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引き続き「障がい者向けグループホームとシェアハウス」についてお話します。
「ちょっと待って!! 発達障がいがあったり、繊細さんであっても一般のアパートやマンションに住めないの?」なんて思った人もいると思います。
結論から言いますと、「できる人はできます」、しかし全員ではありません。
「できる人」の多くはやはり、「親ガチャ」「土地ガチャ」で「SSR(超スペシャルレア:超絶金持ちくじ)」を引いた超幸運の持ち主です。
日常生活を個人などで維持するにもそれなりの'費用'がかかります。そして何よりも、日本は「皆保険制度」のため保険料として納税も必要だからです。
何の問題なく日常生活を営むには、1人平均でだいたい月20万円以上の手取りが必要です。(最近は感染症の不安から、もっと高い手取りでないと日常生活を維持するのは難しいでしょう)
しかし、私のような「発達障がい+HSPスペクトラム(繊細さん)」の併存当事者をはじめ、当事者やその家族の多くが「高い散財率」となっていることが多いです。
理由は簡単です。「外(社会)で過ごすと、何かしらのストレスを確実に受けるから」、「そのストレスを短期ストレスのうちに発散できることの多くが、お金が絡むことだから」です。(私も少なからずそうですが、ココナラなどを始めてからは多少ましになりつつあります)
わかりやすいのが「買い物」です。
「買い物依存症」が問題視されていますが、元をたどると「(買い物のみでしか)短期ストレスを発散できない」、「高い散財率が気になるところですが、それ自体がストレスとなり、また買い物を繰り返してしまう」などがあります。
そして何よりも、両者とも「自己肯定感が極端に低い状態」で生まれ育ったことが多く、合併症や二次障がいとして「買い物依存症」などへ陥りやすいそうです。
そして、両者とも「同時処理(マルチタスク)」が苦手で、特にADHDとHSS型HSPの当事者たちは「詰めの甘さ(無計画)」が「高い散財率」へつながるそうです。(私も気を付けないとですが…これもストレスでしょう…)
節約を頑張ったとしても、もともと「自己肯定感が極端に低い状態」で生まれ育ったから「節約そのもの」が高ストレスとなり、挫折してしまいやすいです。( ̄▽ ̄;)
さらに、ご近所の人間関係など両者が向き合わなくてはいけない課題も一般アパートやマンションには必ずあります。何よりも、「感覚過敏の全て」に適応対応したお部屋が日本全国にあるかと言いますと、ないに等しいです。
だからこそ、生理欲求と安全欲求を完全に満たした状態で、かつ「感覚過敏の全て」に適応対応して、さらにお一人お一人の働き方やプライベートも確実に保証された'完全民間のシェアハウスによる共同生活支援'を商売か何かで実現へ向かうしかありません。