「なぜ嘘をつくのか?」2

記事
学び
 引き続き、「嘘」についてお話します。

 ここからは再び「私のやらかしネタ」を中心にお話しますので、人によっては「自虐ネタ」と思うかもしれません。( ̄▽ ̄;)

 うちは、私が「貧乏コンプレックス」で詰むほどの筋金入りの貧乏一家です。しかし、それでも「社会で困らないように」という親心なのか、筋金入りの「スパルタ教育」で育ちました。

 幼い頃、母が今でいう「カサンドラ症候群」、育児ノイローゼで私たち兄弟を育児放棄した反動行動でしょうか? 小学生以降はかなりの「詰め込み」が未成年時代ずっと続きました。ましてその当時(平成時代初期)は、「HSPスペクトラム(繊細さん)」はおろか「発達障がい」という単語も概念さえもありませんでした。

 もし、それこそ昭和時代(最低でも戦直後)からこれらの脳みそ関連の概念がすでに定着していたら、もしかしたら昔から少しましな生活環境、教育環境になっていたかもしれません。今よりも悲惨が事件が少なくなったかなと思います。

 私は、幼い頃からことあるごとに「嘘」をついてきましたが、何しろ「発達障がい+HSPスペクトラム(繊細さん)」の併存当事者である以上は、子どものころから「嘘つくのは下手くそ」でした。

 前にも書きましたが、16テストの「N(Intuitive)((外からの刺激に対して)主観視)」の特性は発達障がいのある子、人、HSP(HSC)スペクトラム(繊細さん)(繊細っ子)の人たちに多くみられるようです。「全て自分事」としてとらえてしまうため、嘘つくにもどこか'無理やり'感が出てしまい、それに対して「申し訳ない」気持ちで溢れてしまうことがあるのかもしれません。

 結局、沈黙(「…」)を維持するか、ごまかすにも体力や気力を大量に消費せざるを得ないため、1人の時はよくぐったりしてしまいます。(^-^;

 薬物療法(インチュニブ、漢方薬(抑肝散など))を始める前は、もうどうしようもないときは結局、他害か自傷といった「命に関わる」行動を繰り返していました。 
 今現在は、薬物療法で「その日その場をしのいで」何とか過ごしています。

 それでも、コンプレックスが絶えないようになりましたので、やはり多くのYoutuberさんがおすすめする「(どんなに貧乏でも)実家の田舎暮らし(家庭)から物理的に離れる」しかないのかなと思います。
 結局、発達障がいにしろ、HSPスペクトラム(繊細さん)にしろ、「価値観と相性のすり合わせの問題」になります。場合によっては、「はさみ」で人間関係、地縁などを断つのも必要なのかもしれません。
(それについてはまた次回お話します)


 薬物療法はあくまで、「その日その場をしのぐ」ためのもので、万能ではありません。
 コンプレックスが絶えないのも、主に「しのぎながら」自分に「嘘」をついて我慢しなくてはいけないことが多いのかもしれません。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す