HSPスペクトラムとは? 5

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 改めてですが、「HSPスペクトラム(繊細さん)」についてお話します。

 繰り返しになりますが、「HSPスペクトラム(繊細さん)」はあくまで「生まれつきの気質特性」で、「病気でも障がいでもありません」。

 それでも、多数派の非繊細さん(NonHSPまたはNonHSS)にとっては気質特性から来る反応や行動が特異に感じたり、あるいは当事者(私もそうですが)のコミュニケーション能力の低さ、自己肯定感の低さからくる高ストレスが'雪だるま状態'にまで大きくなってしまい、最悪うつ病やメンヘラなどの病的な状態、そして自死などの「命に関わる」ほどの重大な問題にまでなってしまいます。

 「病気でも障がいでもない」ことから精神科などの医療機関の単独診断や、公共の窓口などの福祉支援の対象外です。

 繰り返しになりますが私個人として、「こういう人たちもいる」ことをお国がまず正式に認め、「こういう人たちもいる」こと前提とした福祉支援の開発、普及、社会を願わずにはいられません。

 さて、なぜ私が日本語に訳すと全て「繊細さん」と呼ばれるこういう人たちを「HSPスペクトラム」という単語をわざわざ作りましたかと言いますと、それはずばり「スペクトラム」は日本語に訳すと「あいまいな連続性」という意味だからです。

 これまで、発達障がいについて少しお話しましたが、その中の「ASD(自閉スペクトラム症)」は最近の研究で、「自閉症(知的障がいを伴うもの)~アスペルガー症候群(知的障がいを伴わないもの)など、またASDそのものにも様々な'型'が存在すること」、「その気質特性も千差万別なところがあまりにも多いこと」などが分かっています。そこから「あいまいな連続性」を表す「スペクトラム(spectrum)」を加えた「ASD(自閉スペクトラム症)」と統一されました。

 一方で、「繊細さん」は「病気でも障がいでもない」ため、当然明白な基準はありません。ですが、「その気質特性も千差万別なところがあまりにも多いこと」、「繊細さが中心のHSP~興奮も混ざるHSS型や外向き志向のHSEなど様々な'型'が存在すること」など単に「HSP」という単語では間に合わなさを感じた私だからこそ、「HSPスペクトラム」の単語を作ることにしました。

 実際、これのみならずものごとそのものが本来は「あいまいな連続性」で成り立っているものがほとんどではないでしょうか?

 「あいまいな連続性」は「グラデーション」と直してもよいと思います。

 残念ですが、まだ具体的な研究がないため不明点が多いのが事実です。そのため「病気でも障がいでもない」、今後は「ファッション繊細さん」のような'自称繊細さん'を名乗る人が増える可能性が高いのもやむを得ないかもしれません。
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