しのぎ)」しかありません。 そして何よりも、心を癒し、トラウマから耐えられるようになるにも5年以上かかることも珍しくなく、'年単位'の長期的なアプローチが必要です。 そして「診断」がついたからと言ってあきらめたり絶望したりする必要はありません。あくまで、「診断
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愛着障がいとは?

 そもそも「愛着障がい」は幼少期の愛着形成が何かしらの理由で上手くいかず、大人になると自己肯定感などが低くなりやすく、コミュニケーションがとりずらい(コミュ障)や日常生活、心身の健康などに大きな影響を及ぼす可能性もあります。 大きく分けて「反応性アタッチメント障がい(反応性愛着障がい)」と「脱抑制型退陣交流愛着障がい」があります。 残念ながらこちらも脳みそ関係(メンヘラ)ですので、実際のところ'原因不明'です。 ですが、原因として考えられる可能性に「毒親」が関わっているはずです。・虐待があった・頻繁に親や養育者の交代があった(離再婚を繰り返すなど)・ネグレクト(育児放棄)・過干渉(子どもの自主自律を妨げ、支配する)・幸せの横取り、人格否定(「あなたは○○(いやな親族など)とそっくり」など)・きょうだい比較、子ども比較(子どもの'比較ぐせ'や恨みなどにつながります)・親自身がメンヘラ(精神系の病気)(特に、「新型うつ病」や「躁うつ病」、「境界型人格障がい」、「解離性障がい(多重人格)」「カサンドラ症候群」は周りの環境や自身の気分体調、対人関係に振り回されやすいです)(そして残念ですが、「カサンドラ症候群」はお医者さんたちが認めた「正式な病気」ではありません) 厄介なのが、気質特性が'発達障がい'、'HSC(HSP)スペクトラム(繊細っ子)(繊細さん)'と非常に類似しているため、医療関係者や心理学の専門家は特に慎重に診断、告知しないといけません。 そしてさらに厄介なのが、「発達障がい+愛着障がい」、「HSPスペクトラム(繊細さん)+愛着障がい」などの「併存当事者」も少なからず存在す
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「なぜ嘘をつくのか?」 3

 それでは、そもそも「嘘」とは何でしょうか? 「嘘」には大きく分けて、4つに分類されるそうです。【自分も相手も傷つけない嘘】 主に、「物語(フィクション)」と分かって楽しめる嘘です。それ以外にも、相手や周りの人を思っての「見て見ぬふりの嘘」もこれに当たります。 他愛のない噓ですので、お互いプラスとなる嘘です。【相手のための自己犠牲の嘘】 主に「相手をかばうための嘘」がこれに当たります。友達(恋人)をかばうために「自分がやった」という嘘や虐待、DVを受けていても家族をかばうため「自分はやられていない」と言う嘘、周りを心配させまいと「学校でいじめられていない」と言う嘘もこれに当たります。 特に、HSPスペクトラム(繊細さん)、発達障がい(ASD)(併存当事者含む)や精神系被害者にこの傾向が強く、嘘が積りに積もると'うつ'や'依存症(共依存)'などのメンヘラ(精神病)へ発展しやすいです。 最悪、精神科などの医療機関や児童心理治療施設などの専門機関に頼るしかありません。【相手も自分も傷つける嘘】 自暴自棄となったときにつく嘘です。本当は「大好き」なのに、家族に「大嫌い」という嘘です。これには「自己嫌悪」や「後悔」を伴います。 境界性人格障がいや解離性障がい(多重人格)に多い傾向だそうです。 本心とは真逆なことが多く、お互いマイナスとなる嘘です。 ひどい場合は、精神科の医療機関などでの長期入院も覚悟しないといけません。【相手を傷つけて、自分を守る嘘】 自分の利益や保身のため、相手を陥れる嘘です。 多くが「私ではなくて、○○さんがこうしたからミスをした」という自分の過失(失敗)を相手の責任
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一番病とは?

 いつもご覧いただきありがとうございます。 今回は「一番病」についてお話します。 当たり前ですが、人間も'生き物'である以上「勝負」は避けられません。 当たり前ですが、「人生は勝負」の繰り返しです。 「勝負(競争)」の感覚が身につくのは平均で4歳ごろだそうです。(ただし、個人差が大きいので早い子は3歳ぐらいから身につくそうです) ここで問題視されているのが、「一番病」です。 「病」とついているので、何かの病気か障がいかと気になるところですが、残念ですがこちらもあくまで「病気でも障がいでもない」'単なる気質特性'として片づけられることが多いのが現実です。(本当に、お医者さんはメンヘラ(精神系)に関しては投げ出したいのでしょうか?) 結局、今現在は「一番病」についてもカウンセラーさんにお願いするしかないようです。 さて、この「一番病」。その多くはやはり「育ての問題」だそうです。 特に「毒親」、「毒一族」家庭の場合、「1番以外は負け」という'認知のゆがみ'が大きく絡むそうです。 そして、発達障がいのある子、人、HSPスペクトラム(HSCスペクトラム)(繊細さん)(繊細っ子)は「白黒思考(0か100か思考)」のような極端な思考パターンに陥りやすく、「一番病」になりやすいです。【一番病の特徴】・勝ちにこだわりすぎる(「勝つ=安心」)・負けそうになると勝負を放棄する(やがて「勝負嫌い」になる)・負けたら大騒ぎを起こして周りに当たり散らす このような「1番にこだわる態度や行動」のことです。 大切なのは、「勝った場合、結果と過程(プロセス)の両方をほめる」ことです。そして「負けた場合、過程(プ
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こだわりとは?

 今回は「こだわり」についてお話します。 まずはじめに、こだわりは大なり小なり'誰でも'起こりうるものです。 多くは2歳ごろから発生しやすいですが、成長過程やそれこそ'親ガチャ'のような育った周りの環境によって変わったり、なくなることもあります。 こだわりの多くは、「Aではなく、B!」という'2つ以上の物事の違い'を理解できるようになった証拠です。 そして、'ある物事に対する強い興味関心'があり、「自分でやりたい!」という'自立に向けたたくましさ'の表現です。 こだわりがあるからこそ、「自分が考えていることや思っていることを納得するまで追求する気持ち」へと成長できます。 私のような併存当事者も含め、発達障がいのある人や繊細さん(HSPスペクトラム)が「個人事業(自営業)」や「フリーランス」、「研究職(博士号を目標)」が向いているのもこの部分が非常に強く出ているからかもしれません。(お国は発達障がいや繊細さんのための研究(心理学・脳科学研究)を後押ししてください!! お国を挙げての研究しかありません!!!! 頼みます!!!!) 納得するまでやりきる満足感を得る喜びによって、「新しい知識などを獲得しようとする探求心」や周りの人たちに自分の気持ちを尊重してもらえたと感じることで「情緒が安定し、自分の気持ちと様々な場面で折り合いをつける共感性」へとつながります。 ただし、そのこだわりが「命の危険」を伴うものや「社会上のルール(法律)やマナー」に触れるものは「気持ちはわかるけれど、ダメなものはダメ!!」と折り合いをつける必要もあります。 それが尋常でない場合は、やはり「何かしらの心理(情
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社会的参照行動とは?

  さて、心理学の専門用語で「社会的参照行動」はご存じでしょうか?  これは、赤ちゃんや子どもが「自分で判断できない状況にある時に、他者(大人)の表情や声などを手がかりに自分の行動を決めること」です。 その子どもたちの典型的な台詞が「なんで?」「なぜ?」です。  つまり、「なんで?」「なぜ?」は「あなた(他者)の考えを知りたい」「あなたの考えを理解したい」という好奇心欲です。 そして、その台詞やそのやりとりを通して、「(周りに確認してから行動した方が)安全かつ確実な行動をすることができる」「確認したことで失敗をしなくて済む」ことを子どもたちは学んでいます。 しかし、これを満たすにも「愛着」などいくつもの課題をクリアしないといけません。【情緒的信頼感】 「愛着」がこれに当たります。ここが上手くいかないと、「愛着障がい」として自己肯定感などが低いまま大人になってしまいます。 しかも、「愛着障がい」の特性は発達障がいやHSPスペクトラム(繊細さん)と被ることも多く、専門家でさえ判断は難しいのが現実です。【刺激に対して直接行動する前に評価する能力】 「抑制」がこれに当たります。「自己コントロール」とも言います。その台詞が「ちょっと待った!!」です。しかし、発達障害のある子、人やHSS型HSPの繊細っ子や繊細さんは元から備わっていないことが多いようです。そのため、「案ずるよりも生むが易し」のような「直接行動」が一番に働きやすいです。【表情が意味する評価の理解】 「察し」がこれに当たります。こちらは、発達障がいとHSPスペクトラム(繊細さん)で分かれます。発達障がいはこれが苦手な場合が多い
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福祉VS商売

 いつもご覧いただきましてありがとうございます。(*^ ^*) 今回は'根本'として「福祉と商売、一体何が違うのか?」をお話します。 ※あくまでも、私自身の「解釈」ですのであしからずに。( ̄▽ ̄;) '商売'は'ビジネス'と置き換えてもよいです。【福祉】・事業主はお国や各地(民間の場合もありますが、法律上(児童福祉法や障害者総合支援法)お国や各地の実情やルールに従わなくてはいけません)・対象が限定的(「児童福祉法」→未成年の子ども、「障害者総合支援法」→自他ともに障がい者として認められた人)・(地域によっては)サービスも限定的(各地の'予算'次第です)・利害関係はほぼなし(というよりも、事業主がお国や各地である以上、基本的には私たちが納める「税金」が財源)・専門性が高い(最低でも業界資格、できれば国家資格は必要)・慈善活動(ボランティア)もあります 欧米の場合はもっと福祉に対しては幅広いですが、日本は法律上「守備範囲」はかなり狭いです。【商売】・事業主は基本的に民間ですが、最近は個人(商売に関する法律「商法」や税金に関する法律「税法」などがありますが、その範囲内であれば'ほぼ自由')・対象が一般的(もちろん対象を'絞った'ものもありますが、ほとんど事業主次第)・利害関係がある(資本主義社会である以上、'売買'という形で利害関係が発生します)・専門性は低い(このココナラでも高校生から始められます)・慈善活動(ボランティア)ではありません 商売には必ず「善悪」が存在します。詐欺は商売としてはすごい仕組みですが、倫理道徳上「絶対悪」です。【共通点】・最終的には「人間」が対象、判断(A
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田舎コンプレックス(いなコン)とは? 5

 引き続き「田舎コンプレックス(いなコン)」についてお話します。 特に最近、母や周りの一言がかなり引っかかりますので取り上げることにしました。 それは、「苦しいことや困難は乗り越えなきゃだめよ。でなきゃ、どこでも通用しない」というものです。 本人たちに悪気がないことは十二分承知です。しかし、本当にそうなのでしょうか? 残念ながら、私は学卒後ずっと'実家の田舎暮らし'のため都内をはじめ「他地域」の情報や文化、最近の傾向に関しても全く無知です。(^-^; そのため、最新情報などの「よい刺激」は8割以上インターネットやSNS、一部のテレビ番組でしか仕入先がありません。 しかし、ふたを開けてみると(Youtubeで見聞きすると)「苦しいことや困難は乗り越えなきゃだめよ。でなきゃ、どこでも通用しない」はもうそれこそ'高度経済成長期'や'バブル期'の華やかだった時代ではあり得たかもしれませんが、今現在はもうそうではありませんよね? それこそ、'集落根性'など'その地域'ではあり得ることですが、都内など大勢の人々が行き交うところではおそらくあり得ないと思います。 当たり前ですが、「人間お一人お一人は全く違います」。(まれに'天然のクローン'-「一卵性の双子」の場合はほぼ'同じ'ですが、あくまでまれなケースです) そしてこれも当たり前ですが「ところ変われば、様変わる」ではありませんが、「周りの環境」次第で人間関係もがらりと変わります。 当然、規模が小さなところはいわゆる「アットホーム」のような'近い人間関係'が構築されやすいですが、規模が大きくなるにつれて疎遠になりやすい'遠い人間関係'が構築
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マズローの欲求

 いつもご覧いただきましてありがとうございます。(*^ ^*) 今回は、改めて(?)「マズローの欲求」についてお話します。 心理学の「基本中の基本」の'欲求'ですが、実はこれは「ゲームのように1つずつクリア」する必要があります。(どれかを'飛ばす'ことは難しいですが、特に現代社会では'飛ばす'傾向が多いです)【生理欲求】「お腹がすいた」「眠い」「トイレに行きたい」「のどが渇いた」「(赤ちゃんの場合)おむつが汚れた」など「生命維持」のための欲求です。'我慢'などが到底無理な欲求です。【安全欲求】「雨風しのぎたい」「お金が足りない」「地震が怖い」「暴力が怖い」「感染症が怖い」など「身辺の安全保障」や「財産保障」のための欲求です。 「絶対的貧困」のお国ではこれらでさえも満たされない傾向があります。しかし、「相対的貧困」のお国である日本でさえ満たされない傾向にあります。【所属欲求(愛着欲求)】「愛されたい」「家族を守りたい」「仲間になりたい」「(この職場で)働きたい」「この地域の一員になりたい」など人間はもともと「社会動物」ですので、'群れ(組織)'が必要ですが、必ずしもそうでなくても何かしらの「つながり」のための欲求です。 残念ですが、私もそうですが発達障がいやHSPスペクトラム(繊細さん)当事者の多くはこの欲求が満たされず不十分な家庭環境の結果、「生きづらさ」につながってしまいました。「生まれつきの気質特性」だけに'遺伝'ではないかというもの私の仮説ですが、どうでしょうか? 「引きこもりは遺伝しますか?」(-ω-;)ウーン ちなみに、慣用句(?)の「衣食住足りて、礼節を知る」は「生
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田舎コンプレックス(いなコン)とは? 4

 皆さんいつもご覧になりましてありがとうございます。(*^ ^*) 引き続き、「田舎コンプレックス(いなコン)」についてお話します。 さて、最近は外国人旅行者向けの格安宿として、「カプセルホテル」や「ユースホステル」というのがあります。 もちろん日本人でも宿泊は大丈夫です。 というよりも、私たちAYA世代(若者層)は「親ガチャ」などが示す通り、物心つく前から格差に慣れた影響なのか、こうした格安宿が重宝されています。 特に都市部のビジネスホテルでさえ、今現在は「高嶺の花」になりました。 Youtubeでも「カプセルホテル」を紹介した映像が数多く存在しますが、その多くがやはり都内などの大都市圏に集中しています。 私の地元には、地図検索しましたがそのような格安宿はほぼありません。田舎ですから…(^-^; 特に「カプセルホテル」は法律などの定義上、「簡易宿泊施設」となっていますのでいわゆる「お部屋の鍵(ルームキー)」はありません。 さらに、「カプセルホテル」の個室は本当に「寝るだけ」の空間ですので、手足を伸ばすストレッチも不向きです。 そして、壁も薄いため「感覚過敏」のある発達障がいのある人やHSPスペクトラム(繊細さん)には「聴覚過敏」のため睡眠不足になりやすいです。 「ユースホステル」は定義上、「公共宿泊施設」として扱われるため、こちらもお手頃な値段で宿泊できますが、やはりこちらも都内などの大都市圏に集中しています。 かつては田舎にも「ユースホステル」はそれなりにありましたが、最近の少子化や過疎化、感染症の不安から客足が遠のぎ、廃業したところが増えました。(ユースホステルを運営する
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週休3日制

 ここ最近の感染症の不安から「働き方改革」が進んできました。 しかし、海外の実例や最近の研究にて「週休3日制」が反って仕事の資質向上や売り上げ上昇につながることが分かりました。 日本では、一部の大手企業が任意で認めていることが多いですが、しかしそれでは日本の働き方改革につながらないと思います。 私個人としては「(お国レベルで)週休3日制を義務付け」がふさわしいと思います。 日本には「産業カレンダー」というものが存在しますが、「完全週休2日制」を導入しているところはここ最近はわずかです。 ほとんどが、「週休2日制(シフト制)」か場合によっては「週休1日制」というところもざらです。 最近は、接客などの第三次産業やココナラなどで個人で働く人も多く、いわゆる「二刀流」が主流になりつつあります。 「二刀流」の大普及の根本原因がやはり、「長引きすぎた不況」や「親ガチャ」などに見られる「格差の常態化」ではないかと思います。 そして、「働き方改革」の大元は簡単です。 「厳格な時間管理」、「残業の常態化」、「休日出勤の常態化」、「常に求められる集団生活・団体行動」、「長く働けば報われるという根拠のない労働神話」など… そして、それらに巻き込みやすかったり、あるいはまったくついてこれなくなったのが、発達障がいやHSPスペクトラム(繊細さん)の当事者たちです。 何より「発達障がい+HSPスペクトラム(繊細さん)」の併存当事者である私自身も'休み下手'なほどついてはこれません。 私たち当事者の多くは、「ド」がつくほどまじめです。 これは長所にもなりますが、一方で「手抜きそのものに罪悪感」を感じやすかっ
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障がい者向けグループホームとシェアハウス 2

 いつもご覧いただきましてありがとうございます。m(_ _)m 引き続き「障がい者向けグループホームとシェアハウス」についてお話します。 「ちょっと待って!! 発達障がいがあったり、繊細さんであっても一般のアパートやマンションに住めないの?」なんて思った人もいると思います。 結論から言いますと、「できる人はできます」、しかし全員ではありません。 「できる人」の多くはやはり、「親ガチャ」「土地ガチャ」で「SSR(超スペシャルレア:超絶金持ちくじ)」を引いた超幸運の持ち主です。 日常生活を個人などで維持するにもそれなりの'費用'がかかります。そして何よりも、日本は「皆保険制度」のため保険料として納税も必要だからです。 何の問題なく日常生活を営むには、1人平均でだいたい月20万円以上の手取りが必要です。(最近は感染症の不安から、もっと高い手取りでないと日常生活を維持するのは難しいでしょう) しかし、私のような「発達障がい+HSPスペクトラム(繊細さん)」の併存当事者をはじめ、当事者やその家族の多くが「高い散財率」となっていることが多いです。 理由は簡単です。「外(社会)で過ごすと、何かしらのストレスを確実に受けるから」、「そのストレスを短期ストレスのうちに発散できることの多くが、お金が絡むことだから」です。(私も少なからずそうですが、ココナラなどを始めてからは多少ましになりつつあります) わかりやすいのが「買い物」です。 「買い物依存症」が問題視されていますが、元をたどると「(買い物のみでしか)短期ストレスを発散できない」、「高い散財率が気になるところですが、それ自体がストレスとなり
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障がい者向けグループホームとシェアハウス

 今回は私が特に切望する「共同生活支援」についてお話します。 主に、公共の窓口などで紹介される「障がい者向けグループホーム」と「(完全民間の)シェアハウス」があります。【障がい者向けグループホーム】・「障害者総合支援法」という法律に基づいた「共同生活支援」事業・(法律に基づいた事業のため)公共の窓口など自他ともに「障がい者」と認められた人たちしか入居、生活できない。(病気でも障がいでもない人たちはお断り)・事業は各地の事情によっていろいろ・原則、'毎日出勤'などといった「外での日中活動」を履行しないと入居、生活できない。(在宅ワークや内職は認められていない)・原則、入居者同士など限られた場合の外出機会しかない。・(医師の診断書などが必要だが)同棲生活も可能・(医師の診断書や公共の窓口からの書類が必要だが)親子(ひとり親世帯)が入居、生活が可能(ですが、上記2つについてはかなりまれなケースです)【(完全民間の)シェアハウス】・原則、入居者同士でルール決めなどを行うためほぼ自由。(または、主さんのポリシーで決めていることが多いので、マッチングできるかどうかが鍵) 私個人としては、後者が断然促してほしいものです。 何度も繰り返しになりますが、HSPスペクトラム(繊細さん)は「病気でも障がいでもありません」。 前者のグループホームはあくまで、「障がい者」と公共の窓口などから認められた人たちしか入居できません。 そして、原則「外での日中活動」の履行が義務付け(?)られたグループホームでは在宅ワークや内職が認められていません。 同棲生活やひとり親世帯の親子(どちらかが障がいがあるかどちらも
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田舎コンプレックス(いなコン)とは? 3

 引き続き「田舎コンプレックス(いなコン)」についてお話します。 「田舎は本当に面倒くさい…」、「田舎はつらい…」など。「田舎コンプレックス(いなコン)」とは大なり小なりこのような感情、感覚のことを指します。 よろしければ、ぜひとも拡散をお願いします。m(_ _)m あわよくば、この言葉が流行語になってほしいものです。 そして私もそうですが、特にここ最近の感染症の不安やサイコパス(反社会性人格障がい者)による事件、争いの絶えない世の中においてより強く感じた人もいるのではないでしょうか? 再び私の「やらかしネタ」を中心にお話しますので、人によっては「自虐ネタ」に感じるかもしれません。(^-^; 私が強く「田舎コンプレックス(いなコン)」を感じるのが、やはり通販の時です。 最近の感染症の不安からネットなどの通販需要は右肩上がりになりました。 しかし、「田舎コンプレックス(いなコン)」を抱える私たち若者の多くは配送手数料などの追加料金に頭を悩ませたり、実家の田舎暮らしで親子関係が良好でない場合、親などによる買い物の内容に口答えや過干渉も詰む原因なのかもしれません。 特に、集落地域は「顔が濃い」つながりで、あっという間に情報が伝わることがあります。 それが、メリットに感じる人もいますが、やはりマイナスに感じる人が多いと思います。  私が「発達障がい+HSPスペクトラム(繊細さん)」という併存当事者である以上、しかしHSPスペクトラム(繊細さん)そのものは病気でも障がいでもなく、かつ令和時代になってようやく登場した概念だけあってまだ田舎には'正しい理解'が広まってはいません。 両者とも母
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発達障がいとは? HSPスペクトラムとは? 7

 引き続き、発達障がいとHSPスペクトラム(繊細さん)についてお話します。 さて、私の母の口ぐせが「それは思い込みでしょう?」という一言。 かつて受けたカウンセリングでも同じような一言がありましたので、考えたいと思います。 繰り返しになりますが、両者とも「生まれ持った脳みそによる気質特性」です。 しかし、そうであるがゆえに、この「それは思い込みでしょう?」が引っかかるところでもあります。 特に、HSPスペクトラム(繊細さん)は「病気でも障がいでもありません」。それがこの一言で思い詰めてしまう人もいると思います。 私自身の気質特性も人から見れば、もしかすると「思い込み」という可能性もあり得ます。 しかし、脳みそのことで、かつ「根本原因」が不明である以上、そう思う人もいるのは私個人としては孤立感、疎外感でしかありません。 だからこそ、前回でもお話した通り「医療関係者、研究関係者の皆さんはより脳みそ研究、心の研究を加速化し、両者の『根本原因』を突き止めるまで、そして効果的な支援の在り方、接し方まで示してほしい」のです。 特に、HSPスペクトラム(繊細さん)は「病気でも障がいでもない」ため、気質特性を治す必要はないと思います。 しかし、この一言は場合によっては「(私たち当事者の存在を)否定する」、「この気質特性を否定する」ことにつながりかねません。 ココナラの同業者の皆さんはどう思いますか? 本当に全ての気質特性から来る行動は本人の「思い込み」なのでしょうか? 研究が全く進んでいない以上、おそらく答えは出ないと思います。皆さんの「仮説」や「考察」にゆだねるしかないと思います。 そして、
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発達障がいとは? HSPスペクトラムとは? 6

 引き続き、発達障がいとHSPスペクトラム(繊細さん)についてお話します。 今回は、両者の「共通点」と「違い」についてみていきたいと思います。(前にも説明したこともあるようですので、内容が被ると思います)【共通点】①生まれつきの気質特性であること②良くも悪くも周りの環境の影響を大きく受けること③成長過程によって気質特性が変化しやすいこと④16テストの「N(Intuituve)(外からの刺激に対して主観視)」の特徴が強いこと(「全て自分事」としてとらえやすいこと)⑤16テストの「I(Introverted)(内向き志向)」の特徴が強いこと(基本的に「一人」「ソロ活」が落ち着くことが多いこと)⑥同時進行、同時処理(マルチタスク)が苦手なこと⑦(脳みそに関することなので)根本的な原因は不明なこと⑧外からの刺激に非常に敏感(感覚過敏)であること⑨気質特性が人それぞれ千差万別で、スペクトラム(あいまいな連続性)であること【違い】①「発達障がい」→WHOなどの国際機関が認めた「障がい(疾患)」。「HSPスペクトラム(繊細さん)」→「病気でも障がいでもない」あくまで「気質特性」。 発達障がいはきちんと医療機関などで検査し、診断などを受けた上で初めて自他ともに「障がい」と認められます。(そのため、「ファッション(自称)発達障がい」は認めらません) HSPスペクトラム(繊細さん)は残念です(?)が、「病気でも障がいでもない」ため「ファッション(自称)繊細さん」と名乗ることが増える恐れがあります。(「ファッション(自称)繊細さん」を名乗った人の中には、'別の何か'が潜んでいる可能性もあります)②「
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発達障がいとは? 5

 引き続き発達障がいについて、お話します。 冬クールの連続深夜ドラマ『リエゾン~こどものこころの診療所~』はもうご覧になりましたか? 原作は講談社『モーニング』で連載中の竹村優作さん、ヨンチャンさんによる漫画です。 都内の郊外(多摩地域)の森林にある小さな診療所、「さやまこどもクリニック」(児童精神科、精神科、心療内科)を舞台としたハートフルメディカル物語です。 主人公の佐山卓(さやまたく)は自分自身もASD(自閉スペクトラム症)の当事者でありながら、児童精神科の専門医として亡くなられたおばのりえ先生の診療所の跡継ぎになりました。(りえ先生の当時は「りえこども診療所」(内科、小児科)) ある日、大学病院からこの診療所へ研修医としてやってきた、遠野志保(とおのしほ)先生はこの診療所でADHD(注意欠如・多動症)の診断を受けました。 そして、お互い当事者兼精神科医という立場だからこそ、多くの親子と向き合うことになります。 ドラマでは、いよいよリハビリ担当(言語聴覚士)の堀凛(ほりりん)さんが登場し、よりにぎやかになると思います。 個人的な感想ですが、内容は素晴らしいものです。特に、こういう「家庭もの」「親子もの」は主に'子ども'が主人公などといった中心登場になりがちです。しかし、それをバックアップする'親'のエピソードや目線も同時に描けているところが大変素晴らしく、他の物語でも活かしてほしいです。 まだの方は配信版もありますし、原作漫画も書店などで販売中ですので、ぜひお手にとってみてください。 ただし、リアルタイム放送が深夜11時15分と、時間帯が万人向けでないのが残念です。(最近
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HSPスペクトラムとは? 5

 改めてですが、「HSPスペクトラム(繊細さん)」についてお話します。 繰り返しになりますが、「HSPスペクトラム(繊細さん)」はあくまで「生まれつきの気質特性」で、「病気でも障がいでもありません」。 それでも、多数派の非繊細さん(NonHSPまたはNonHSS)にとっては気質特性から来る反応や行動が特異に感じたり、あるいは当事者(私もそうですが)のコミュニケーション能力の低さ、自己肯定感の低さからくる高ストレスが'雪だるま状態'にまで大きくなってしまい、最悪うつ病やメンヘラなどの病的な状態、そして自死などの「命に関わる」ほどの重大な問題にまでなってしまいます。 「病気でも障がいでもない」ことから精神科などの医療機関の単独診断や、公共の窓口などの福祉支援の対象外です。 繰り返しになりますが私個人として、「こういう人たちもいる」ことをお国がまず正式に認め、「こういう人たちもいる」こと前提とした福祉支援の開発、普及、社会を願わずにはいられません。 さて、なぜ私が日本語に訳すと全て「繊細さん」と呼ばれるこういう人たちを「HSPスペクトラム」という単語をわざわざ作りましたかと言いますと、それはずばり「スペクトラム」は日本語に訳すと「あいまいな連続性」という意味だからです。 これまで、発達障がいについて少しお話しましたが、その中の「ASD(自閉スペクトラム症)」は最近の研究で、「自閉症(知的障がいを伴うもの)~アスペルガー症候群(知的障がいを伴わないもの)など、またASDそのものにも様々な'型'が存在すること」、「その気質特性も千差万別なところがあまりにも多いこと」などが分かっています。
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「なぜ嘘をつくのか?」2

 引き続き、「嘘」についてお話します。 ここからは再び「私のやらかしネタ」を中心にお話しますので、人によっては「自虐ネタ」と思うかもしれません。( ̄▽ ̄;) うちは、私が「貧乏コンプレックス」で詰むほどの筋金入りの貧乏一家です。しかし、それでも「社会で困らないように」という親心なのか、筋金入りの「スパルタ教育」で育ちました。 幼い頃、母が今でいう「カサンドラ症候群」、育児ノイローゼで私たち兄弟を育児放棄した反動行動でしょうか? 小学生以降はかなりの「詰め込み」が未成年時代ずっと続きました。ましてその当時(平成時代初期)は、「HSPスペクトラム(繊細さん)」はおろか「発達障がい」という単語も概念さえもありませんでした。 もし、それこそ昭和時代(最低でも戦直後)からこれらの脳みそ関連の概念がすでに定着していたら、もしかしたら昔から少しましな生活環境、教育環境になっていたかもしれません。今よりも悲惨が事件が少なくなったかなと思います。 私は、幼い頃からことあるごとに「嘘」をついてきましたが、何しろ「発達障がい+HSPスペクトラム(繊細さん)」の併存当事者である以上は、子どものころから「嘘つくのは下手くそ」でした。 前にも書きましたが、16テストの「N(Intuitive)((外からの刺激に対して)主観視)」の特性は発達障がいのある子、人、HSP(HSC)スペクトラム(繊細さん)(繊細っ子)の人たちに多くみられるようです。「全て自分事」としてとらえてしまうため、嘘つくにもどこか'無理やり'感が出てしまい、それに対して「申し訳ない」気持ちで溢れてしまうことがあるのかもしれません。 結局、
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発達障がいとは? HSPスペクトラムとは? 4

 前回に引き続き、発達障がいとHSPスペクトラムについてお話します。 こちらでも引き続き、私の「やらかしネタ」を中心にお話しますので、人によっては「自虐ネタ」と捉えるかもしれません。( ̄▽ ̄;) さて、学卒後の私は実家へUターンしたものの、2008年以降のリーマンショックなどの影響から引きこもりをしていました。留学するという夢を断念するしかありませんでしたので、当然なのかもしれません。 母親の勧めで、地元の大学病院(車でも列車でも約1時間以上の県都にあります)で「ASD(自閉スペクトラム症)(旧アスペルガー症候群)」の診断を受けました。 その後、職業訓練を経て、地元のレンタル店でパートとして働きましたが、先輩によるパワハラや不規則シフト勤務、上司の異動交代など複合的なストレスなどで心身ともに崩し、やむ得ず退職しました。 後々になって、Youtubeなどで勉強するにつれて、「やはり接客業は間違いだった…向いていなかった…」と気づくことができました。 ただ、私の家は私が「貧乏コンプレックス」に詰むほど父の離転職やそれに伴う経済苦が長期化したことで「働く」しか選択肢がありませんでした。 しかし、母としてはたとえ貧しくても早い年代のうちに上級校へ進学させたい思惑があったそうです。それに乗っかった私たち兄弟もまだ未熟なところもあったのかもしれません。 その後、地元の障がい者福祉サービス(就労継続支援B型事業所)を転々として、ようやく就労移行支援事業所での訓練にたどり着きました。 就労継続支援B型事業所に在籍中も人間関係などで苦しみ、「薬物療法」(当時は漢方薬の「抑肝散(よくかんさん)」の
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発達障がいとは? HSPスペクトラムとは? 3

 前回に引き続き、発達障がいとHSPスペクトラム(繊細さん)についてお話します。 さて、「ファッション発達障がい」という言葉をご存じでしょうか? 「なんかおしゃれな感じだな…」何て思った人もいると思います。 実はこれ、「(未診断の人たちやあまり発達障がいに詳しくない人たちによる)'自称'発達障がい」と呼ばれている単語です。 ここ最近の世相から、特に日本あるあるだと思います。それにつきましては、前回お話ししましたので省略させていただきます。 しかし、発達障がいそのものはWHO(世界保健機関)などが定めた「DSM-5」や「WAIS-Ⅲ」などの明白な精神・心理系診断基準をもとに医療現場の人たちによって診断がつくことで、初めて自他ともに認められたものになります。 しかし、日本の、とりわけ田舎の「集落根性」に伴う「同調圧力」などによってこうした気質特性のある人たちを何が何でも「発達障がい」、「知的障がい」と思い込んでしまっているのも事実です。(現に、私も何でもかんでも「発達障がい」と無理やり当てはめていた時期もありました。浅はかでした) 特に、私の母が(障がい者対象の)訪問ヘルパーを長く経験されたことや、ずっと実家の田舎暮らしということもありまして、そうした「保守的な環境による(無意識の)刷り込み、思い込み」があるのが悔しい限りです。 そして、最近になって注目された「HSPスペクトラム(繊細さん)」ですが、前回お話しました通り、こちらはあくまで「生まれ持った気質特性(性格の材料)」で、「病気でも障がいでもありません」。 それでも、多数派の非繊細さんとは感覚やそれに伴う反応行動など特異な点
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HSPスペクトラムとは? 2

 前回に引き続き、HSPスペクトラム(繊細さん)についてお話します。 ここでも私の「やらかしネタ」などを中心にお話しますので、人によっては「自虐ネタ」ととらえてしますかもしれません。( ̄▽ ̄;) 一部、「発達障がいとは? 2」と被るとこともありますが、ご了承ください。 さて、前にもお話ししましたが、うちはいわゆる「機能不全家族」でスタート、その後未診断ですが「ASD(自閉スペクトラム症)(旧アスペルガー症候群)の尊大型」の父の度重なる離転職やそれに伴う経済苦など、幾多の試練がありました。 また、両親は共働きで多忙極まりない中、私たち兄弟を何とか短大・大学などの上級校への進学できるよう、そして卒業できるよう工面しました。 しかし、わたしは中高時代は「違和感」を感じていました。 同世代のとりわけ同性同士の会話が全くできませんでした。そのため、趣味が「読書」、図書館通いも日常茶飯事でした。現在もそうです。 その影響なのか、時たま空想にふけることが多々ありました。 しかも、全日制の普通校でしたので、毎日通わなくてはいけませんでした。田舎でしたので、「ずるい人」も多くいます。それが大変でした。他害もありました。 現代は「定時制」、「通信制」、「総合学科」の学校、「特別支援学校」も当たり前になりました。まだ無償化されていないことも多く残念です。 私の現役時代に「高校無償化」や「定時制」、「通信制」、「総合学科」、「特別支援学校」が当たり前になっていたら、きっと20代は違う人生になっていたと思います。 当たり前になったからこそ、「定時制」、「通信制」(「通信制サポート校」も含めて)、「特別支
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HSPスペクトラムとは?

 改めてですが、「#HSPスペクトラムとは何ぞや?」についてお話します。 こちらは、私が作った造語ですので、よかったら拡散をお願いします。 拡散を通して、こちらの単語が世間に広く浸透することを願って止みません。 日本語に訳すと全て「繊細さん」になります。 ここで、共通点と4つの分類点について挙げます。【共通点】・外からなどの刺激に非常に繊細で敏感です。・刺激を多く受けすぎると疲れてしまいます。・病気でも障がいでもありません。(ただし、疲労やストレスがたまりすぎると、うつ病やメンヘラ、自死など心や命にかかわります)・ほとんどは生まれつき(先天性)【4つの分類】・HSP(「繊細のみ」、内向き志向なので「ソロ活」がおすすめです)・HSS型HSP(「興奮+繊細」、その分、アイディアが豊富な一方で飽きやすいです)(発達障がいのADHD(注意欠如・多動症)と似た気質特性が現れます)・HSE(外向き志向の繊細さんなので、必然と「パリピ」扱いされやすいです)・HSS型HSE(「興奮+繊細」&外向き志向、普通の人(非繊細さん)と同じように扱われることが多いそうです)先ほど、共通点で、「生まれつき(先天性)」と挙げましたが、実はこちらも発達障がいと同じく、原因は今現在「不明」です。 前回も書きましたが、脳みその全容解明ができていないことと、こちらも気質特性が千差万別だからです。 さらに、私のような「発達障がい+HSPスペクトラム(繊細さん)」の「#併存当事者」もいらっしゃることから、こちらも「妊娠期・周産期などの母親の様子」、「育った家庭環境」などが複合してそうなったのではないか?と思いま
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